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美帆ちゃんを守る会

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注:この作品の白雪真帆はとても本编の设定とはかけ离れています。
  もしもこのSSを読んで白雪真帆ってこんな女の子なんだって思われたらそれはとても大きな间违いなので本编をプレイしましょう。
  どんなに本编の彼女の方が魅力的かがわかると思います。


登场人物绍介
白雪真帆………………きらめき高校一年生。姉と同じ高校を受験しようとしたが亲に骗され、きらめき高校に通うことになった悲剧のヒロイン。
朝日奈夕子……………きらめき高校一年生。真帆のクラスメイトであり、真帆の友人。流行に详しく、学校の情报にも通じている笑颜のヒロイン。
纽绪结奈………………きらめき高校一年生。天才科学者としてきらめき高校でその才能を开花させるはずであったのだがいつのまにか回りに友人が集まり、自分の真の目的である世界征服が达成できない事に悩む苦悩のヒロイン。
白雪美帆………………ひびきの高校一年生。白雪真帆の姉。少し梦见がちでポウッとした印象を人に与える事もあるが芯のしっかりした女の子。






1楼2008-02-07 11:08回复
    「姉さん、今度の日曜日、何か予定はある?」
     ある平日の夜、お风吕から上がり、ブローも整えて少し长めの髪をストレートに整えて赤いパジャマを着ている白雪真帆が嬉々とした笑颜でそう寻ねると、真帆と髪の长さはそれほど代わらないけれどこちらは自分の手前に持っていってリボンで结んでいる髪型をしている白雪美帆が、
     「あ、すいません、今度の日曜日はちょっと用事がありまして……」
     すまなそうに言うと、
     「ふ~~ん、もしかしてデート?」
     そう寻ねられた真帆の言叶に美帆が颜を真っ赤にして违うと否定するので、真帆が心の中でビックリしてしまう。
     (そ、そんな。わ、私の姉さんが、私以外の人と付き合うなんて。し、しかもこの表情、すごくその人と仲がいいんだ。ムカムカ……许せないわ。姉さんを、姉さんをそんなわけのわからない変な男の毒牙にかけられるなんて妹として绝対に放って置けない。よし、今度のそのデートは绝対に阻止してやるんだから!)




     「だからって何で私が……」
     「全く、くだらないわね」
     日曜日。自分の姉である白雪美帆を訳のわからない男の毒牙から守る为に编成された『美帆ちゃんを守る会』に强制的に参加させられたきらめき高校一の情报通、朝日奈夕子ときらめき高校一の天才科学者、纽绪结奈が食い入るように自分の姉とその姉と一绪にいる唐変朴を睨み付けている白雪真帆の后ろでため息をついている。
     今日の朝、纽绪结奈を

     「纽绪さん、今日ひびきの市のパーツ屋さんでジャンクパーツのバーゲンセールをやってるんだって!」

     という嘘で呼び出し、

     「ヒナ、今日ひびきの市のブティックで今年大流行中の最新ファッションがセールス中なのよ。今日だけだからすぐに来て!」

     という嘘で朝日奈夕子を呼び出したのである。
     いざ朝日奈夕子と纽绪结奈がひびきの駅についてみると、白雪真帆が头に

     『美帆ちゃんを守る会』

     と言うハチマキを缔めて二人を出迎え、今日の昼御饭と帰りの电车赁を持つという交渉で二人に自分のしているものと同じハチマキを手渡し、强制的に『爱しの美帆ちゃんを守る会』に参加させたのである。ちなみに朝日奈夕子は手首に巻いている。どう考えてもハチマキにする気が起きなかったので。纽绪结奈の方はというとポケットにしまっている。まぁ舍てないだけ结奈にしては上出来かもしれない。
     朝日奈夕子は真帆のことを话が合ういい友达だと思っているし、性格だってサッパリとしていて付き合いやすく、一绪にいて楽しいのだがこの点だけはどうも理解に苦しむ。
     「真帆ってなんでお姉さんの事が络むとこんなに人が変わっちゃうのかなぁ」
     「シスターコンプレックス。自分の姉に対して过剰に爱情を持っているということね」
     「シスターコンプレックスかぁ。う~~ん、私には兄弟とかいないからわかんないなぁ」
     「あなたはたとえ兄弟がいたとしても白雪さんのようにはならないでしょう」
     结奈が冷然と言うと、夕子がムッとして、
     「何よ、私だってお姉さんがいたらちゃんとお姉さんを好きになるわよ。それで宿题をやってもらったり服を买ってもらったり、游びに连れて行ってもらったり……」
     そう自分にもしも姉がいたらと想像していると、そのあまりの想像に结奈がため息をついてしまうのであった。
     「それがあなたにお姉さんがいても白雪さんにはならない理由よ」
     「へ、何で?どこが真帆と违うの?」
     「って、ヒナは私が姉さんにそんな事してもらってると思ってたの!」
     さっきから自分が真剣に姉と唐変朴の様子を探っていたのにまったく『最爱の天使、白雪美帆を守る会』(なぜか毎回会の名前が変わっている)の会员たる自覚が见受けられない夕子にそう怒りをぶつけてしまうのであった。


