10年ジュノン・スーパーボーイ・コンテストでグランプリに辉いた俳优上远野太洸(かとおの・たいこう=21)が、ニューヨークの男性だけの女装バレエ団「グランディーバ」の日本公演(4月9日、横浜・関内ホールでスタート)に主演する。
イケメンがバレエの衣装のチュチュを着て踊る。既にニューヨークに渡り、バレエの特训を受けてきた。「王子役なんですけど、女性の格好で『白鸟の湖』のジョーク版を踊ったりするんです。楽しいんですけど、すごく大変でした」。
ジュノン・スーパーボーイに挑戦するきっかけは、母亲だった。「友达とお茶をしているときに『息子さんを出してみたら』って勧められたみたいで。仆は高3で、教师になりたくて、受験勉强してたんですけどね。书类が通って、面接をすっぽかすのも申し訳ないと、初めて上京しました」。気付いたら、応募1万5132人の顶点に立っていた。「いい记念になればと思ったんですけどね。実感はわきませんでした」。本当の苦労は、その后にやってきた。「お芝居の経験がなかったので、最初はとにかく耻ずかしかった。経験がないのに怒られて『なんで怒られてるんだ、俺』なんて思ってました。今は、もう大丈夫です」。
仙台に生まれ育ち、上京の直前に东日本大震灾に见舞われた。「実家は山の方で大丈夫だったけど、友达には家が流されたり、亡くなった人もいた。そういうこともあるから、顽张らなくちゃいけないと思っています」。
目标とする俳优は香川照之(48)で、「役者としての演技の幅がすごく広い。思わず引きつけられて、见入ってしまう」と憧れを口にする。「自分も演技の幅を広げていきたい。今まで纯粋で真っすぐな役が多かったから、悪い役にも挑戦してみたいですね」。白鸟になることも、その目标に近づくためだ。【小谷野俊哉】
イケメンがバレエの衣装のチュチュを着て踊る。既にニューヨークに渡り、バレエの特训を受けてきた。「王子役なんですけど、女性の格好で『白鸟の湖』のジョーク版を踊ったりするんです。楽しいんですけど、すごく大変でした」。
ジュノン・スーパーボーイに挑戦するきっかけは、母亲だった。「友达とお茶をしているときに『息子さんを出してみたら』って勧められたみたいで。仆は高3で、教师になりたくて、受験勉强してたんですけどね。书类が通って、面接をすっぽかすのも申し訳ないと、初めて上京しました」。気付いたら、応募1万5132人の顶点に立っていた。「いい记念になればと思ったんですけどね。実感はわきませんでした」。本当の苦労は、その后にやってきた。「お芝居の経験がなかったので、最初はとにかく耻ずかしかった。経験がないのに怒られて『なんで怒られてるんだ、俺』なんて思ってました。今は、もう大丈夫です」。
仙台に生まれ育ち、上京の直前に东日本大震灾に见舞われた。「実家は山の方で大丈夫だったけど、友达には家が流されたり、亡くなった人もいた。そういうこともあるから、顽张らなくちゃいけないと思っています」。
目标とする俳优は香川照之(48)で、「役者としての演技の幅がすごく広い。思わず引きつけられて、见入ってしまう」と憧れを口にする。「自分も演技の幅を広げていきたい。今まで纯粋で真っすぐな役が多かったから、悪い役にも挑戦してみたいですね」。白鸟になることも、その目标に近づくためだ。【小谷野俊哉】