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【资料】词花和歌集

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词 花 和 歌 集
崇德上皇敕 / 藤原显辅撰

 词花和歌集,或称词花集,词花。第六部敕撰和歌集,十卷。亦是八代集之一。依崇德上皇之敕,由藤原显辅所撰。成立於皇纪一八一一年。收录歌数约四百一十首。有初度本与精撰本。承继金叶集之诗风,令人感到和歌之新流。 


1楼2006-08-23 10:31回复
    词花和歌集卷第二 夏


     051 卯月の一日に咏める
      けふよりはたつ夏衣薄くともあつしとのみや思ひ渡らむ

    増基法师


     052 题不知
      雪の色を盗みてさける卯の花はさえてや人に疑はるらむ

    源俊頼朝臣


     053 斋院长官にて侍けるが、少将になりて、贺茂祭の使して侍けるを、珍らしき由人のいはせて侍りければ咏める
      年を経てかけし葵は变らねど今日のかざしは珍しき哉

    大藏卿长房


     054 神祭りを咏める
      榊とる夏の山路やとほからむゆふ悬けてのみ祭る神かな

    源兼昌


     055 郭公を待ちて咏める
      昔にもあらぬわが身に郭公待つ心こそ变らざりけれ

    周防内侍


     056 关白前太政大臣の家にて、郭公の歌をの/\十首づゝ咏ませ侍けるに咏める
      郭公鸣く音ならでは世の中に待つ事も无き我が身なりけり

    藤原忠兼


     057 题不知
      今年だに待つ初声を郭公世には古さで我に闻かせよ

    花山院御制


     058 山寺に篭りて侍けるに、郭公の鸣き侍らざりければ咏める
      山里のかひこそなけれ郭公みやこの人もかくや待つらむ

    道命法师


     059 题不知
      山彦のこたふる山の郭公一声なけば二声ぞきく

    能因法师


     060 题不知
      郭公あかつきかけて鸣く声を待たぬ寝觉の人やきくらむ

    藤原伊家


     061 题不知
      待つ人は寝る夜も无きを郭公鸣く音は梦の心地こそすれ

    大纳言公教


     062 闲中郭公と云ふ事を咏める
      鸣きつとも谁にかいはむ郭公影より外に人しなければ

    源俊頼朝臣


     063 题不知
      昆阳の池におふる菖蒲の长き根はひく白糸の心地こそすれ

    待贤门院堀河


     064 土御门右大臣の家に歌合し侍けるに咏める
      终夜たゝく水鸡は天の戸を开けて後こそ音せざりけれ

    源頼家朝臣


     065 题不知
      五月雨の日をふるまゝに铃鹿河八十瀬の波ぞ声増りける

    皇嘉门院治部卿


     066 堀川院御时、百首歌奉りけるに咏める
      我妹子がこやの篠屋の五月雨にいかでほすらむ夏引の糸

    大藏卿匡房


     067 右大臣の家の歌合に咏める
      五月雨はなには难波江の澪标见えぬや水のまさるなるらむ

    源忠季


     068 郁芳门院の菖蒲の根合に咏める
      藻汐やく须磨の浦人うちたへて厌ひやすらむ五月雨の空

    中纳言通俊


     069 藤原通宗朝臣歌合し侍けるに咏める
      五月闇はな橘に吹く风はたが里までか匂ひゆくらむ

    良暹法师


     070 世をそむかせ给て後、花橘を御览じて咏ませ给ける
      宿近く花橘はほり植ゑじ昔を偲ぶつまとなりけり

    花山院御制


     071 抚子の花を见て咏める
      薄くこく垣ほに匂ふ抚子の花の色にぞ露も置きける

    藤原经衡


     072 赠左大臣の家に歌合し侍けるに咏める
      种まきし我が抚子の花ざかりいく朝露の置きてみつらん

    修理大夫显季


     073 寛和二年内裏歌合に咏める
      泣く声も闻えぬ物哀しきは忍びに燃ゆる萤なりけり

    大贰高远


     074 六条右大臣の家に歌合し侍けるに咏める
      五月闇鹈川にともす篝火の数増すものは萤なりけり

    佚名


     075 水边纳凉と云ふ事を咏める
      风吹けば河べ凉しくよる波の立ち归るべき心地こそせね

    藤原家经朝臣


     076 题不知
      杣川の筏の床の浮枕夏は凉しきふしどなりけり

    曾祢好忠


     077 长保五年、入道前太政大臣の家に歌合し侍けるに咏める
      待つ程に夏の夜痛くふけぬれば惜みもあへぬ山の端の月

    源道济


     078 题不知
      川上に夕立すらし水屑せく梁瀬のさ波立ち騒ぐなり

    曾祢好忠


     079 闰六月七日咏める
      常よりも叹きやすらむ棚机の逢はまし暮をよそに咏めて

    太皇太后宫大贰


     080 题不知
      下红叶ひと叶づゝちる木の荫に秋と觉ゆる蝉の声哉

    相模


     081 题不知
      虫の音もまだうちとけぬ草丛に秋をかねてもむすぶ露哉

    曾祢好忠


    5楼2006-08-23 10:34
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      词花和歌集卷第三 秋


