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ハッピー!!科学部 1

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登场人物绍介 
藤崎诗织………きらめき高校1年A组。美树原爱とは中学からの友达。きらめき高校でク 
          ラスが爱と违う事に叹く、ややシスコンの気のある才色兼备の女の子。 
美树原爱………きらめき高校1年J组。藤崎诗织の友人。少し気が弱く、异性に対して今 
          1つ积极的になれない女の子。 
馆林见晴………きらめき高校1年J组。美树原爱のクラスメイト。いつも明るく元気な女 
          の子。美树原爱の事を本当にいい友达だと思っている。 



1 入学式 

 「えーと、リボンはこう结ぶんだよね……」 
 绮丽なロングの茶色い髪と绮丽におでこで切り揃えられたおかっぱな髪型が特徴的な美树原爱が真新しいきらめき高校の制服に身を包み、自分の胸元のスカーフを一生悬命に结んでいると、隣で自分も初めてきらめき高校の制服を着て今日のきらめき高校の入学式を一绪に行こうと迎えに来た藤崎诗织がにっこりと微笑みながら自分の中学校からの友人である爱がリボンを可爱らしく结ぼうと顽张っているのを见ている。 
 (ああ……、メグ(注:藤崎诗织は美树原爱の事をこう呼んでいます)って、可爱いな。その少しうつむいている所とか、自分の胸の辺りで小さな手をちょこちょこと动かして可爱くリボンを结ぼうとしているところとか…メグは本当に可爱いよ) 
 心の中でそう喜びの声を诗织が上げる。 
 『あの……、诗织ちゃん?……あ、明日の入学式なんだけど、一绪に登校してくれないかな?』
 と亲友の美树原爱に昨日の晩に电话で頼まれて诗织が心の中で、 
 (もちろん!メグの頼みだったらなんでも闻いてあげる。もう、メグの家だったら毎日行っても构わないよ!泊まり込みでも全然オッケーだから!!) 
 と喜びの叫び声を上げたが、声では平然として、 
 「うん、わかった。じゃあ、明日の朝にメグの家に迎えに行くね」 
 と言って、美树原爱がまだ朝起きたばかりだと言う时间に诗织は爱の家に来たのだ。 
 「あ……、お、おはよう、诗织ちゃん。……は、早いね」 
 美树原爱がまだパジャマ姿で少し眠たげに诗织を玄関口で迎え入れると、诗织は心の中で、 
 (ああ、メグ。なんて可爱いの。そのピンクのパジャマ姿も、パジャマが少し大きめで少し手が隠れてるところとか、眠そうな目元とか、そんな姿を私に见られて少し耻ずかしそうにしてる所とかもう、全部最高!!………早く来て良かった) 
 そう喜びのため息を漏らしてしまう。 
 「……うーん、どうかなぁ。ねぇ、诗织ちゃん、ちゃんと结べてるかなぁ」 
 そう言って爱が诗织の前に自分の制服姿を少し紧张して直立しながら见てもらうと诗织もうなずく。 
 「うん、ちゃんと结べてるよ。可爱いね」 
 诗织の褒め言叶に爱はつい照れるようにうつむいてしまう。 
 「や…、やだ、诗织ちゃんたら…。冗谈ばっかり言うんだから」 
 爱の返事に诗织は心の中で、 
 (全然冗谈じゃないよ。……メグの耻らう仕草って本当に可爱いね) 
 と喜ぶがきわめて冷静に爱に、 
 「そんな事无いよ。とってもメグに似合ってるよ、そのきらめき高校の制服」 
 と诗织は言う。诗织の言叶に爱も嬉しそうな表情を浮かべて、 
 「あ……ありがとう、诗织ちゃん。し、诗织ちゃんもきらめき高校の制服がすごく似合ってるよ」 
 诗织の制服姿を褒める。爱の言叶に诗织が、 
 (そんな事ない!!このきらめき高校の中で一番きらめき高校の制服が似合うのはメグよ、メグなのよ!例え运动部のアイドルでも、おしとやかな大和抚子でも、文学少女でも、学园のアイドルでもメグの可爱いさには绝対にかなわないんだから!!) 
 と、まだ1度も会っていないきらめき高校の生徒达の事を心の中でけなしてしまう。 
 诗织のそんな思いも知らずに爱が自分の部屋の时计を见て慌てて诗织に言う。 
 「た……大変っ!し、诗织ちゃん、もうこんな时间だよ」 
 爱の言叶に诗织が(ああ……メグ。慌てているあなたも可爱いよ)と心の中で喜びの声を上げるが、 
 「そうね、じゃあ、少し急ごっか?」 
 と言ってきらめき高校に急がなければならない事を爱に嬉しそうに言う藤崎诗织であった。 


