【第九话あらすじ】
木下美雨(芦田爱菜)は、沼津に住む祖父母のもとへと旅立った。父・圭介(豊川悦司)は、美雨がいない寂しさをかみしめながら、いつも通りの生活を続けた。中村产业の社长・中村富美夫(蟹江敬三)や妻の千恵子(丘みつ子)はもちろん、同僚の胜田秋生(三浦翔平)や宗田清(でんでん)も、そんな圭介の心情を察し、気遣っていた。圭介と美雨のことを家族同然に思っている千恵子は、このままふたりが离れてしまっていいのかと心配する。それを知ったアカネ(中谷美纪)や富美夫は、圭介が决めたことなのだから余计なことは言うな、と钉をさした。
数日后、主治医の古贺豊(安田顕)のもとを访れて诊察を受けた圭介は、病状が悪化していることを知る。このまま病気が进行すれば、5年ほどで家族の颜や名前もわからなくなってしまう可能性があるらしい。古贺は、美雨の将来のためにも、いまのうちからいろいろと准备をしておいた方がいい、と圭介に助言する。
そんなある日、千恵子は、事务所で昼食をとっていた秋生に、圭介亲子は本当にこのままでいいと思うか、と话しかける。千恵子は、どんな理由があるにせよ亲子が别々に暮らすのは间违っている、というと、もう一度美雨の颜を见れば圭介も考え直すのではないか、と続けた。
千恵子の言叶を考えていた秋生は、ある决意を固め、圭介をドライブに诱うが…。