       082 题不知
        山城の鸟羽田の面を见渡せば穂のかにけさぞ秋风はふく

      曾祢好忠


       083 津の国にすみ侍ける顷、大江为基任はてゝのぼり侍ければ、いひつかはしける
        君すまばとはましものを津の国の生田の杜の秋のはつ风

      僧都清胤


       084 七月七日、式部大辅资业がもとにて咏める
        萩の叶にすがく糸をも小蟹は棚机にとや今朝は引くらむ

      橘元任


       085 御发落させ给ての七月七日咏ませ给ける
        棚机に衣もぬぎてかすべきにゆゝしとや见む墨染の袖

      花山院御制


       086 承暦二年内裏歌合に咏める
        棚机に心は贷すと思はねどくれゆく空は嬉しかりけり

      藤原显纲朝臣


       087 题不知
        いかなればとだえそめけむ天の川逢ふ瀬に渡す鹊の桥

      加贺左卫门


       088 新院の仰にて百首歌奉りけるに咏める
        天の川横ぎる云や棚机の空薫物の烟なるらん

      左京大夫显辅


       089 寛和二年内裏歌合に咏める
        おぼつかな变りやしにし天の川年に一度渡る瀬なれば

      大中臣能宣朝臣


       090 七夕に咏める
        天の川玉桥急ぎわたさなむ浅瀬辿るも夜の更けゆくに

      修理大夫显季


       091 橘俊纲朝臣の伏见の山庄にて、七夕後朝の心を咏める
        逢夜とは谁かは知らぬ棚机の明くる空をも包まざらなん

      良暹法师


       092 橘俊纲朝臣の伏见の山庄にて、七夕後朝の心を咏める
        棚机の待ちつる程の苦しさとあかぬ别と何れまされる

      藤原显纲朝臣


       093 题不知
        天の川归らぬ水を棚机は羡ましとや今朝はみるらん

      祝部成仲


       094 三条太政大臣の家にて八月十五夜に、水上月と云ふ事を咏める
        水清み宿れる秋の月さへや千代まで君と澄まむとすらむ

      源顺


       095 题不知
        いかなれば同じ空なる月影の秋しもことに照りまさるらん

      右大臣


       096 家に歌合し侍けるに咏める
        春夏に空やは变る秋の夜の月しもいかで照りまさるらん

      左卫门督家成


       097 月を御览じて咏ませ给ける
        秋に又逢はむあはじも知らぬ身は今宵计の月をだにみむ

      三条院御制


       098 题不知
        ありしにも非ずなりゆく世中に变らぬ物は秋の夜の月

      天台座主明快


       099 关白前太政大臣の家にて咏める
        秋の夜の月の光の洩る山は木の下かげもさやけかりけり

      藤原重基


       100 比叡山の念佛に升りて、月を见て咏める
        天つ风云吹きはらふ高岭にているまで见つる秋の夜の月

      良暹法师


       101 京极前太政大臣家歌合に咏める
        秋の夜は月に心の隙ぞ无き出るを待つといるを惜むと

      源頼纲朝臣


       102 关白前太政大臣の家にて、八月十五夜の心を咏める
        引く驹に影を并べて逢坂の关路よりこそ月はいでけれ

      藤原朝隆朝臣


       103 左卫门督家成が家に歌合し侍けるに咏める
        秋の夜の露も昙らぬ月を见ておき所无き我が心かな

      隆縁法师


       104 月を待つ心を咏める
