「中恵光城」新人声优のインタビュー&ミニグラビア【新人声优図鉴・第15回】

これからの活跃が期待される新人声优に、声优を目指したきっかけや、初めてのお仕事、そしてプライベートなことまで、気になるあれこれについてインタビューを行い、さらに撮り下ろしのミニグラビアも交えて绍介する人気企画「新人声优図鉴」。
第15回となる今回は、声优としてゲーム『剣の街の异邦人』レイン役や『东京新世录 オペレーションアビス』ムーラ役を演じるほか、少女病(Mitsuki名义)やセルフプロデュースプロジェクト・ABSOLUTE CASTAWAYでボーカル&作词を行っている中恵光城(なかえ・みつき)さんです。
――今までは、主に音楽活动をされてきたのですね。
中恵:少女病ではMitsukiとしてボーカルと作词を、ソロプロジェクトのABSOLUTE CASTAWAYでは、中恵光城のソロ名义で作词・歌唱したCDをリリースしたり、ゲームやOVAの楽曲を担当させていただいています。
――最近は、声优としての活动も。
中恵:2009年に少女病としてメジャーデビューさせていただいたのですが、もともと最初に目指していたのは声优だったんです。声优の梦を追いかけたくて、去年4月から事务所に所属しました。
――その后、2つのゲームに出演されていますね。『剣の街の异邦人』(Xbox 360)のレイネーリアはどんな役でしたか?
中恵:レイン(レイネーリア)はエルフの女性です。外见は、褐色の肌で强そうな女戦士みたいなのですが、当主に仕えていて、喋り口调がとても丁宁なんです。ただ、“キレる”とめちゃくちゃ乱暴になるんですよ。二面性があるキャラクターだったので、スイッチのオンオフをうまくできるように顽张りました!
――では、『东京新世录 オペレーションアビス』(PS Vita)のムーラはどんなキャラでしたか?
中恵:ぬいぐるみみたいなマスコットキャラクターで、言叶を喋るんです。どっちかというと少年っぽいのかな。ちょっと口が“ワルい”うさぎ、みたいな感じです(笑)。

――ほかには、どんな作品に出演していますか?
中恵:トレーディングカードにアプリがついた『ヒーローズプレイスメント』では3つのキャラを演じました。都道府県から市区町村までを网罗したご当地キャラで。崎玉県深谷市の深谷祢宜ちゃんは「ねぎ」って呼ぶと怒るツンデレですが(笑)、「まじかるアリシン」っていう得意技で食卓の锅を华丽に彩るんですよ。石川県白山市のリーリエ・ヴァイスベルガーちゃんは「呪いの歌に精通しているという、かなりガチなクロユリの精霊です」。
北海道恵庭市の岛松恵美ちゃんは、「前へ!」「ファイアー!」という感じで戦队を操る军队少女で、どのキャラも楽しかったですね。个人的には和风が好きなので、京都のキャラも演じてみたいです! ほかに、『LAMI』という子供向けアニメーションではナレーションを含め、全9役を演じました。
――ますますフィールドが広がっていますね。ところで、もともとどんなアニメがお好きなんですか?
中恵:昔は断然ファンタジーが好きだったんです。でも最近は、学园モノだけどキャラクターが异能を持っているような、现代+ファンタジーが好きになってきました。
――そういった趣味嗜好は音楽活动にも反映するものですか?
中恵:そうですね。ファンタジーが好きだったころは、自分で造语を作ってコーラスに入れたりしていたのですが、少しずつ好きな歌词の方向性が変わってきて、最近ではダイレクトな言叶を好んで作词するようになりました。
――作词では、どんなところからインスピレーションを?
中恵:歌词が入っていないインストゥルメンタルなど、好きな音楽を聴きながら作词しています。聴きながら、こんな世界観がいいかも…と连想ゲームのように発想を展开させていくことが多いです。私、作词を始めるまでが长くて、いざ始めたら2时间くらいで书いちゃうんです。曲の世界観や、自分のなかにあるテーマをどんどん膨らませていって、よしきたっ! と思ったらすごい势いで书き上げていきます。
――少女病とABSOLUTE CASTAWAY、それぞれの世界観がありますね。
中恵:そうですね。ABSOLUTE CASTAWAYでは和风ファンタジーの世界観を作ることが多くて、衣装も“和ゴス”といった雰囲気です。少女病はまず物语があって、その物语や世界観を楽曲で表现しているのですが、そのなかにMitsukiという别の自分がいます。その2つの活动をあわせて、“中恵光城”の音楽として聴いてくださるファンの方も多いです。
――少女病は、今年、新たな展开があるそうですね!
中恵:はい! ずっと続けてきた「魔女シリーズ」で新たに3人の魔女が动きだし、5人の魔女が势揃いします! セクサリスっていう语り手の女の子がいるのですが、声を担当しているのが事务所の先辈の沢城みゆきさんなんです。「私もアナスタシアというキャラクターを始め、声优として声を吹き込んでいるのですが、今后のお话の中で更に共演ができたらうれしいです。」

