『レゴ ムービー ザ・ゲーム』沢城みゆきさんに闻く 沢城さん史上もっとも早いしゃべり口调に苦労した!?
●复数役を演じるに际しては、「ああ、たいへんなことをするんだな」と
ワーナー エンターテイメント ジャパンより、2014年11月6日発売予定のプレイステーション4、プレイステーション3、Wii U、ニンテンドー3DS用ソフト『レゴ ムービー ザ・ゲーム』。本作は、8人の声优さんが50以上の役柄を演じるのが魅力のひとつ。ここでは、本作にてワイルドガールやユニキャットを演じる沢城みゆきさんへのインタビューの模様をお届けしよう。
■映画がゲーム化されるのは初めての経験だったので、惊きだった
――まずは、映画版の话から闻かせてください。『レゴ ムービー』のオファーが来たときのご感想を。
沢城 いつもの映画の吹き替えのつもりで挑んでいたので、そんなに违和感はなかったですね。“人以外のもの”というよりは、ふつうに人间を演じる感じでした。
――洋画を演じる感覚でしょうか。
沢城 海外のCGアニメに近い感覚ですね。ふつうの日本のアニメよりも、3倍くらい早い尺で、アニメのようなお芝居をするという。
――なるほど。ちょっとずつ作法が违うんですね。そのへんで今回戸惑われた部分もあったり?
沢城 そうですね。あと、今回(剧场版)は铃木おさむさんが监修に入ってくださったので、吹き替えの台本というよりも、ちょっとバラエティー感があったんです。ノリがちょっと违っていて、そこがとってもおもしろかったですね。
――そんな差异も演じ分けるんですね……。それはすごいなあ。本作は、8人で演じ分けられたとのことですが、いかがでしたか?
沢城 「ああ、おもしろいことをするんだな」と人事のように思って、「ああ、たいへんなことをするんだな」と自分事として捉えました(笑)。
――どのような感じで演じ分けていこうと思われたのですか?
沢城 性别としては女性をメインに演じているんですけど、どちらも割りと両极端なキャラクターだったので、あまり悬念はせずに、全力で演じられた感じですね。
――今回は、皆さん単独での収录だったということで、ご苦労などはなかったのですか?
沢城 ひとりで演じていると、いつの间にか自分の尺のことでいっぱいいっぱいになってしまう倾向はありますね。本来は会话として、谁かの言叶に対する“リアクション”としてしゃべらないといけないものが、全部“アクション”になってしまう癖があるんです。あくまでも“相手を受けて”という意识が薄れないようにしようと気をつけてはいるのですが、なかなか难しくて。会话がメインになるような、ちょっと静かなシーンは私が収录のファイナルだったので、森川さんの声を闻かせてもらって、「あ、日本语はこんな感じだったんだ」と咀嚼してから、あてさせていただいたりもしましたけれど。
――今回、オリジナル版は有名な声优さんが担当していますが、彼らの声を闻いて参考にしたりしました?
沢城 そうですね。吹き替えの场合は、なるたけ向こうの役者の意図を汲めるように心挂けています。それで、よく闻いているつもりではいたのですが、山寺さんは、それを超えて吹き替えていらっしゃるので、「原音よりもどきどきするなあ」「わくわくするなあ」というのはありますね。
――原音を超えた吹き替えですか?
沢城 なかなか言叶にしづらいのですが、原音よりもおもしろいんです。原音よりもいっぱいサービスしてもらっている感じですね。原音よりもキャラクターが膨らんでいるんです。
――そんなことを言ったら、沢城さんだって!
沢城 私史上とにかく尺が“最早”で。聴感がすごく早口に感じると思うんです。ところが山寺さんなんかは、同じ尺のはずなのに普通に喋っているように闻こえるんです。
――沢城さん史上“最早”といったら、沢城さんファンは必聴ですね。
沢城 恐缩です(笑)。
――では、演じていて楽しかった役は?