        秋の夜の月待ちかねて思ひやる心几度山をこゆらむ

      大江嘉言


       105 月浮山水と云ふ心を咏める
        秋山の清水はくまじにごりなば宿れる月の昙りもぞする

      藤原忠兼


       106 寛和二年内裏歌合に咏ませ给ける
        秋の夜の月に心のあくがれて云居にものを思ふ顷かな

      花山院御制


       107 题不知
        一人居て咏むる宿の荻の叶に风こそわたれ秋の夕暮

      源道济


       108 题不知
        荻の叶にそゝや秋风吹きぬなり零れやしぬる露の白玉

      大江嘉言


       109 题不知
        秋吹くはいかなる色の风なれば身にしむばかり哀なるらん

      和泉式部


       110 题不知
        み吉野の象山荫に立てる松いく秋风に矶驯れきぬらん

      曾祢好忠


      


      6楼2006-08-23 10:37
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        词花和歌集卷第五 贺


         161 一条院上东门院に行幸せさせ给ひけるに咏める
          君が代にあふ隈川の底清み千年をへつゝすまむとぞ思ふ

        入道前太政大臣


         162 正月一日子生みたる人に襁褓つかはすとて咏める
          珍しくけふたち初むる鹤の子は千代の襁褓を重ぬべき哉

        伊势大辅


         163 一条左大臣の家に障子に、住吉のかたかきたる所に咏める
          过ぎ来にし程をば舍てつ今年より千代は数へむ住吉の松

        大中臣能宣朝臣


         164 长元八年宇治前太政大臣の家の歌合に咏める
          君が代は白云挂かる筑波岭の峰の続きの海となるまで

        能因法师


         165 题不知
          榊叶を手に取持ちて祈りつる神の代よりも久しからなん

        赤染卫门


         166 三条太政大臣贺の屏风の绘に、花见て帰る人かきたる所に咏める
          あかでのみ归ると思へば樱花折べき春ぞ尽きせざりける

        中务


         167 ある人の子三人に冠せさせたりけるに又の日、いひつかはしける
          松岛の矶に群居る芦鹤の己がさま%\见えし千代かな

        清原元辅


         168 上东门院御屏风に、十二月つごもりのかたかきたる所に咏める
          一年を暮れぬと何か惜むべき尽せぬ千代の春を待つには

        前大纳言公任


         169 河原院に人人罢りて歌合しけるに、松临池と云ふ事を咏める
          たれにとか池の心も思ふらむ底にやどれ松の千年は

        恵庆法师


         170 後三条院住吉诣でに咏める
          君が代の久しかるべきためしにや神も植ゑけむ住吉の松

        佚名


         171 俊纲朝臣に具して住吉に诣でゝ咏める
          住吉の现人神の久さに松も几度生ひ替るらん

        大纳言经信


         501 京极前太政大臣の家に、歌合し侍りけるに咏める
          君が代は昙りもあらじ三笠山岭に朝日のさゝむかぎりは

        匡房


        9楼2006-08-23 10:39
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          词花和歌集卷第六 别