 美树原爱が自分の家からきらめき高校へ行く事は初めてではない。试験を受けに行ったり下见に行ったりと何度かはきらめき高校に行った事があるが、やはり制服を着てきらめき高校に行くのは初めての事なので、爱の表情も自然と硬くなり、手と足が一绪に出てしまう。その様子を爱の横に并んで歩きながら一绪に登校している诗织が微笑ましく见ながらまっすぐ前を见ている爱に横からそっと声をかける。 
 「メグ……、手と足が一绪に出てるよ」 
 诗织にそう言われて爱は慌てて歩き方を直す。すると今度はまるで入场行进のように交互に手と足を出す歩き方をしてしまう美树原爱だった。その様子を横で见守りながら诗织はまた心の中で喜びの声を上げる。 
 (ああっ、もう最高よメグ。激可爱いわ!!) 


 诗织と爱は别に大して话もせず(爱が紧张のために何も话しかけられず、诗织も爱の姿を见つめるのに手一杯であったため)、无事にきらめき高校へと着く。 
 「……こ、ここが私达が3年间お世话になるきらめき高校なんだね」 
 爱が紧张気味に校门の前で自分がこれから通う事になるきらめき高校の校舎を见ながらそうつぶやくと、诗织がうなずいて少し嬉しげに答える。 
 「そうだね。…ここで私とメグは3年间一绪の校舎で勉强するんだね」 
 「うん。……で、出来れば同じクラスになりたいね、诗织ちゃん」 



1楼2008-03-17 19:06回复
    爱の言叶に诗织がうなずく。 
     「そうだね。出来ればメグと一绪のクラスになりたいね。このきらめき高校ってクラス替えって无いそうだから、もしも违うクラスだと3年间违うクラスなんだよね」 
     诗织の言叶に爱が「そ……そうなんだ。じゃあ、违うクラスだとイヤだね」 
     と、寂しそうに言う。 
     「だ、大丈夫よメグ!…私、もしもメグと违うクラスでも昼休みには必ずお话に行くし、放课后でも一绪に帰りたいし、それに隣のクラスとかだったら、体育の时间とかは一绪に出来るじゃない」 
     诗织の优しい言叶に爱が嬉しそうにうなずく。 
     「う……うん。そうだよね、违うクラスでも诗织ちゃんと一生离れ离れになるわけじゃないもんね。同じ高校なんだからいつでも会えるよね」 
     爱の言叶に诗织が笑颜でうなずくと、一绪に中庭に张り出されているクラスの编成表を见に行く。诗织、爱は期待を込めて自分の名前を探す。そして诗织はそれほど时间もかからずにA组に自分の名前を见つける。 
     「あ…、私A组」 
     诗织がそう言うと、隣で美树原爱が寂しそうに、 
     「私の名前……A组にもB组にもないみたい」 
     とつぶやく。诗织が爱の言叶に 
     (ガーーーーーーーン!!め、メグと同じクラスになれないなんて。せ、せっかく中学の时の占いマニアの同级生に教わって、メグと同じクラスになれるように三日间も占いを捧げたのに(注:占いは捧げたりしません!)…やっぱり血が无かったから野菜ジュースで代用したのがまずかったのかしら?) 
     心の中で大きくショックを受けると、爱がようやく自分の名前を见つける。 
     「あ…あった。诗织ちゃん、私J组みたいだよ」 
     「え…、J组?」 
     「うん。……诗织ちゃんとはすごく离れちゃったね」 
     「A、B、C、D、E、F、G、H、I、Jって9クラスも离れてるじゃない!!」 
     诗织が思わずそう叫ぶと爱も悲しそうにうなずく。 
     「う、うん。离れちゃったね」 
     「……うう、私は悲しいわ」 
     诗织が本当に悲しそうにそう言うので慌てて爱が言う。 
     「そ、そんなに悲しまないで诗织ちゃん。…き、きっとこれは私がいつまでも诗织ちゃんに頼ってちゃいけないって事だと思うんだ。…だ、だから私、J组で顽张ってお友达とか作るね!」 
     爱の言叶に诗织が嬉しそうにうなずく。 
     「メグ……、うん、わかった。顽张ってね、私もA组で顽张るから」 
     「う……うん。そ、それで时々は一绪に帰ろうね」 
     爱の言叶に心の中で祝福の钟を鸣らしながら诗织がうなずく。 
     「もちろん。一绪に帰ろうね、メグ」 
     诗织の言叶に爱が安心するような表情を浮かべる。 


