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【路过】私は招财です

只看楼主收藏回复

跟糊糊保持队形,顺便签到


1楼2011-04-19 10:58回复
    招财~~~
    呃……MS最近要麻烦你翻译一篇薄的短篇……SSL圣诞篇的 这台电脑上没有 等换电脑了就发过来好么?
    感谢撒~~~


    IP属地:上海2楼2011-04-20 19:26
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      SSL啊,OK,尝试一下~~~~(怨念随想录的SSL还没有全部打出来)


      3楼2011-04-20 23:58
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        随想录无翻译我都看不懂TAT 太痛苦了的说……只能慢慢等YM的汉化了……
        今年7月份黎明录也要到PSP了说……为神马我没有PSP啊啊啊TAT5555555555555
        于是想请翻译的就是这篇 如果方便的话可以和那些特典神马的翻译一起发过来吗?麻烦招财了 真不好意思……
        jinxue326025928@126.com
        ————————————————————————————————————————
        薄樱鬼 SSL 圣诞节的宴会
        冷え込みがきつくなってきた、十二月二十四日。
        かじかむ指を擦り合わせながら、私は朝から校内を走り回っていた。
        今日はクリスマス?イブ。
        放课后にみんなでパーティーをするので、今はその准备に追われているのだ。
        だけど……例年と违って学园内はとっても静か。
        普段なら、いつも以上に赈わいを见せる时期なんだけど……。
        学园内には【クリスマス中止】、【クリスマス反対】などと书かれた纸が
        いたるところに贴られているし、すれ违う生徒达も、みんなどこか寂しそうにしている。
        どうしてこんなことになっているのかと言うと――。
        「やあ、千鹤。廊下を走るなんて行仪が悪いね」
        「あんたは朝から忙しそうだな」
        「薫、斎藤さん……!」
        风纪委员のお二人に声をかけられて、私は慌てて足を止めた。
        ……一番见つかってはいけない人达に呼び止められたせいで、思わず背筋が伸びてしまう。
        「そんなに急いで、どこへ行くのかな」
        「きょ、教室に戻ろうと思ってただけ……!」
        私は隠し事が得意じゃない。
        気にしないで欲しいと伝えて、すぐにこの场を去ろうとしたのだけれど……。
        「雪村。何か、无理をしてはいないか」
        「え?」
        「生徒达の士気が上がっていないようだからな。あんたも、何か気に病むことがあるのではないか」
        斎藤さんは、廊下を行き交う生徒たちを眺めながら言う。
        すると、隣にいる薫がじろりと斎藤さんを睨んだ。
        「斎藤」
        「……わかっている」
        「……?」
        お二人の会话の意味がよくわからなくて首を倾げると、斎藤さんは小さく首を横に振った。
        「すまぬ。……何でもない」
        「さて、行こうか斎藤。クリスマスなんかに浮かれてる生徒がいないか、
        しっかりと见回りをしないといけないからね」
        「ああ」
        「千鹤。……おまえも、失点ポイントが付かないように気をつけるんだよ。
        俺だって、かわいい妹にそんなもの付けたくないからね」
        「う、うん」
        忠告にこくこくと颔くと、薫は満足したように笑って去っていく。
        気遣わしげに私を见ていた斎藤さんも、その后に続いていった。
        【今年のクリスマスは、中止です】――今月の始め、风纪委员の皆さんはそう発表した。
        理由丅は、【行事に浮ついた心は、风纪の乱れを招く】からだそうだ。
        クリスマスパーティーなんてもってのほか、
        クリスマスの【ク】の字でも口にすれば即失点ポイントがつくという、とても厳しい规则だ。
        その発表には谁もが惊いたし、落胆もした。
        だけど、そんな规则は横暴だと、平助君や冲田先辈は猛反発。
        风纪委员の皆さんや先生方に见つからないように、
        内绪のクリスマスパーティーを开こうと计画したのだ。
        その计画には私も参加している。
        规则を破るなんていけないことだけど、平助君と冲田先辈に诱われたこともあるし
        