           172 参议广业、たえて後、伊豫の守にて下りけるに、いひつかはしける
            都にて觉束なさを习はずば旅寝をいかにおもひやらまし

          民部内侍


           173 道贞、わすられて後、陆奥国のかみにて下りけるに、つかはしける
            诸共にたゝまし物を陆奥の衣の关をよそにきくかな

          和泉式部


           174 左京大夫显辅加贺守にて下り侍りけるにいひ遣はしける
            喜びをくはへて急ぐ旅なれば思へどえこそ止めざりけれ

          源俊頼朝臣


           175 橘则光の朝臣陆奥国の守にて下り侍りけるに、饯し侍るとて咏める
            止りゐて待つべき身こそ老いにけれ哀れ别は人の为かは

          藤原辅尹朝臣


           176 もの申しける女の、斋宫の下り侍ける供に罢りけるに、いひつかはしける
            帰り来む程をも志らで悲しきはよを长月の别なりけり

          藤原道经


           177 大纳言经信太宰帅にて下りけるに、河尻に罢りあひて咏める
            六年にぞ君は来まさむ住吉のまつべき身社痛く老いぬれ

          津守国基


           178 恒に侍りける女房の日向の国へ下り侍りけるに、饯给とて咏み给ける
            茜さす日に向ひても思ひ出よ都は晴れぬながめすらむと

          一条院皇后宫


           179 弟子に侍ける童の亲に具して人の国へ罢りけるに、装束つかはすとて
            别路の草叶をわけむ旅衣たつよりかねてぬるゝ袖かな

          法桥有禅


           180 月顷人の元に宿りける侍ける日、主にあひて咏める
            また来むと谁にもえこそ言ひおかね心に叶ふ命ならねば

          玄范法师


           181 唐土へ渡り侍けるを人の諌め侍ければ咏める
            留らむ留らじとも思ほえずいづくもつひの住家ならねば

          寂照法师


           182 人の元に日顷侍て、帰る日、主にいひ侍ける
            二つなき心を君にとゞめおきて我さへ我に别ぬるかな

          僧都清胤


           183 大纳言经信太宰帅にて下り侍けるに、俊頼の朝臣罢りければ、いひつかはしける
            暮れば先そなたをのみぞ咏むべき出でむ日毎に思おこせよ

          太皇太后宫甲斐


           184 橘为仲の朝臣陆奥国の守にて下りけるに、太皇太后宫の 大盘所よりとて、谁とはなくて
            东路のはるけき道を行き廻りいつかとくべき下纽の関

          太皇太后宫甲斐


           185 修理大夫显季太宰大贰にて下らむとし侍けるに、马に具してつかはしける
            立别れ遥にいきの松なればこひしかるべき千代の荫かな

          权僧正永縁


           186 东へ罢りける人の宿りて侍けるが、あかつきに立ちけるに咏める
            儚くも今朝の别の惜しき哉いつかは人を长らへて见む

          くゞつなびき


          10楼2006-08-23 10:40
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              胸は富士袖は清见が关なれや烟も波も立たぬ日ぞなき

            平佑擧


             214 题不知
              徒に千束朽ちにし锦木を犹こりずまに思ひ立つかな

            藤原永实


             215 春に成りて逢はむと頼めける女の、さもあるまじげに见えければ、いひつかはしける
              山樱つゐに咲くべきものならば人の心をつくさゞらなむ

            道命法师


             216 堀河院御时、蔵人に侍けるに、赠皇后宫の御方に侍ける女を偲びて语らひ侍けるを、こと人にものいふときゝて、白菊の花にさしてつかはしける
              霜置かぬ人の心は虚ろひて面変はりせぬ白菊の花