    2楼2008-02-07 11:09
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      そして彼と美帆がひびきの中央公园に入り、并木道を一绪に散歩している后をつけながら白雪真帆が
       「纽绪さん、今日は何を持ってきてる?」
       结奈が何を持っているのかを寻ねると、结奈が自分の持ってきている小さなナップサックを见せ、それを一目见てガックリとしてしまう。
       「何だ、レーザー炮は持ってきてないんだ」
       とてもこのレーザー炮やその他の超兵器が入るような大きなカバンではなかったので真帆がため息をつくと、结奈が目をキラリと辉かせる。
       「そうね、でもこれならあるわよ」
       そう言って结奈が持ってきていたカバンからなにやら光线铳のようなものを取り出すので真帆が「おおっ!」と感心してしまう。
       「ねぇ、ねぇ、それであの姉さんの隣を歩いている男をやっつけられる?」
       真帆の言叶に结奈がうなずき、
       「まぁ见ていなさい。この铳で撃たれたものは何と一分间全く动くことができなくなるのよ。つまり、物体の运动を完全に停止させる事ができる铳と言う訳ね」
       铳の性能について说明すると、真帆がパチパチと拍手する。
       「へぇ、すごい。それじゃあそれがあればどんな敌もヘッチャラだね」
       「もちろんよ。たとえプロレスラーだろうと熊だろうとトラックだろうと関系ないわ」
       「え、生き物だけじゃないの?」
       「物体の运动といったでしょう」
       「あ、そっか。よし、それじゃああの姉さんの隣をのうのうと歩いている男を撃っちゃって!」
       真帆がそう言って目标を示すと、朝日奈夕子がチョンチョンと真帆の肩を叩き、
       「あの~~、とっても取り込み中に悪いんですけど、あの人をその铳で撃ってその后はどうすんの?」
       质问すると、真帆と夕子が固まってしまう。
       「……そ、それはアレよ!」
       「……そ、そうよ、アレに决まってるじゃない。そんなこともわからないの、朝日奈さん」
       「全く、ヒナにも困ったもんだわ」
       「そうね、全くだわ」
       そう言って结奈がカバンの中に铳をしまいなおすので夕子が思わず
       「やっぱり撃った后の事は何も考えてなかったんじゃん!」
       ツッコんでしまうのであった。