        IP属地:上海4楼2011-04-21 20:22
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          ……私も、できるならパーティーがしたい。
          风纪委员の皆さんや先生方に秘密なのは心苦しいけど……。
          「……って、いけない! まだ准备の途中なんだった……!」
          放课后までに、まだまだやらなければならないことがたくさんある。
          授业の合间を缝って准备しなくちゃいけないから、急がないと间に合わない。
          今だって、冲田先辈と平助君と作业を分担している。
          二人は今、会场の准备にあたっているはずだ。
          「薫たちは见回りを続けるって言ってたけど、见つかったりしてないかな……?」
          その顷、内绪のクリスマス?パーティーの会场では……。
          「ほら、井吹君。作业の速度が落ちてるよ。时间ないんだから急いでくれる?」
          「うるさいな! これだけ长时间やらされてれば速度も落ちるに决まってるだろ!」
          冲田に急かされながら、龙之介がせっせと、部屋の饰りを作っていた。
          细く切った折り纸を、轮っかに繋げていくという地味な作业だが、
          龙之介は早朝からこれを何时间もやらされており、集中力はとっくに切れてしまっていた。
          「こんな简単な作业もロクにできないなんて、本当に使えないなあ」
          「そう言うならあんたがやったらどうなんだ! 见てるだけで何もしてないじゃないか!」
          「おーい、総司ー。頼まれてた物持って来たぞー」
          騒がしい室内に、大きな箱を抱えた藤堂が会场へと入ってくる。
          そして龙之介の姿を目にし、ぱちくりと目を瞬いた。
          「って、あれ? 龙之介じゃん! 何やってんだよこんなとこで」
          「见りゃわかるだろ。冲田に无理やり手伝わされてるんだよ」
          「……龙之介、オレが诱ったときは、年末年始は忙しいから无理だって言ってたじゃん」
          藤堂が拗ねたように言うと、冲田は龙之介を见下ろして鼻で笑った。
          「仆も最初は断られたけどね。
          手伝ってくれたら、一日だけ千鹤ちゃんの手作り弁当を恵んであげるよって言ったの。
          井吹君のお昼ご饭は、いつも一番安いあんパンだって言うからさ」
          「ち、ちょっと待てよ! 千鹤の手作り弁当って何だよ!?」
          「あんパン以外のもんが食えるなら、别に谁が作ったもんでもいいんだけどな」
          「何だよそれもったいねえ!」
          「どういう意味だよ。俺が弁当食ったらいけないのか?」
          「だって、龙之介は千鹤のこと何とも思ってねえのに、そんな……!」
          「……?」
          うろたえる藤堂に、龙之介は首を倾げる。
          それを见た冲田は、ぱんぱん、と手を叩いた。
          「いいから、井吹君は作业に戻ってよ」
          「はあ……わかったよ、うるさいな」
          「ほら、平助も」
          「けど、総司――」
          さらに抗(度受)议しようとする藤堂に、冲田はそっと耳打ちする。
          「……大丈夫だよ。本当に、井吹君なんかに
          千鹤ちゃんのお弁当をあげるわけないじゃない。もったいない」
          「……そ、それはそれですげえひでえと思うんだけど……」
          色とりどりのおかずが并んだ弁当に思いを驰せながら、细々と作业を続ける龙之介。
          藤堂は同情するも、本当のことを言えないままだった……。
          授业と授业の合间に、私は少しずつ准备を进めていた。
          今朝作ったクッキーを、かわいい袋に分けてリボンで口を缚っていく。
          もちろん、风纪委员さん达が教室へ来ないか注意しながら、だ。
          「ふう……。结构大変な作业かも……」
          「そうか。ならばこいつらに手伝わせるとしよう」
          「えっ?」
          头上から闻こえた声に颜を上げると、そこには仁王立ちの风间さんがいた。
          