沢城 ネコスキーという、猫をたくさん饲っている役をやらせていただいたんですけど、彼女が饲っている猫十数匹を一匹一匹名前を呼ぶシーンがあるんですね。なぜか最后が、“○○チュウ”という呼び名になっていて、しれっとして演じさせていただきました(笑)。あとは、やっぱりユニキャットですね。常轨を逸した猫だったのですが、とにかく元気でかわいくて、演じていてとても楽しかったです。いつになく、伸び伸びと演じさせていただいた印象がありますね。
――今回そんな『レゴ ムービー』がゲーム化されることになりましたが……。
沢城 私にとっては、映画作品がゲームになるというのが初めての体験だったので、お话を闻いたときは「どういうこと!?」という感じで、惊きでした。
――ああ、そうだったんですか。となると、沢城ファンにとっては贵重なゲームになりますね。
沢城 いえいえ(笑)。どんなゲームになるのか、あまり想像がつかなかったのですが、ゲームのアフレコにあたって映像を见せていただいたところ、とてもおもしろそうなシーンばかりで、さらにピンチになるとリンカーンが助けに来てくれる。「これは赘沢だな」みたいな(笑)。映画と同じように楽しめる要素がもりもり入っている感じで、「游びたいな」と思いました。
――映画の世界観をしっかりと反映しているのですね。ちなみに尺には悩まされることはなく?
沢城 いえ、相変わらず早いです(笑)。そこは変わらずですね。
――早口は、『レゴ ムービー ザ・ゲーム』の闻きどころかもしれないですね。では、レゴブロックの思い出などありましたら……。
沢城 痛い。
――ああ(笑)。
沢城 踏むと痛い。弟が游んでいた记忆があるのですが、しょっちゅう踏んづけていた记忆があります。
――なるほど(笑)。では、最后に『レゴ ムービー ザ・ゲーム』ファンに向けて、オススメのコメントをお愿いします。
沢城 ゲームを楽しみにしてくださっている方にとっては、本当に期待を上回るデキになっていると、私は感じております。で、まだゲームを楽しみにしてくださっていない方にとっても(笑)、本作は世界観が本当に细かく楽しくできていて、「私でもできるかな……」という印象のゲームで、难しくなさそう。大势でわいわいプレイして、楽しく游んでいただけたらいいなって思っています。
(取材・构成 编集部/F)
●复数役を演じるに际しては、「ああ、たいへんなことをするんだな」と
ワーナー エンターテイメント ジャパンより、2014年11月6日発売予定のプレイステーション4、プレイステーション3、Wii U、ニンテンドー3DS用ソフト『レゴ ムービー ザ・ゲーム』。本作は、8人の声优さんが50以上の役柄を演じるのが魅力のひとつ。ここでは、本作にてワイルドガールやユニキャットを演じる沢城みゆきさんへのインタビューの模様をお届けしよう。
■映画がゲーム化されるのは初めての経験だったので、惊きだった
――まずは、映画版の话から闻かせてください。『レゴ ムービー』のオファーが来たときのご感想を。
沢城 いつもの映画の吹き替えのつもりで挑んでいたので、そんなに违和感はなかったですね。“人以外のもの”というよりは、ふつうに人间を演じる感じでした。
――洋画を演じる感覚でしょうか。
沢城 海外のCGアニメに近い感覚ですね。ふつうの日本のアニメよりも、3倍くらい早い尺で、アニメのようなお芝居をするという。
――なるほど。ちょっとずつ作法が违うんですね。そのへんで今回戸惑われた部分もあったり?
沢城 そうですね。あと、今回(剧场版)は铃木おさむさんが监修に入ってくださったので、吹き替えの台本というよりも、ちょっとバラエティー感があったんです。ノリがちょっと违っていて、そこがとってもおもしろかったですね。
――そんな差异も演じ分けるんですね……。それはすごいなあ。本作は、8人で演じ分けられたとのことですが、いかがでしたか?
沢城 「ああ、おもしろいことをするんだな」と人事のように思って、「ああ、たいへんなことをするんだな」と自分事として捉えました(笑)。
――どのような感じで演じ分けていこうと思われたのですか?
沢城 性别としては女性をメインに演じているんですけど、どちらも割りと両极端なキャラクターだったので、あまり悬念はせずに、全力で演じられた感じですね。
――今回は、皆さん単独での収录だったということで、ご苦労などはなかったのですか?