            源家时


             217 返し、女に代りてbr>   白菊の变らぬ色も頼まれず虚ろはでやむ秋しなければ

            大纳言公实


             218 中纳言俊忠家歌合に咏める
              红の浓染の衣うへにきむ恋の涙の色かくるやと

            藤原显纲朝臣

             219 题不知
              忍ぶれど泪ぞしるき红にもの思ふ袖は染むべかりけり

            源道济


             220 文つかはしける女の、如何なる事かありけむ、今更に返事せず侍ければ、いひ遣はしける
              红に涙の色もなりにけり変るは人の心のみかは

            源雅光


             221 左京大夫显辅が家に歌合し侍けるに咏める
              恋死なむ身こそ思へば惜からね忧きもつらきも人の咎かは

            平实重


             222 题不知
              つらさをば君に效ひて知ぬるを嬉しき事を谁にとはまし

            道命法师


             223 女を恨みて咏める
              嬉しきはいかばかりは思ふらん忧は身にしむ物にぞありける

            藤原道信朝臣


             224 比叡の山に歌合し侍けるに咏める
              恋すれば忧身さへこそ惜まるれ同じ世にだに住まむと思へば

            心觉法师


             225 题不知
              御垣守卫士の炊く火の夜は燃へ昼は消えつゝ物をこそ思へ

            大中臣能宣朝臣


             226 题不知
              我恋は盖身かはれる玉栉笥いかにすれどもあふ方ぞなき

            佚名


             227 山寺に篭りて日顷侍りて女の许へいひつかはしける
              氷して音はせねども山川の下に流るゝものと知らずや

            藤原范永朝臣


             228 关白前太政大臣の家にて咏める
              风吹けば藻塩の烟かたよりに靡くを人の心ともがな

            藤原亲隆朝臣


             229 题不知
              瀬を速み岩にせかるゝ泷川の割れても末に逢むとぞ思ふ

            〔崇徳院〕新院御制


             230 题不知
              播磨なる饰磨に染むるあながちに人を恋しと思ふ顷かな

            曾祢好忠


             231 冬の顷、暮に逢はむといひたる女に、暮らしかねていひ遣はしける
              程も无くくるゝと思ひし冬の日の心もとなき折もありけり

            道命法师


             232 家に歌合し侍けるに咏める
              恋ひ诧びて独伏せ屋によもすがら落つる泪や音なしの泷

            中纳言俊忠


            12楼2006-08-23 10:40
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              词花和歌集卷第八 恋 下


               233 人しづまりて来、といひたる女の许へ、待ちかねてとく罢りたりければ、かくやは云ひつるとて出で逢はず侍ければ、言ひ入れ侍ける
                君を我が思ふ心は大原や何时しかとのみ済みやかれつゝ

              藤原相如


               234 题不知
                我恋は逢初めてこそ増りけれ饰磨の褐の色ならね共

              藤原道经


               235 女の许より晓帰りて、立ち归りいひつかはしける
                夜を深み归し空もなかりしをいづくよりおく露に濡れ劔

              清原元辅


               236 左京大夫显辅の家にて歌合し侍けるに咏める
                心をば留めてこそは归りつれ恠しや何の暮を待つらん

              藤原显广朝臣


               237 女の许より夜深く归りて、朝に遣はしける
                竹の叶に玉贯く露に非ね共まだ夜をこめておきにける哉

              藤原实方朝臣


               238 长月の晦日の日の朝、初めたる女の许より帰りて、立ち归りつかはしける
                皆人の惜む日なれど我はたゞ迟く暮れゆく叹きをぞする

              佚名


               239 左卫门督家成歌合し侍けるに咏める
                住吉の浅泽小野の忘水たえ%\ならで逢ふよしもがな

              藤原范纲


               240 藤原保昌朝臣に具して丹後国へ罢りけるに、忍びてものいひける男の许へいひつかはしける
                我のみや思ひおこせむ味气なく人は行方も知らぬもの故

              和泉式部


               241 物言ひ侍ける女の许へいひつかはしける
                思ふ事なくて过ぎぬる世中に遂に心を留めつるかな

              大江为基


               242 夜离れせず参で来ける男の、秋立ける日、其の夜しも参でこざりければ、朝にいひ遣はしける
                常よりも露けかりつる今宵かなこれや秋立つ始なるらん

              一宫纪伊


               243 女の许に罢りたりけるに、亲のいさむれば今はえなむ逢ふまじき、と言はせて侍ければ咏める
                せき止むる岩间の水も自から下には通ふものとこそきけ

              坂上明兼


               244 题不知
                逢事は疎に编める伊予帘いよ/\我を侘びさする哉

              惠庆法师


               245 等恋两人と云ふ事を咏める
                いづくをも夜がるゝ事の割り无くに二に分くる我身ともがな

              右大臣


               246 男に忘られて叹きけるに、八月ばかりに、前なる前栽の露をよもすがらながめて咏める
                诸共におきゐる露のなかりせば谁とか秋のよを明さまし

              赤染卫门


               247 题不知
                来たり共寝るまもあらじ夏の夜の有明月も倾ぶきにけり

              曾祢好忠


               248 新院位におはしましける时、虽契不来恋と云ふ事をよませ给けるに読み侍ける
                来ぬ人を恨みもはてじ契りおきし其言の叶も情ならずや

              关白前太政大臣


               249 题不知
                夕暮に物思ふ事は増るかと我ならざらむ人にとはゞや

              和泉式部


               250 月の明かりける夜、参うで来たりける男の立ちながら归りければ、朝にいひ遣はしける
                泪さへ出でにし方を眺めつゝ心にもあ在らぬ月を见し哉



               251 题不知
                つらしとて我さへ人を忘れなばさりとて仲の绝や果つべき

              佚名


               252 题不知
                逢ふ事や泪の玉の绪なるらん暂し绝ゆれば落ちて乱るゝ

              平公诚


               253 弟子なりける童の、亲に具して人の国へあからさまにとて罢りけるが、久しく见え侍らざりければ、たよりにつけていひ遣はしける
                御狩野の暂しの恋はさもあらばあれ背り果ぬるか矢形尾の鹰