          IP属地:上海5楼2011-04-21 20:22
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            后ろには、天雾さんと不知火さんも立っている。
            「生徒会の皆さん……どうしたんですか?」
            「放课后の宴では、俺が主役となる。そのための准备とならば、
            天雾と不知火にもその作业を手伝わせると言っているのだ」
            「えっと……?」
            よくわからなくて天雾さんに视线を送ると、彼は淡々とした声で说明をしてくれた。
            「放课后、あなた方が风纪委员に隠れて宴を开くことは知っています。
            会长も宴には参加する予定ですので、准备を手伝いたいと……」
            「つーか俺らにやらせねえで自分で手伝えよな」
            「そ、そうなんですか……」
            「それだけではない。宴の会场も、料理も、すべて俺が手配した。
            存分に、俺に感谢するがいい」
            「金にもの言わせて、无理やり用意させたんだよな」
            「そ、そうだったんですか。ありがとうございます、皆さん」
            「……というわけだ、千鹤。当然、主役のこの俺に、贡ぎ物は用意してあるのだろうな?」
            「あ、それならみんなでプレゼント交换をしますから」
            「だから、何だ? 俺専用の贡ぎ物はないのかと闻いている」
            「えっと……プレゼント交换で我慢してください」
            「………………」
            「……そ、そんな颜されてもないんですってば……!」
            私がはたはたと手を振ると、风间さんは呆れたように息をついた。
            「天雾。生徒会の総力を挙げて、プレゼント交换で
            我が嫁のプレゼントが俺のところに回るよう手配しろ」
            「……わかりました。何とかしましょう」
            「な、何とかできるんですか……!?」
            惊く私の肩を、ぽん、と不知火さんが叩く。
            その目には、同情の色が宿っていた。
            「おまえも毎回こいつの相手してて大変だよなァ。顽张れよ、女鬼」
            生徒会の皆さんが协力してくださったのはありがたい。
            だけど、その后も风间さんが教室から出て行くことはなくて……
            クッキーの包装は全然进まなかったのだった……。
            昼休み。
            千鹤が尚も、放课后の准备に追われている顷。
            职员室では、原田と永仓が次の授业の准备をしながら雑谈を交わしていた。
            「はあ……」
            「何でけえため息ついてんだよ、新八」
            「今日この日にこれだけのため息ついてるなんて、理由は一つしかねえだろ」
            永仓はカレンダーを指さしながら、さらにため息をついた。
            「クリスマスが中止だなんてどうかしてるぜ……。
            今日は鶏肉食い放题の酒呑み放题の日のはずだってのによ!」
            「食い放题かどうかは置いといて、……まあ确かに、クリスマス中止ってのは横暴だよな。
            口にするだけで失点ポイントってのは、いくら何でも厳しすぎる」
            今月、失点ポイントをつけられてしまった生徒は、他の月よりもずっと多い。
            风纪委员も仕事が増えて慌しい様子で、活き活きとしているのは南云くらいだ。
            「期末テストも终わったばっかりだし、息抜きも必要だと思うんだがな」
            「だよなあ。ったく、土方さんは厳しすぎるぜ……」
            「おまえらが甘いだけだろ」
            突如割り込んだ锐い声に、永仓はぴんと背筋を伸ばした。
            二人の背后から现れたのは、眉间にしわを寄せた土方教头だった。
            「皆、浮かれすぎなんだよ。あいつらには厳しいくらいでちょうどいい」
            「けどよ、口にしただけで失点ポイントがつくなんてのはいくら何でもやりすぎだろ」
            原田が口を挟むと、土方はゆるく首を横に振った。
            「期末テストの成绩が、全体的に下がっただろ。
            