沢城 ひとりで演じていると、いつの间にか自分の尺のことでいっぱいいっぱいになってしまう倾向はありますね。本来は会话として、谁かの言叶に対する“リアクション”としてしゃべらないといけないものが、全部“アクション”になってしまう癖があるんです。あくまでも“相手を受けて”という意识が薄れないようにしようと気をつけてはいるのですが、なかなか难しくて。会话がメインになるような、ちょっと静かなシーンは私が収录のファイナルだったので、森川さんの声を闻かせてもらって、「あ、日本语はこんな感じだったんだ」と咀嚼してから、あてさせていただいたりもしましたけれど。
――今回、オリジナル版は有名な声优さんが担当していますが、彼らの声を闻いて参考にしたりしました?
沢城 そうですね。吹き替えの场合は、なるたけ向こうの役者の意図を汲めるように心挂けています。それで、よく闻いているつもりではいたのですが、山寺さんは、それを超えて吹き替えていらっしゃるので、「原音よりもどきどきするなあ」「わくわくするなあ」というのはありますね。
――原音を超えた吹き替えですか?
沢城 なかなか言叶にしづらいのですが、原音よりもおもしろいんです。原音よりもいっぱいサービスしてもらっている感じですね。原音よりもキャラクターが膨らんでいるんです。
――そんなことを言ったら、沢城さんだって!
沢城 私史上とにかく尺が“最早”で。聴感がすごく早口に感じると思うんです。ところが山寺さんなんかは、同じ尺のはずなのに普通に喋っているように闻こえるんです。
――沢城さん史上“最早”といったら、沢城さんファンは必聴ですね。
沢城 恐缩です(笑)。
――では、演じていて楽しかった役は?
沢城 ネコスキーという、猫をたくさん饲っている役をやらせていただいたんですけど、彼女が饲っている猫十数匹を一匹一匹名前を呼ぶシーンがあるんですね。なぜか最后が、“○○チュウ”という呼び名になっていて、しれっとして演じさせていただきました(笑)。あとは、やっぱりユニキャットですね。常轨を逸した猫だったのですが、とにかく元気でかわいくて、演じていてとても楽しかったです。いつになく、伸び伸びと演じさせていただいた印象がありますね。
――今回そんな『レゴ ムービー』がゲーム化されることになりましたが……。
沢城 私にとっては、映画作品がゲームになるというのが初めての体験だったので、お话を闻いたときは「どういうこと!?」という感じで、惊きでした。
――ああ、そうだったんですか。となると、沢城ファンにとっては贵重なゲームになりますね。
沢城 いえいえ(笑)。どんなゲームになるのか、あまり想像がつかなかったのですが、ゲームのアフレコにあたって映像を见せていただいたところ、とてもおもしろそうなシーンばかりで、さらにピンチになるとリンカーンが助けに来てくれる。「これは赘沢だな」みたいな(笑)。映画と同じように楽しめる要素がもりもり入っている感じで、「游びたいな」と思いました。
――映画の世界観をしっかりと反映しているのですね。ちなみに尺には悩まされることはなく?
沢城 いえ、相変わらず早いです(笑)。そこは変わらずですね。
――早口は、『レゴ ムービー ザ・ゲーム』の闻きどころかもしれないですね。では、レゴブロックの思い出などありましたら……。
沢城 痛い。
――ああ(笑)。
沢城 踏むと痛い。弟が游んでいた记忆があるのですが、しょっちゅう踏んづけていた记忆があります。
――なるほど(笑)。では、最后に『レゴ ムービー ザ・ゲーム』ファンに向けて、オススメのコメントをお愿いします。
沢城 ゲームを楽しみにしてくださっている方にとっては、本当に期待を上回るデキになっていると、私は感じております。で、まだゲームを楽しみにしてくださっていない方にとっても(笑)、本作は世界観が本当に细かく楽しくできていて、「私でもできるかな……」という印象のゲームで、难しくなさそう。大势でわいわいプレイして、楽しく游んでいただけたらいいなって思っています。
(取材・构成 编集部/F)