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日曜日にはみんなでテニスを…

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パーーン
 「寿さん、お愿い」
 「はにゃぁ~」
 ピピーーーー
 「ゲーム、第三高校」



 「はにゃぁ。负けちゃった~」
 第三高校との练习试合が行われた帰り道、寿美幸が応援に来てくれた亲友の白雪美帆に少し肩を落としてそうつぶやいてしまう。
 「残念でしたね。でも今度顽张ればいいじゃないですか。美幸さん、前よりもすごくうまくなってると思います」
 「うん、ありがとう美帆ぴょん。でも美幸、まだひびきの高校で练习试合をして一度も胜った事がないんだぁ。ダブルスでやってるからペアを组んでくれてる人に申し訳无いなぁ。美幸のせいで胜てないんだからぁ」
 「美幸さんのせいだけじゃないですよ。今日の対戦相手の第三高校の人は本当にうまかったですから」
 「うん、でも~。一年の时から练习试合に出してもらってるのに一度も胜てないのはちょっとつらいよ~」
 「そうですね………」
 「美幸はテニス好きだけどやっぱり胜てないとちょっと寂しいかな~」
 美幸の言叶にうなずき、
 「美幸さんなら次は绝対に胜てますよ」
 と応援の言叶をかけて落ち込んでしまいそうな亲友の気持ちを少しでも明るい方向に向けたい美帆であった。


 その日の夜、白雪美帆が自分の部屋で少し占いやおまじないの本を読みながら运动がよくできるようになる方法は无いかしらと思っていると、自分の部屋のドアをノックする音が闻こえるので、
 「真帆ちゃんですか?」
 と寻ねると、
 「うん、入ってもいい?」
 元気な自分の妹の声が返ってくるので美帆が「どうぞ」と言うと、真帆が自分の部屋に入ってきて、
 「姉さん、ちょっと勉强の事で闻きたい……あれ、姉さんも勉强してたの」
 自分の姉が机に座って本を热心に読んでいるので真帆がちょっと质问しづらそうな表情を浮かべると美帆が笑って言う。
 「いいえ、ちょっと占いの本を読んでいたんです。なんですか、闻きたい事って?」
 「ん?ああ、ちょっとだけ闻きたい事があるんだけど……」
 と真帆が自分の姉に国语の事で2,3质问してから
 「姉さん、なんだか今日は元気が无いね」
 「……そんなことないですよ」
 「あるわよ。よかったら话してよ。そりゃあ私みたいなお调子者で頼りない妹に话したって何にも解决できないかもしれないけどあんまり自分の中でためこんでおくとストレスたまるよ」
 「ありがとうございます。いえ、今日ウチの学校で练习试合があったんですが……」
 美帆が今日のひびきの高校と第三高校との练习试合で自分の友人の寿美幸が负けてしまった事を妹に说明し、
 「いつも明るい美幸さんが落ち込んでおられるので私も何とかしてあげたいと思うんですけど……」
 ちょっと美帆がうつむいてしまうと真帆が姉の言叶になるほどとうなずく。
 「ふむふむ。确かに胜てないって言うのはあんまり楽しい事じゃないね」
 「はい。美幸さんは决してテニスが下手なんじゃないんです。ただ、シューズの纽が解けて転んでしまったり、その……运が悪いっていうかついてないというか……」
 「まぁ寿さんがついてないって言うのは姉さんに前闻いた事あるから私もわかってるよ。でも、寿さんってそんなのでクヨクヨしない人じゃなかったの?」
 「いつもはそうなんですけど………。ただ、ダブルスの试合なのでペアを组んでもらっている人に申し訳ないと美幸さんが落ち込んでいらして」
 美帆の言叶に真帆が感心してしまう。
 「へぇ、寿さんっていいかげんな人かなぁっておもってたけど结构人に気を遣うんだ」
 「私もいつも美幸さんに良くしてもらっていますよ」
 「うん、そうだったね。……ふーーむ、それで姉さんはちょっと気が灭入っている寿さんを励ましてあげたいわけだ」
 「はい、そうなんです」
 「それじゃあ特训しかないね!」
 「特训ですか?」
 「そう、毎日素振りを百回するとか运动场を10周するとか……って言うのは冗谈として寿さんがそんな运なんか関系ないくらいうまくなればいいじゃん」
 「そうかもしれませんけど……でも、そんなにすぐにテニスってうまくなるんでしょうか?」
 「まぁその点はこの真帆ちゃんに任せて。テニスのうまい知り合いがいるんだ」
 真帆が笑颜で自分の姉に言うと、美帆も笑颜を浮かべて
 「それではお愿いします」
 自分の妹に頼むのであった。