            IP属地:上海6楼2011-04-21 20:22
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              やることもきちんとやれてねえってのに、游ばせるわけにいかねえ」
              「そりゃそうかもしれねえが……」
              「たまたまだろ、たまたま! 次顽张りゃいいじゃねえか!」
              「新八。特に数学の成绩が悪かったんだが……こりゃどういうことだ?」
              「へ? あ、いや、それは……」
              「てめえもやることやってねえのに游ぶことばっか考えてんじゃねえ!
              风纪委员が顽张ってんのに、教师が浮かれてどうすんだ!」
              土方の怒鸣り声に、永仓がびくりと身をすくませる。
              永仓は助けを求めて视线をやるが、原田は肩をすくめただけだった。
              そのまま说教が始まり、教师としての自覚や、普段の生活态度の话にまで発展していく。
              昼休み终了のチャイムが鸣るまで、职员室から怒鸣り声がやむことはなかった。
              お昼休みになっても、校内は静かだった。
              イベント事がある日は、いや、普段の日だってもっと赈わっているはずなのに、
              生徒たちは风纪委员の目を恐れているせいか口数が少ないようだった。
              ……【ク】の字を言っただけで失点ポイントがつくせいで、うかつにお话もできない。
              小さく息をつきながら、保健室の前を通りかかったとき、不意に沈んだ声が闻こえてきた。
              「风纪委员の皆はよくやっているんだがなあ……」
              「元気を出してください、近藤先生」
              开いたままの扉の中を覗いてみると、近藤先生と、
              向かい合うように山南先生が座っているのが见えた。
              近藤先生は离れたところから见てもわかるくらい、寂しそうな表情をしている。
              「あの……どうかなさったんですか?」
              「ああ、雪村君。いや、今年はクリスマスが中止となってしまっただろう?
              俺も楽しみにしていたんだが……」
              「近藤先生は、生徒达に赠り物を配ると意気込んでいましたからね」
              「ああ……。だがトシに、全体的に成绩が落ちたと言われてしまったし、
              何より风纪委员の皆があれだけ热心に顽张ってくれているからなあ。
              无理にクリスマスをやるわけにもいくまい」
              広い肩を落とす近藤先生。
              きっと、谁よりもこの日を楽しみにしていたんだと思う。
              「クリスマスから年末年始にかけては、何かと気が缓む时期。
              土方君も気にしているのでしょう。……ただ……」
              山南先生の视线がすっと私に移る。
              やわらかく微笑まれているはずなのに、どうしてか身体がこわばってしまう。
              「このやり方は少々横暴な気もします。
              生徒达も不満を募らせているでしょうし、……何事もなければいいのですが、ね」
              「そ、そうですね……!」
              もしかして、私达がパーティーをするってことが知られているのかな……?
              にこりと笑う山南先生からは、何も読み取ることができない。
              「すまないな、雪村君。君も楽しみにしていただろうに」
              「い、いえ、そんな!
              ……もうお昼休みも终わってしまうので、私、教室に戻りますね……!」
              肩を落とす近藤先生の姿と山南先生の视线に耐え切れなくなった私は、慌てて保健室を出た。
              何だかあのお二人を目の前にすると、思わずしゃべりそうになってしまう。
              「……君も大変そうだな、雪村君」
              扉の前で息をついていると、后ろから声をかけられた。
              「え? あ、山崎さん。……どうかなさったんですか?」
              「いや……先ほども冲田さんに、例の放课后の件について诱われたんだが……」
              「えっ、山崎さんは来られないんですか?」
              


              IP属地:上海7楼2011-04-21 20:22
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                ずっと前から冲田先辈が诱っていたから、来てくださるのだとばかり思っていた。
                山崎さんは軽く头を抱えて、息をつく。
                「行きたいのは山々だが、土方先生が决められたことに逆らうわけにはいかない。
                ……手伝えなくてすまない。だが、情报を漏らさないことは约束する」
                元々、クリスマスは禁止だという规则を破っているのは私达だから谢ることはないんだけど……。
                山崎さんはそう言って、申し訳なさそうに保健室へと消えて行った。
                今日最后の授业は始まる直前――
                放课后の内绪のパーティーを思うと楽しみな反面、寂しい気持ちも涌き上がってくる。
                风纪委员の人たちや、先生方がいないパーティー。
                こういうものは、みんながいた方がずっと楽しいと思う。
                「……うん。やっぱり、仲间はずれは寂しいよね」
                私は一人で颔くと、ペンを取った。
                一日の授业がすべて终わって、ついに放课后がやってきた。
                风间さんが手配してくれたという会场は、
                冲田先辈たちがきれいに饰りつけをしてくださっていた。
                大きな机には、お料理や饮み物、私が作ったケーキやクッキーも置いてある。
                「なんだか、変な集まりになっちゃったね」
                会场に集まったのは、冲田先辈と平助君、生徒会の皆さん。
                そして、诱ったときは断っていたはずの井吹さんがいた。
                「井吹君、忙しいとか言ってなかった? 无理に参加する必要はないんだよ?」
                「平助が残れってうるさいんだよ。
                ……准备は手伝ったんだし、メシくらい食ったっていいだろ」
                「料理はすべて俺が用意したものだ。存分に感谢しろ」
                「龙之介、こいつはいつもこんなんだから気にしねえで食っちまっていいぞ」
                「……なあ、本当にこんなのが生徒会长でいいのか、この学园……」
                皆さんが楽しそうにお话している中、
                料理を眺めていた不知火さんが焦れた様子で诉える。
                「なァ、いいからさっさと始めちまえよ。乾杯しねェと食ったらいけねェんだろ?」
                「では俺が乾杯の音头をとってやろう。天雾、酒を用意しろ」
                「会长。今日は学生の集まりなので、酒は用意させていません」
                「何……? ……まあいい。酒は后で用意させる。乾杯ならば今あるもので――」
                「ま、待ってください!」
                グラスを持ち上げる风间さんを慌てて止める。
                「まだ全员揃ってないんです……!」
                「あれ? これで全员じゃねえの?」
                平助君は周囲を见渡して、首を倾げる。
                「うん。……あの、実は――」
                私が打ち明けようとしたとき、会场の外から、ばたばたと何人分もの足音が闻こえてきた。
                そして――
                「へえ……こそこそ何をしているのかと思えば、こんなところに集まってたのか」
                「か、薫に一君!? 何でこんなところにいるんだよ!?」
                扉を开けて会场内に现れたのは、薫と斎藤さんのお二人だった。
                声をあげたのは平助君だけど、他の皆さんもすごく惊いているみたい。
                「ここへ来ているのは、俺达だけではない」
                斎藤さんが背后へと视线を送ると、
                少し遅れて先生方と山崎さんがぞろぞろと会场内に姿を见せた。
                広い室内が、一気に赈やかになる。
                「よう、平助。ひでえじゃねえか、仲间はずれにするなんてよ」
                「こんなに美味そうな料理、独り占めしようったってそうはいかねえぜ!」
                「左之さんに新八っつぁん、何でここにいるんだよ……!?」
                「その辺はまだいいけど、山南さんと土方さんまでいるなんてね。
                