              最严法师


               254 頼めたる男を今や/\と待ちけるに、前なる竹の叶に霰の降り挂かりけるを闻きて咏める
                竹の叶に霰降るなりさら/\に独は寝べき心地こそせね

              和泉式部


               255 程无く绝えにける男の许へいひ遣はしける
                ありふるも苦しかりけりながゝらぬ人の心を命ともがな

              相模


               256 通ひける女の、别人に物言ふと闻きて、いひ遣はしける
                浮ながら流石に物の悲しきは今は限と思ふ なりけり

              清原元辅


               257 久しく音せぬ男につかはしける
                とはぬ间をうら紫に咲く藤の何とて松にかゝりそめけむ

              俊子内亲王大进


               258 男の绝え%\になりける顷、如何と问ひたる人の返事に咏める
                思ひやれ悬樋の水の绝え%\に成り行く程の心细さを

              高阶章行朝臣女


               259 いとほしく侍ける童の、大僧正行尊が许へ罢りにければ、いひ遣はしける
                莺は木伝ふ花の枝にても谷の古巣を思ひ忘るな

              律师仁佑


               260 返し、童に代りて
                うぐひすは花の都も旅なれば谷の古巣を忘れやはする

              大僧正行尊


               261 左卫门督家成、长月の晦日顷に初めていひそめて、如何なる事かありけむ、绝えて音づれ侍ざりければ、其冬顷、闻く事のあればはゞかりてえなむいはぬ、と言はせて侍ける返事に咏める
                夜を重ね霜と共にし置きゐればありしばかりの梦だにも见ず

              皇嘉门院出云


               262 家に歌合し侍けるに、逢うて逢はぬ恋と云ふ事を咏める
                逢ふ事も我が心よりありしかば恋は死ぬとも人は恨みじ

              中纳言国信


               263 家に歌合し侍けるに、逢うて逢はぬ恋と云ふ事を咏める
                汲み见てし心一つを知るべにて野中の清水忘れやはする

              藤原仲实朝臣


               264 关白前太政大臣の家にて咏める
                浅茅生に今朝置く露の寒けくに枯にし人のなぞや恋しき

              藤原基俊


               265 心変りたる男にいひつかはしける
                忘らるゝ身は理と知り乍思ひあへぬは泪なりけり

              清少纳言


               266 久しく音せぬ男にいひ遣はしける
                今よりは访へともいはじ我ぞ唯人を忘るゝ事を知るべき

              佚名


               267 中纳言通俊绝え侍ければ云ひつかはしける
                さりとては谁にかいはん今は唯人を忘るゝ心教へよ

              佚名


               268 返し
                未だ知ぬ事をば如何が教ふべき人を忘るゝ身にし非ねば

              中纳言通俊


               269 同じ所なる男のかき绝えにければ咏める
                几返りつらしと人をみ熊野の恨めしながら恋しかるらむ

              和泉式部


               270 大江公资に忘れられて咏める
                夕暮はまたれしものを今は唯行くらむ方を思ひこそやれ

              相模


               271 题不知
                忘らるゝ人目ばかりを叹きにて恋しき事のなからましかば

              佚名


              13楼2006-08-23 10:48
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                词花和歌集卷第九 杂 上


                 272 所所の名を四季に寄せて人/\歌咏み侍けるに、三岛江の春の心を咏める
                  春霞かすめる方や津の国の仄见しま江の渡なるらん

                源頼家朝臣


                 273 堀河院御时、殿上人共御前に召して歌咏ませ给けるに
                  须磨の浦にやく盐釜の烟こそ春に知られぬ霞なりけれ

                源俊頼朝臣


                 274 同じ御时、百首歌奉りけるに咏める
                  并立てる松のしづ枝をくもでにて霞渡れる天の桥立

                源俊頼朝臣


                 275 播磨守に侍ける时、三月ばかりに舟よりのぼり侍けるに、津の国に山路と云ふ所に、参议为通朝臣塩汤浴みて侍ると闻きて遣はしける
                  长ゐ住な都の花も咲きぬらむ我も何故いそぐ纲手ぞ