1楼2008-02-04 22:06回复
    翌日、周明けの月曜日の朝とあって日曜日の疲れからかみんなの表情がやや冴えないような感じのする中、美帆が美幸の姿を见かけたがいつもとかわり无い様子なのでちょっと安心してしまう。
     「おはようございます」
     美帆が美幸に朝の挨拶をすると美幸も
     「うん、おはよ~美帆ぴょん」
     元気に挨拶を返してくれるので嬉しくなってしまう。
     「今日もお元気ですね」
     「うん、昨日はゴメンね~。美幸、らしくないこと言って~。美帆ぴょんがせっかく励ましてくれたのに暗い事ばっかり言って~」
     「いえ、美幸さんがお元気でしたらそれが一番嬉しいです」
     「うん、今日からまた一绪に顽张ろ~!」
     美幸の言叶に美帆も心からうなずき、また今日から始まる一周间のひびきの高校での学校生活を楽しみに思うのであった。


     同じ时间くらいのきらめき高校。いつもは遅刻ギリギリに来る白雪真帆が珍しく朝早く登校して、古式ゆかりのいる2年I组を寻ね、
     「ゆかり!ちょっと、ちょっと」
     もうすっかり朝の支度を终えて席に座っているゆかりに声をかけると、古式ゆかりが穏やかな微笑を浮かべて真帆の呼びかけに応えて、
     「なんでしょうか?」
     真帆の傍に歩み寄ってくると、真帆が少し思案颜を浮かべてしまう。
     「ゆかり。ちょっと闻きたいんだけどゆかりってテニス部だよね」
     「はぁ、そうですけど」
     「昨日の练习试合も胜ってたよね」
     「はい、朝日奈さんと真帆さんに応援してもらったおかげです」
     「いやぁ、やっぱゆかりの実力だよ」
     真帆がちょっと照れくさそうな表情を浮かべるのでゆかりが首を振って、
     「いえ、そんなことはありません。心强かったです」
     「そう?じゃあまたヒナと一绪に试合の応援に行かせてもらうね」
     「はい、また来てください」
     「うん!……ところでゆかりってテニスうまいよね。何かうまくなるコツってあるの?」
     「コツですか?」
     ゆかりが真帆に寻ねられて少し考え込んでしまうと、真帆が笑って、
     「あ、别に真剣に考えなくてもいいよ。ゆかりがテニスの练习とかで気をつけてる事とか练习の方法とか……」
     「そうですね。私は小さい顷からやっていたのであまり考えた事はないんですけど、藤崎さんはいつも本当に热心に练习していらっしゃいますね」
     「あっ、そう言えば藤崎さんもテニス部だっけ。ゆかりとダブルスでペアを组んでるよね」
     「はい、藤崎さんはとてもお上手です」
     「うーーん、実は私の姉さんの友达がテニスがうまくなりたいって言ってるんだけどゆかりと藤崎さんになんとか頼めないかな?」
     「はぁ」
     「うん、まぁ一绪に特训してあげてもらえないかな」
     「特训ですか。はい、私もテニスがうまくなるように特训したいですね」
     「本当!?じゃあ頼んでもいい?」
     「はい、ですがひびきの市の方だとあまりすぐにお会いするわけには……」
     「平気、平気。私だって毎日ひびきの市からここに通学してるんだからさ。それに寿さんの家は私の家よりも駅に近いし……」
     「そうなんですか」
     「じゃあ、今周の日曜日とかはどうかな?私も一绪に练习を见たいし」
     「はい、私はいつでも构いませんよ」
     「サンキュー、ゆかり。それじゃあ藤崎さんにも頼んでくるね」
     真帆がゆかりに承诺をもらい、嬉しそうに今度は诗织のクラスに行こうとすると、ゆかりも
     「私も藤崎さんと一绪にテニスの练习をしたいですからご一绪します」
     真帆と一绪にA组に向かうのであった。


     その日の夜、白雪美帆が自分の家に帰ると、珍しく真帆のきらめき高校指定の通学靴が玄関に脱いであるので居间に入り、
     「真帆ちゃん?」
     と声をかけると、先に帰っていたのか、普段着に着替えてソファーに座っている真帆が読んでいたファッション雑志から目を离して、
    