                IP属地:上海8楼2011-04-21 20:22
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                  ……山崎君がチクったのかな」
                  「违います、人闻きの悪いことを言わないでください」
                  「冲田君の口ぶりでは、私达に来て欲しくなかったようですね」
                  「……あんな规则闻いて、おまえらが大人しくしてるはずねえとは思ったが、
                  まさかここまで用意してるとはな……」
                  「教师どもが、いったい何の用だ」
                  风间さんはそう言って不机嫌そうに睨むけど、
                  近藤先生はにっこりと笑って、一枚のカードを取り出した。
                  「俺达は、先ほどこれをもらってな。それで来たんだ」
                  「【招待状】……!? な、何だよこれ! 谁がこんな――」
                  「すみません。……その招待状は、私が送ったんです」
                  こういうイベント事は、皆でやった方が楽しい――
                  そう思った私は、皆さんに招待状を送ることにしたのだ。
                  「相谈もなく、こんなことをしてすみません。
                  でも、やっぱり皆さんとパーティーがしたかったんです……!」
                  「千鹤……」
                  「だが、これだと俺达全员失点ポイントがつくんじゃないのか?」
                  怪讶そうに呟く井吹さんに、私は首を横に振る。
                  「失点ポイントはつきません。だってこれは……【年末お疲れ様会】ですから!」
                  私が强く宣言すると、皆さんは目を瞬いた。
                  禁止されているのは【クリスマスパーティー】なのだから、违う名目なら许されるはず。
                  「……そうですよね?」
                  薫は眉をしかめて私を见返した后、大袈裟に长いため息をついた。
                  「……まあ、その年末お疲れ様会とやらを禁止する规则はなかったからね。
                  かわいい妹に免じて、今回は许してあげるよ」
                  「……よろしいのですか、土方先生」
                  「年末お疲れ様会だろうが何だろうが、
                  结局游んでることには変わらねえと思うが……」
                  「いいじゃないか、トシ。
                  クリスマス禁止を言い出した南云君だって、いいと言っているんだ。
                  みんなで楽しもうじゃないか」
                  「ったく……仕方ねえな。近藤さんはすぐそうやって生徒を甘やかすんだからよ」
                  呆れたように言う土方先生だけど、声は优しい。
                  近藤先生も満面の笑みを浮かべていて、诱ってよかったってすごく思う。
                  「……けどこれじゃ、俺がクリスマスを反対してた意味がないじゃないか」
                  「え……?」
                  ぽつりと闻こえた呟きに首を倾げると、薫は口に出ていたことに
                  気が付いたようで、ふいっと私から视线を逸らした。
                  それを见ていた冲田先辈が、にやりと意地悪く笑う。
                  「ふうん……? 风纪が乱れるからって理由だったと思うけどそれは建前だったんだ?」
                  意味深な言叶と视线に、薫はあからさまに不快そうな颜をする。
                  「建前じゃない。おまえみたいな生徒が风纪を乱すから、俺は――」
                  「本当にそれだけ? 风纪委员の立场を利用して、
                  おいしいとこどりしようと思ってたんじゃないの?」
                  「あ! もしかして、自分だけ千鹤とパーティーやろうとしてたんじゃねえか!?
                  抜け駆けは绝対駄目だって、いつも言ってるだろ!」
                  「おまえ达と一绪にするなよ。俺はただ、かわいい妹を守るためにこの规则を提案したんだ」
                  「え? わ、私……?」
                  薫は、ふん、と鼻を鸣らすと、皆さんを见回した。
                  「クリスマスという口実で、どいつもこいつも千鹤を诱うだろう?
                  妹に悪い虫がつかないように守ってやるのは、兄である俺の役目だからな」
                  「つまり、谁かが千鹤と一绪に过ごすのが気に食わないから、
                  全校生徒にクリスマスを禁止にさせたってのか?」
                  


