私立荒矶高等学校生徒会执行部バージョン
妄想形。駄目な人はゴメンナサイ。
ジャンケンに胜った。
胜ったのは俺と、久保ちゃん。
败者である桂木を始めとする执行部メンバーは、备品の买い出しに向かった。
1时间は帰らないと思う。
そんなワケで、生徒会室には俺と久保ちゃんのふたりだけだ。
俺はさっきから、パソコンに向かって光栄のシュミレーションゲーム(もちろん三国志)に跃起になっていた。
久保ちゃんは、校内巡回中に拾ってきた周刊志や漫画を积み上げて読みふけっている。
「今周の乙女座----------“全体运は好调。実力が周囲に认められる时です。
谁もやりたがらない仕事を率先して地道に顽张りましょう”だって」
机の上に细长い足を放り出した体势で、女性周刊志の星占いを久保ちゃんが読み上げた。
「谁もやりたがらない买い出し、他の奴らに行かせちまったな」
俺はゲームをセーブしながら応える。俺も久保ちゃんも乙女座だからだ。
「ま、今更そんな事しなくても、俺様达の実力は周囲も认めてるんだから必要ねぇっつの」
「そね」
俺のいつも通りの口上に久保ちゃんは軽く応えて、星占いの続きを読み上げる。
「“金运は难航。欲しいモノがあっても、今はグッと我慢しましょう。
でないと后悔する事になるかも?”」
久保ちゃんは「かも?」の処でわざとらしく小首を倾げてみせた。
窓际に座っている久保ちゃんは、室内が薄暗いせいで逆光になっている。
斜に衔えた烟草からのぼる烟も逆光だ。
なんだか格好よさげなカンジで、ムカついた。
俺も前に一度、烟草を吸うようにしてみよーと试みた事があるが、そん时は二度と吸うもんかと思った。ケムイ。ニガイ。そんだけ。
「“恋爱运は大波澜。试练の时です。恋人の浮気には要注意!”
・・・うーん、ヤな事书くなぁ」
「って、久保ちゃん恋人いるんかよ〜〜」
パソコンの电源を落としながら、俺は笑ってツッ込んだ。
が、久保ちゃんがそれに答えず意味深な笑みを浮かべるモンだから、俺の笑いが引きつる。
「・・・・・・い、いるのか!?」
妄想形。駄目な人はゴメンナサイ。
ジャンケンに胜った。
胜ったのは俺と、久保ちゃん。
败者である桂木を始めとする执行部メンバーは、备品の买い出しに向かった。
1时间は帰らないと思う。
そんなワケで、生徒会室には俺と久保ちゃんのふたりだけだ。
俺はさっきから、パソコンに向かって光栄のシュミレーションゲーム(もちろん三国志)に跃起になっていた。
久保ちゃんは、校内巡回中に拾ってきた周刊志や漫画を积み上げて読みふけっている。
「今周の乙女座----------“全体运は好调。実力が周囲に认められる时です。
谁もやりたがらない仕事を率先して地道に顽张りましょう”だって」
机の上に细长い足を放り出した体势で、女性周刊志の星占いを久保ちゃんが読み上げた。
「谁もやりたがらない买い出し、他の奴らに行かせちまったな」
俺はゲームをセーブしながら応える。俺も久保ちゃんも乙女座だからだ。
「ま、今更そんな事しなくても、俺様达の実力は周囲も认めてるんだから必要ねぇっつの」
「そね」
俺のいつも通りの口上に久保ちゃんは軽く応えて、星占いの続きを読み上げる。
「“金运は难航。欲しいモノがあっても、今はグッと我慢しましょう。
でないと后悔する事になるかも?”」
久保ちゃんは「かも?」の処でわざとらしく小首を倾げてみせた。
窓际に座っている久保ちゃんは、室内が薄暗いせいで逆光になっている。
斜に衔えた烟草からのぼる烟も逆光だ。
なんだか格好よさげなカンジで、ムカついた。
俺も前に一度、烟草を吸うようにしてみよーと试みた事があるが、そん时は二度と吸うもんかと思った。ケムイ。ニガイ。そんだけ。
「“恋爱运は大波澜。试练の时です。恋人の浮気には要注意!”
・・・うーん、ヤな事书くなぁ」
「って、久保ちゃん恋人いるんかよ〜〜」
パソコンの电源を落としながら、俺は笑ってツッ込んだ。
が、久保ちゃんがそれに答えず意味深な笑みを浮かべるモンだから、俺の笑いが引きつる。
「・・・・・・い、いるのか!?」