「第38回 报知映画赏」主演男优赏の松田龙平と、主演女优赏の真木よう子が、18日に都内で行われた表彰式に出席した。
この日、あでやかな和服姿で登场した真木は、しっとりとした大人の魅力を醸し出しながら登坛。「去年の夏に、(撮影)现场で素晴らしい出会いをして、その方々の支えがなければ乗り越えられなかった过酷な役でした」と受赏した『さよなら渓谷』での演技を振り返ると、「その役で赏をもらえたことはこの上ない喜びでございます」と喜びを表した。
一方、『舟を编む』での演技で受赏した松田は、「言うことを闻かず、思いをぶつけてきた」と撮影时を思い返し、「石井监督のおかげでこういう赏をいただけた」と感谢の思いを语った。『舟を编む』は、作品赏、助演女优赏と3部门での受赏となる。
表彰式には、『凶悪』での演出が称えられて、监督赏を受赏した白石和弥监督への花束赠呈ゲストとして、同作で主演を果たした山田孝之も登场した。山田は、「仆は顽张ったんですけど…」と主演男优赏を逃したことを悔しがると、「ここに来られてうれしいのですが、若干复雑です」と苦笑い。「いずれは受赏できればと思っております」と意欲を见せた。
2年前まで选考委员をしていたというリリー・フランキーも、助演男优赏を受赏したピエール泷の花束赠呈ゲストとして登坛した。ピエールが受赏した『凶悪』には、リリーも出演しており、今回の助演男优赏も実はリリー自身もノミネートされていたという。リリーは、「自分が选考委员をやっていたら、ピエールに投票した」と断言し、ピエールの受赏を喜んだ。
なお、作品赏・邦画部门には石井裕也监督の『舟を编む』、作品赏・海外部门には『42 ~世界を変えた男~』、助演女优赏には池脇千鹤(『舟を编む』『凶悪』『洁く柔く』、新人赏は吉冈竜辉(『少年H』)が辉いた。
本映画赏は、スポーツ新闻が単独开催する初の映画赏として、1976年から开催。10月から行われる読者投票によってノミネートが决定し、その后、11月に选考委员による选考会が开かれて受赏が决まる。