                  IP属地:上海9楼2011-04-21 20:22
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                    「やけに热心に诉えてくると思ったら……职権乱用してんじゃねえよ」
                    「そうだそうだ! 思いっきり私情じゃねえか!
                    そんなことのために、俺は食い放题を逃すところだったのか!?」
                    「どうせこうやってみんなで集まるんだから、无駄な努力だったよね」
                    「うるさい! ……とにかく、クリスマスが禁止なのは変わらない。
                    今だって、年末の会だって言うから许してるんだからな」
                    「はい、わかってます。……ありがとうございます」
                    「さて……そろそろ乾杯しましょうか。せっかくの料理が冷めてしまいますよ」
                    山南先生に言われて、机の上に置かれたままのお料理のことを思い出す。
                    せっかくできたてなのに、早く食べないともったいない。
                    「そうだな。では今日の主役である俺が乾杯の音头を――」
                    「何言ってるの。こういうときはやっぱり学园长でしょ。
                    近藤さん、乾杯の音头お愿いします」
                    「む? 俺でいいのか? では、远虑なく……」
                    冲田先辈にグラスを差し出されて、近藤先生は戸惑いつつもそれを受け取った。
                    周囲を见渡しながら、にこやかに告げる。
                    「今学期も、皆よく顽张ってくれた。今日は存分に楽しもうじゃないか」
                    近藤先生は笑颜を浮かべて、言叶と一绪にグラスを掲げた。
                    「それでは皆……メリー?クリスマス!!」
                    「………………えっ?」
                    それは谁の呟きだったかはわからない。
                    高らかに响いたその言叶に、皆さんぽかんと口を开けたまま、硬直してしまった。
                    「む? どうしたんだ、皆。俺は何か変なことを言ったか?」
                    「こ……近藤さん! 学园长が规则破ってどうすんだよ!!」
                    平助君に言われて、ようやく気付いたらしい。
                    近藤先生ははっとして、慌て出す。
                    「あ、ああ、しまった! うれしくなってしまって、つい……」
                    近藤先生が照れ笑いを浮かべて头をかくけど、
                    そのすぐ近くにいる薫は、ふるふると肩を震わせている。
                    「学园长……学园长だから许されると思っているのか……?」
                    「す、すまん、南云君。今のはわざとでは――」
                    「うるさい、失点ポイントをつけさせろ――!」
                    クリスマスの夜……会场の外にまで、薫の怒鸣り声は响き渡ったのだった――。
                    「……ところで、千鹤」
                    「はい。何でしょうか、土方先生?」
                    「クリスマスじゃねえのに、何でツリーなんか饰ってんだよ」
                    「えっ? えっとそれはツリーじゃなくて、……ね、年末感谢の木です!」
                    「……それはいくら何でも无理があるだろ……」
                    おわり


                    IP属地:上海10楼2011-04-21 20:22
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                      偶也木有PSP,黎明录注定是玩不了了啊~~~


                      11楼2011-04-21 22:22
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                        回复:10楼 翻完了哦,怎么给你?


                        12楼2011-04-24 10:26
                        回复
                          你特么不知道共享这个东西!


                          13楼2011-04-24 12:16
                          回复
                            回复:13楼 诶?我以为这个东西小众了呀,所以悄悄地解决掉么好类,嘿嘿~~~


                            14楼2011-04-24 16:05
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                              不好意思啊招财~好久没上了说
                              麻烦发给我邮箱好吗?0.0
                              jinxue326025928@126.com
                              感谢撒~~~


                              IP属地:上海15楼2011-05-08 18:55
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