二只(そう)の舟
「两艘船」
中岛美雪
时は 全てを连れてゆくものらしい 据说时间可以带走一切,
なのに どうして 寂しさを置き忘れてゆくの 但为何独独忘了带走我的寂寞?
いくつになれば 人懐かしさを
うまく舍てられるようになるの 告诉我,要到哪时才能随心所欲地看破………
放下对他的思念呢?
难しいこと望んじゃいない 我所希望的 并不是难以实现的愿望,
有り得ないこと望んじゃいない 也并不是不可能的事………
时よ 最後に残してくれるなら 时间啊,如果最後要留些什麼给我的话,
寂しさの分だけ 愚かさをください 请衡量我有多少的寂寞便给我等量的愚痴吧!
おまえとわたしは たとえば二只の舟 你和我好比是两艘船,
暗い海を渡ってゆく ひとつひとつの舟 有如横渡於漆黑大海独自前行的船只。
互いの姿は波に隔てられても 就算彼此的身影被海浪隔绝也罢,
同じ歌を歌いながらゆく 二只の舟 仍是极有默契、一唱一合而进的两艘船。
时流を泳ぐ海鸟たちは 这些在生活中凄凉挣扎的海鸟们,
むごい摂理をささやくばかり 总是不断的提醒我们:生命是全苦无乐的啊!
いつかちぎれる绊见たさに 它们看我俩越离越远直到失去联系,
高く高く高く 因此越飞越高;越飞越高。
敢えなくわたしが 波に砕ける日には 要是哪天不幸的我被巨浪击垮时,
どこかでおまえの舟が かすかにきしむだろう 同在这片海域的你的船身,应会感应到我,发出些微的声响吧?
それだけのことで わたしは海をゆけるよ 只要能确切的知道你真的在乎著我,我便能继续我苦难的航程,
たとえ舫い纲は切れて 岚に饮まれても 就算船缆寸断;让狂风大浪吞没也甘愿!
きこえてくるよ どんな时も 无论何时,我都听得见那……
おまえの悲鸣が 胸にきこえてくるよ 你悲伤的呼喊,声声打在我的胸口。
越えてゆけ と叫ぶ声が ゆくてを照らすよ 「活下去!」这令我又重新燃起生机。
おまえの悲鸣が 胸にきこえてくるよ 你悲伤的呼喊,声声打在我的胸口。
越えてゆけ と叫ぶ声が ゆくてを照らす 「活下去!」这令我又重新燃起生机。
难しいこと望んじゃいない 我所希望的并不是难以实现的愿望
有り得ないこと望んじゃいないのに 也并不是不可能的事啊!
风は强く波は高く 闇は深く 星も见えない 风强浪高,漆黑一片的天空看不到半颗星。
风は强く波は高く 暗い海は果てるともなく 风强浪高,深邃黑暗的海洋望去无有边际。
风の中で波の中で たかが爱は 木の叶のように 在风中;在浪中,那微不足道的爱情有如载浮载沈的叶子般危急。
わたしたちは二只の舟 ひとつずつの そしてひとつの 你和我是两艘船,各为一艘船,也是同一艘船。
わたしたちは二只の舟 ひとつずつの そしてひとつの 你和我是两艘船,各为一艘船,也是同一艘船。
わたしたちは二只の舟 你和我是两艘船