                平忠盛朝臣


                 276 修行し歩かせ给けるに、樱花の咲きたりける下に休ませ给て咏ませ给ける
                  木の本を栖处とすれば自から花见る人になりぬべき哉

                花山院御制


                 277 人の许に罢りたりけるに、樱花面白く咲きて侍ければ、朝に主人の许へいひ遣はしける
                  散らぬ间に今一度も见てしがな花に先立つ身共こそなれ

                天台座主源心


                 278 花を惜む心を咏める
                  春来ればあぢ潟の海一方に浮くてふ鱼の名こそ惜けれ

                大藏卿匡房


                 279 宇治前太政大臣花见に罢りけると闻きてつかはしける
                  身をしらで人を恨むる心こそ散る花よりも儚かりけれ

                堀河右大臣


                 280 二条关白、白川へ花见になむ、と言はせて侍ければ咏める
                  春の来ぬ所は无きを白川の渡りにのみや花は樱む

                小式部内侍


                 281 入道摄政、八重山吹をつかはして、如何见る、と言はせて侍ければ咏める
                  たれかこの数は定めし我はたゞとへとぞ思ふ山吹の花

                〔藤原道纲母〕大纳言道纲母


                 282 新院位におはしましゝ时、后宫の御方に上答部上の殿上人を召して、藤花年久と云ふ事を咏ませ给けるに咏める
                  春日山北の藤浪咲きしより荣ゆべしとはかねて知りにき

                大纳言师頼


                 283 修理大夫显季美作の守に侍ける时、人/\诱ひて右近の马场に罢りて郭公待ち侍けるに、俊子内亲王の女房二车参うで来て连歌し歌咏み等して、明ぼのに归り侍けるに、かの女房の车より
                  美作や久米の皿山と思へ共和歌の浦とぞ云ふべかりける

                大纳言师頼


                 284 この返しせよと云ひひ侍ければ咏める
                  和歌の浦と云にて知りぬ风吹川波の立ち事思ふ成べし

                赠左大臣


                 285 左卫门督家成、布引の泷见に罢りて、歌咏み侍けるに咏める
                  云居より吊らぬきかくる白玉を垂れ布引の泷と言ひけん

                藤原隆季朝臣


                 286 新院位におはしましゝ时、御前にて、水草隔船と云ふ事を咏み侍ける
                  难波江の茂き芦间をこぐ舟は棹の音にぞゆく方を知る

                大藏卿行宗


                 287 题不知
                  思ひ出も无くてや我身やみなまし姥舍山の月见ざりせば

                律师济庆


                 288 父永实信浓守にて下り侍ける共に罢りて、升りたりける顷、左京大夫显辅が家に歌合し侍けるに咏める
                  名に高き姥舍山も见しかども今夜ばかりの月はなかりき

                藤原为真


                 289 月明く侍ける夜、人/\参で来て游び侍けるに、月入りにければ、兴尽きて、各归りなんとしければ咏める
                  月入り人は出でなばとまりゐて独や我が空を眺めむ

                大中臣能宣朝臣


                 290 御发卸させ给て後、六条院の池に月の映りて侍けるを御览じて咏ませ给ける
                  池水に宿れる月はそれながら眺むる人の影ぞ変れる

                小一条院御制


                 291 左京大夫显辅中宫亮にて侍ける时、下臈に越えらるべしと闻きて、宫の女房の中に叹き申したりける返事に、谁とはなくて
                  世中をおもひないりそ三笠山さし出る月のすまむ限は

                小一条院御制


                 292 田家月と云ふ事を咏ませ给ける
                  月清み田中に建てる假庵の影ばかりこそ昙なりけれ
                


                14楼2006-08-23 10:48
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                    其事と思はぬだにもある物を何心地して月を观るらん