       そんな风に尾行してしばらく时间が経ち、彼と美帆が公园を出て近くの吃茶店に向かうので真帆がムムム…と念り声を上げてしまう。
       「何よアレ!姉さんと二人で公园で并木道を散歩してちょっとベンチで休憩しながらまどろんでいたかと思ったら姉さんが眠っちゃってそれを楽しそうに2时间も姉さんの寝颜を见ちゃうなんて……そりゃあ姉さんの寝颜は一晩中见てても饱きないけど。うん、姉さんの寝颜って可爱いのよね。私も何度ケロちゃんの代わりに姉さんに抱きしめられて一绪に眠りたいって思ったことか……あー、考えてきたらムカついてきた。ヒナ、家に帰って姉さんの持っているケロちゃん人形を一つ隠すわよ」
       「コラコラ、怒る相手が违うでしょ」
       真帆がいつのまにか彼ではなく白雪美帆のお気に入りのぬいぐるみであるケロちゃんについて怒っているのでそうなだめると、
       「でもこれが放っとけると思うの!?あの姉さんと一绪に寝られるんだよ。そうだ、纽绪さん、ぬいぐるみになれる薬とか作ってよ。そしたら私が姉さんと寝られるじゃん。グッドアイデア!」
       「别に构わないけど。……それだったらあなたはお姉さんが寝ているときにしかお姉さんと一绪にいられないわよ。话も出来ないし、一绪に买物にも行けないし、一绪に食事も出来ないわよ」
       结奈がそう言うと、真帆がこの世の终わりと言うような表情を浮かべ、
       「ね、姉さんと话が出来ない。姉さんと一绪に买物にいけない。姉さんと一绪に食事が出来ない。……そんな、私は一体何の为にケロちゃん人形になればいいの?」
       「だからならなくていいんだってば!」
       そう夕子がツッコむと、真帆が
       「そ、そだね。あのぬいぐるみに比べたら私のほうが姉さんと话もできるし买物にもいけるし、食事も出来るし、……それに比べたら一绪に寝られないくらいたいしたことじゃないよね」
       そう平静を装うと、结奈が寂しそうに笑って、
       「でももしもぬいぐるみだったらお风吕とかも一绪には入れるのにね」
       そう言うと、真帆が再びこの世の终わりと言う表情を浮かべてしまい、ガックリと落ち込むと、
       「纽绪さん、面白がってるでしょ」
       肘で小突いて结奈に小さな声で夕子が嗫くと、
       「まぁこのくらいの楽しみはないとね。白雪さんに付き合ってあげてるんだから。さ、次はどんなぬいぐるみの方がいい点を白雪さんに教えてあげようかしら」
       悪魔のような微笑を浮かべながら结奈が言うので、そんな结奈を见ながら夕子が
       (はぁ、この二人ってもしかして绝妙のコンビかも?)
       真帆と结奈の相性を良さを考えてしまうのであった。そしていつまでも落ち込ませてもいられないので真帆の肩を叩き、
       「ねぇ、真帆。あの人っていい人そうじゃん。绝対に真帆のお姉さんと中途半端な気持ちとかで一绪にいるんじゃないよ。さっきのベンチでお姉さんが寝ているのを横で见てるときのあの人の颜、真帆も见てたでしょ。きっとあの人にとってはお姉さんは大切な人なんだよ」
       そう言うと、真帆が目の端に涙を浮かべている。


      3楼2008-02-07 11:10
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        「わかってるわよ、そんなこと」
         「え?わかってる?どして?」
         「だって姉さんってものすごく嬉しそうな颜してるんだもん。あの人と一绪にいるとき。私と一绪のときとは考えられないくらい」
         「じゃあ、お姉さんは真帆には优しくないんだ」
         「ううん、すごく优しい。でも、だから余计に考えちゃうんだ。姉さんが私の前からいなくなっちゃったらどんなに寂しいのかを。姉さんにとっての一番が私じゃなくなったらって……」
         真帆の言叶に夕子がうなずき、
         「ダイジョブ、ダイジョブ。たとえ何があったって真帆のお姉さんがお姉さんでなくなるわけじゃないわよ」
         「そんなことわかってるわよ。わかってるけど………やっぱりさびしいんだもん」
         真帆がそう言って膨れるで夕子が隣の结奈を见て、
         「全く、真帆も子供だね」
         「そうね、でもこれじゃあいつまでたってもお姉さんは妹离れできないわね」
         「そだね、可爱そうに、真帆のお姉さんの一生は真帆のお守で终わっちゃうのか」
         「うっ」
         「それじゃあ本当はこんな事はしちゃあいけないんだろうけど、一つだけ彼とお姉さんの仲を试してみようか?それで二人が両想いって言うのがわかれば真帆はもう二人を尾行するなんていう真似はしない。それでどう?」
         「わ、わかった。でもどうするの?」
         真帆の言叶に夕子が少し考え込み、隣の友人に知恵を借りる事にする。
         「纽绪さん、二人が両想いかどうかを调べるのってどうすればいい?」
         「そうね、ちょっと考えるわ。时间を顶戴」
         「うん、あ、でも二人が吃茶店でお茶したらその后はもう别れると思うから、それまでに考えないと……」
         「吃茶店ね。……でもあの二人の様子を见ていたらどう考えても恋人同士にしか见えないけど」
         「う~~ん、それは私も思うんだけど、何かしないと真帆が纳得してくれないような気がして」
         「なるほど、白雪さんが纳得すればいいのね」
         结奈が少し纳得したようにそう言うと、
         「それじゃあ作戦があるわ……」
         ゆっくりと自分の考えを二人に话し始めるのであった。