    2楼2008-02-04 22:07
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       「あ、姉さん、お帰り」
       挨拶をすると、美帆がうなずく。
       「今日は早いんですね」
       「うん、ところで寿さんの様子はどうだった?」
       「もう今日はいつもどうり元気でしたよ」
       「ふーーん。よかったじゃん。でも、本当に普段どうりだったの?」
       「ええ」
       「………そっか。じゃあ、テニスの特训はもういいかな?」
       「え、何ですか?」
       「あ、こっちの话。じゃあ、もうテニスの事で気にしてないんだ」
       真帆の质问に美帆が笑颜で
       「はい、そうだと思います。寿さんってお强いですから」
       「……思いますか。じゃあ、姉さんは直接闻いたわけじゃないんだ」
       真帆が姉の言叶にそう言うと美帆がうなずいて、
       「ええ、昨日の今日ですからあまり直接闻くわけには……」
       テニスの事についてはあまり话をしていない事を认めると真帆がうなずいて、
       「じゃあ、今度の日曜日はちょっと予定空けといてよ。寿さんと一绪にテニスでもしてみたら」
       「えっ!?テニスですか?」
       「うん、寿さん多分表面は平気そうな颜してるけど多分心の中じゃちょっと気にしてるかもしんないじゃん。姉さんに昨日寿さんがちょっともらした事って私は本当に寿さんがそう思ってるからだと思うな」
       「そうかもしれませんね」
       「あまり気を使うのは私のガラじゃないけど、姉さんがちょっと寿さんに気分転换に楽しんでテニスをしましょうとか言ってあげたら?きっと寿さんも喜んでくれるかもしんないよ」
       「はい、そうですね」
       自分の妹の言叶に美帆がうなずいて、
       「ふふっ、ありがとうございます、真帆ちゃん。でも真帆ちゃんがそんなに寿さんの事を心配してくださるなんてちょっと意外です」
       そう言うと、真帆が自分の颜に手をやって少し耻ずかしそうにしてしまう。
       「别に大した事じゃないよ。でもまぁ迷惑にならないといいんだけど……」
       「いえ、きっと寿さんも喜んでくださいます。ありがとうございます、真帆ちゃん」
       「気にしなくていいってば。姉さんもちゃんと动きやすい服装で行ってよ。ロングスカートなんて论外だかんね」
       「え?」
       「『え?』じゃない。私が今言ったじゃん、楽しんでテニスをするって。楽しむって事は姉さんも一绪にするって事」
       「わ、私、テニスはやった事がないので……。ま、真帆ちゃん、代わってください。真帆ちゃんでしたら运动神経もいいですし……」
       「そうしてあげたいのはやまやまだけど、何せ寿さんのためだからね。私が代わってもしょうがないじゃん。やっぱここは亲友である姉さんの番でしょ」
       「で、ですけど……」
       「私がわざわざ早く帰ってきて今度の日曜日にテニスをセッティングしたのは姉さんにもテニスをしてもらおうって思ったからなんだよ。さ、早く行こっ」
       そう言って真帆がまだひびきの高校の制服姿のままである姉の手を引っ张って外に连れて行こうとすると、美帆がビックリしてしまう。
       「ど、どこに行くんですか?」
       「ゆかりの会社のテニスコート。ナイター设备もあるから何时まででも大丈夫だよ」
       「わ、私は早く寝ないと明日起きれないので……」
       美帆がまだ嫌がろうとするので真帆が引っ张る手を强くして、
       「姉さんってちょっと运动不足だからちょうどいいって思ってたんだ。大丈夫、私も一绪にやるから」
       「ま、真帆ちゃんと私じゃ全然体力じゃ违いますよ」
       「双子なんだから大差ないって」
       「だ、ダメです。これから毎日テニスをしたりしたら私、日曜日までに倒れちゃいます」
       「倒れないって。そりゃあ筋肉痛にはなるかもしれないけど」
       「うう………」
       「ほら、寿さんのためじゃん。歩いて歩いて」
       美幸の事を出されて仕方なく美帆がうなずくと、真帆が少し笑って、
       「実は私、姉さんとこんな风に一绪にスポーツするのってすごくやりたかったんだ。ほら、小さい顷から姉さんって花とか见たり、本を読んだりするのが好きだったじゃん。だからこんな风に一绪にスポーツをするって言うのなかったし」
       自分の気持ちを伝えると、美帆も少し笑颜でうなずいて、
       「そうですね。……それじゃあ、今日は一绪にテニスを楽しみましょう」
       真帆の言叶にうなずいてゆかりの会社のテニスコートへと向かう白雪美帆であった。白雪美帆が自分の妹である真帆の底无しの体力と元気を身にしみて体験するのはホンのすぐ后である……。


      3楼2008-02-04 22:07
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        古式也出来了


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