                  堀川右大臣


                   394 粟田の右大臣身罢りける顷咏める
                    梦ならで又も逢べき君ならば寐られぬいをも叹ざらまし

                  藤原相如


                   395 堀川中宫かくれ给て、业の事はてゝ、朝に咏ませ给ける
                    思ひかね眺めしかども鸟部山はては烟も见えずなりにき

                  圆融院御制


                   396 一条摄政身罢りにける顷咏める
                    夕まぐれ木繁き庭を眺めつゝ木の叶と供に落つる泪か

                  少将义孝


                   397 子の思ひに侍ける顷、人の问ひて侍ければ咏める
                    人知れず物思ふ折もありしかど子の事计り悲しきは无し

                  待贤门院安艺


                   398 兼盛子に送れて叹くと闻きていひ遣はしける
                    生ひ立たで枯れぬと闻きしこの本の争で叹の森となる览

                  清原元辅


                   399 天暦の帝かくれおはしまして、七月七日御忌果てゝちり%\に罢り出でけるに、女房の中に送り侍ける
                    今日よりは天の河雾たち别れいかなる空にあはむとすらん

                  清原元辅


                   400 返し
                    七夕は後の今日をも頼むらむ心ぼそきは我身なりけり

                  佚名


                   401 娘に送れて服着侍るとて咏める
                    あさましや君にきすべき墨染の衣の袖をわれぬらす哉

                  神祇伯显仲


                   402 大江匡衡身罢りて又の年の春、花を见て咏める
                    去年の春散りにし花も咲きにけり哀れ别のかゝらましかば

                  赤染卫门


                   403 右兵卫督公行妻に遅れて侍ける顷、女房につけて申さする事侍ける御返事に咏ませ给ける
                    出づる息のいるのを待つまもかたき世を思ひしるらん袖はいかにぞ

                  (崇徳院)新院御制


                   404 後冷泉院の御时、藏人にて侍けるに、帝かくれおはしましにければ咏める
                    泪のみ袂にかゝる世中に身さへ朽ちぬることぞかなしき

                  藤原有信朝臣


                   405 男に送れて咏める
                    折/\のつらさを何に叹きけむ顿てなき世もあればありけり

                  佚名


                   406 人の四十九日の诵经文にかきつけゝる
                    人をとふ钟の声こそ哀なれ何时か我身にならむとすらん

                  佚名


                   407 ゐひまゐりして侍ける女の、前许されて後程なく身罢りにければ
                    悔しくも见初めける哉なべて世の哀と计きかましものを

                  四条中宫


                   408 稻荷の鸟居にかきつけて侍ける歌
                    かくてのみ世に有明の月ならば云隐してよ天降る神

                  佚名


                   409 亲の処分を故无く人におし取られけるを、此の事理给へと稲荷に篭りて祈り申ける法师の梦に、社の内より言ひ出し给へりける歌
                    长き夜の苦しき事を思へかし何叹くらむ仮の宿りを

                  佚名


                   410 贺茂の斋気と闻こえける时、西に向ひて咏める
                    思へ共忌む迚いはぬ事なれば其方に向て音をのみぞ泣く

                  选子内亲王


                   411 信解品、周流诸国五十馀年と云ふ心を咏める
                    あくがるゝ身の儚さは百年の半过ぎてぞ思ひしらるゝ

                  神祇伯显仲


                   412 即身成佛と云ふ事を咏める
                    露の身の消えて佛に成る事は勤めて後ぞ知るべかりける

                  佚名


                   413 舍利讲のついでに、愿成佛道の心を人/\に咏ませ侍けるに咏ませ侍けるに、咏み侍ける
                    余所になど佛の道を寻ぬらん我心こそしるべなりけれ

                  关白前太政大臣


                   414 舍利讲のついでに、愿成佛道の心を人/\に咏ませ侍けるに咏ませ侍けるに、咏み侍ける
                    いかで我心の月を顕して闇に惑へる人を照らさむ

                  左京大夫显辅


                   415 常在灵鷲山の心を咏める
                    世の中の人の心の浮云に空がくれする有明の月

                  登莲法师


                  18楼2006-08-23 10:49
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                    5555555~~~为什么没有中文的呢~~日文的看得真头晕~~~~~


                    19楼2006-08-23 10:50
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                      好东西,我收了
                      因为没发重的吧?


                      IP属地:四川20楼2006-08-23 13:11
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                        。。。。。。好在我有买过中文版的

                        偶素日文小白啊~~~(泪奔)


                        21楼2006-08-23 20:53
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                          你们就素强啊,我顶!!!


                          22楼2006-08-23 22:18
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                            很喜欢。。。


                            23楼2009-06-06 12:03
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                              make……


                              IP属地:山东24楼2011-04-23 18:49
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