         白雪美帆と彼が吃茶店で少し时间を过ごした后、二人が别れて帰途につこうとしたので结奈が
         「白雪さん、いいわね。ちゃんと言うのよ」
         そう真帆に言うと、真帆が颜を真っ赤にしてしまう。
         「や、やっぱり本当に言わないとダメ?」
         「别に私はいいけど。でもお姉さんの気持ちを知りたいんでしょ、白雪さんは」
         「う、うん」
         「ほら、真帆。いつまでもここにいたらお姉さん帰っちゃうよ。まぁ帰ってから闻いてもいいけど」
         「今闻くわよ。あ、闻いた后すぐに帰ってくるからここで待っててよ、二人とも」
         そう言って真帆が歩き出そうとするので结奈がサッと真帆のしているハチマキを掴み、
         「白雪さん、これは外していきなさい」
         「えーー、これをしていると気合が入るんだけどなぁ」
         真帆が本当に残念そうな表情をするので夕子が苦笑してしまう。
         「ダメダメ。これは结奈ちゃんがするんだから」
         そう言ってスルリと真帆の头からハチマキを外し、结奈に手渡すと、
         「それじゃあいってらっしゃい。私と纽绪さんはここで待ってるから」
         手を振って真帆を送り出そうとするので仕方なく真帆がハチマキを外した格好で美帆のところに歩き出す真帆の背中を见ながら、
         「纽绪さん、真帆のお姉さんが何て答えるかもうわかってるんでしょ」
         仕方なさそうにつぶやくと、结奈がうなずき、夕子の指摘が正しい事を认めるのであった。


         「姉さーーん!」
         少し大きな声で真帆がそう自分の姉を呼ぶと、真帆の声に気付いて美帆が真帆を见て
         「あ、真帆ちゃん。どうしたんですか?あ、そう言えば今日は真帆ちゃんとお付き合いできなくてすいませんでした。どうしても今日は前から入っていた用事がありまして……」
         すまなそうに言うと、真帆が首を横に振り、
         「ううん、别にいいよ。それよりさぁ、その、あの……ちょっと変な质问なんだけど答えてくれるかな?」
         耻ずかしそうにそう言うので美帆がうなずいて、
         「ええ、私が答えられる质问でしたら」
         真帆に言うと、真帆が自分の髪の色と同じくらい颜を赤くして、
         「ね、姉さんは、私の事好き?」
         そう寻ねるので、美帆がコクリとうなずき、
         「はい、大好きですよ」
         迷いなくそう答えるので、真帆が颜を赤くしたままで、
         「そ、それは私が妹だから?」
         「妹じゃなくても私は真帆ちゃんの事は大好きですよ」
         「あ、あはは。で、でも姉さんに好きな人が出来たら私の事なんて好きじゃなくなっちゃうよね」
         真帆がちょっと冗谈っぽく言うと、美帆がわずかに首を横に振り、
         「いえ、どんな事があっても私は真帆ちゃんの事が大好きですよ」
         穏やかな微笑をたたえたままそう美帆が言うので、真帆が完全に参ってしまう。
         「……ありがとう、姉さん。私も姉さんの事大好きだよ」
         「はい、ふふっ、何だか変ですね。姉妹でこんな事を话すなんて」
         「いいじゃん。私と姉さんが仲良し姉妹なんだって言う事がわかったんだから」
         「そうですね」
         「闻きたいことはそれだけ、ゴメンね、呼び止めちゃって」
         そう言って真帆が踵を返して歩き出そうとするので、美帆が呼び止めると、
         「ゴメン、友达を待たせてるんだ。今日は遅くなるから母さんに言っておいて」
         すまなそうに谢ると、美帆が
         「あまり遅くなっちゃいけませんよ」
         いつも帰りの遅い妹を少しだけ注意するのであった。


         「ただいま」
         吃茶店の前で待っていた夕子と结奈にそう帰ってきたことを知らせると、结奈がうなずいて
         「ちゃんと闻けたかしら?」


        4楼2008-02-07 11:10
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          首尾を寻ねると、真帆が笑颜でうなずき、
           「うん!さ、二人とも覚悟してね。今日は二人に私の姉さんがどんなに素晴らしい人なのかをしっかり教えてあげるんだから!」
           そう宣言すると、吃茶店で先ほどのことをどう说明しようか考えるのであった。しかし夕子と结奈にとっては闻くまでもないことなのかもしれない。その真帆の表情だけで全てを语ってくれているのだから。 


          5楼2008-02-07 11:11
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            这个好像有一点恶搞。真帆既然和夕子一个班,那么她和古式也是一个班了


            IP属地:上海6楼2008-02-07 17:59
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