――充実した毎日だと思いますが、休日のリフレッシュ方法などはありますか?
中恵:私、桃が好きなんですよ。だから、桃食品を买い集めては食べています(笑)。期间限定の桃菓子とか、けっこう种类がありまして。あとは「たれこ」を书いてます。
――ブログなどにも登场しているマスコットですね。
中恵:はい。私がデザインさせていただいたマスコットで、私にとっては愈しの存在です。基本的にまったりしていて、ご饭食べて寝て、ご饭食べて寝てっていう…。理想ですよね(笑)。2~3年前からぬいぐるみやライブTシャツなどのグッズを作ったり、自分で声をあてたりしています。
――「たれこ」には、どこで会えますか?
中恵:ソロプロジェクトのCDにも登场していますし、ラジオ出演したときに、ときどき出てきます。「たれだよ~♪」みたいな感じで(笑)。けっこうふてぶてしくて「桃もってこいよ」とか言うんです(笑)。たれことまったりを合わせた「まったれ~」っていうのが口グセです。
――い、愈されます…。
中恵:ABSOLUTE CASTAWAYが割と世界観に沿ってストイックに活动しているからか、私自身、ファンの方に「女帝」と呼ばれることがありまして。たれこの存在って、女帝とは対极じゃないですか(笑)。だから、今日はどうしよう、「女帝モード」か「たれこモード」か…という感じで2つのモードを使い分けています(笑)。でも、たぶん私の素の姿は、たれこなんだろうなって(笑)。

――では、これから声优として演じてみたいキャラクターを教えてください!
中恵:演じてみたい役…たくさんあって欲が出てきてしまいますが、やっぱりアニメの主人公を演じてみたいです。纯粋でおしとやかで、何にも染まっていないようなお嬢様で、これから冒険や学园生活が始まるぞー、というような。できれば、异能力を持っているとうれしい(笑)。ほかにも、纯粋な学园モノで、女の子同士ワイキャイしたいです。ゆりゆりしてもいいので(笑)。
――いずれもキャラソンなども?
中恵:キャラソンはぜひ歌ってみたいです! 自分が演じるキャラクターの歌ですよね、やっぱり憧れます。Mitsukiや中恵光城とはまた违う、新しい自分に出会えそうで、ぜひ挑戦してみたいです。
――では最后に、この记事を読んでくれた方にメッセージを。
中恵:改めまして、中恵光城と申します! 今回はインタビューに答えさせていただき、今までを振り返りつつ、これからどんな风に活动していきたいかを改めてお话させていただきました。言叶にすることで改めて认识できたこともあります。まだまだ、やりたいことがたくさんありますので、目标に向けて顽张ります! ぜひ応援していただけたらと思います。
――ありがとうございました!

次回の「新人声优図鉴」をお楽しみに!
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