     坚苦しい入学式も终わり、ホッと一息ついた美树原爱はJ组の教室に入ると、黒板に书かれている自分の出席番号の席に着く。ポツンと1人席に座りながら周りのクラスメイトを见てみると、自分と同じように紧张気味に1人席に座っている人が多いが、一部の生徒はもう亲しげに会话を交わしている様に爱の目には写る。 
     (…あ、あの人达ってなんだかすごく自然に话してるみたいだけど、お友达なのかなぁ?…そ、それとも私みたいに人见知りとかしないのかなぁ) 
     「初めまして」 
     美树原爱の正面に立った人物がやさしげな声でそう美树原爱に声をかける。慌てて爱が少しうつむいていた颜を上げて自分に声をかけてくれた人物を见ると、コアラのような耳を両方の头に载せたような丸い轮っかを左右に载せるような髪形をしたまだ初めてで几分紧张しているのかぎこちなく制服を着ている馆林见晴の姿が爱の目に写る。 
     「あ……は、初めまして」 
     爱がか细い声で见晴に挨拶を返すと见晴が笑って返事する。 
     「うん、初めまして。あ……私、馆林见晴って言うんだけど、あなたの名前はなんて言うの?良かったら教えてもらえないかな?」 
     见晴の言い方に爱が表情をくずす。 
     「はい、私の名前は美树原爱です」
     「そうなんだ。じゃあ、美树原さん、これからよろしくね」
     「私の方こそよろしく、馆林さん」
     「私の席は美树原さんの1つ挟んで隣だから気軽に话しかけてね。……あ、でも授业中はちゃんと先生のお话を闻かないとダメだね」
     见晴の言叶に美树原爱がうなずいて言う。
     「うん、そうだね」


    2楼2008-03-17 19:07
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      美树原爱と馆林见晴は一人の男子生徒を挟んで隣同士の席なので、休み时间などにも気軽に话せる。事実、入学式直后にお互いに挨拶を交わした后、ホームルームが终わると见晴は嬉しそうに爱に声をかけてくる。 
       「ねえねえ、美树原さん。今日って何か用事ある?」 
       见晴の言叶に爱が首を振って答える。 
       「う、ううん。な、何も无いよ」 
       「そう……、じゃあ、途中まで一绪に帰らない」 
       见晴の言叶に爱が喜んでうなずく。 
       「う、うん。一绪に帰ろう、馆林さん」 
       爱が嬉しそうに返事をしてくれたので见晴が自分の胸に手を当ててほぅっと一息つく。 
       「…よかった。断られるかと思っちゃった」 
       「え……どうして?」 
       「わ、私ってばなんだかお喋りっていうか図々しい感じがしない。…友达とかにもよく「人见知りするくせに、あんたなんでそんなにお喋りなのよ」って言われるし」 
       见晴の言叶に爱が口に手を当てて惊く。 
       「えっ、馆林さんて人见知りするの?」 
       自分にあんなに普通に声をかけてくれたので、てっきり见晴の事をすごく积极的で人见知りなんてしない性格だと爱は思っていたので、见晴の言叶に爱はすごく惊いてしまう。しかし爱のそんな言叶を见晴は手を振って否定する。 
       「违う、违う。…だって、さっき美树原さんに声をかけようとした时、私、すっごく耻ずかしかったもん。もしも话しかけても返事もしてくれなかったらどうしよう。って考えちゃってたんだから」 
       见晴の思わぬ告白に爱も笑って否定する。 
       「馆林さん。…ううん、私、馆林さんに声をかけてもらってすっごく嬉しかったよ。私も「知り合いが居ないし、私って内気で人见知りしちゃうからどうしよう」って思ってたもの」 
       爱の言叶に见晴が安心するように微笑む。 
       「ふふっ、良かった。嫌われてるんじゃなくて。…あ、じゃあ、一绪に帰ろうよ」 
       「うん、そうだね」 
       これが美树原爱と馆林见晴の、やや性格は违っても似たもの同士の2人の长い友达関系の始まりであり、藤崎诗织にとって二人目の妹诞生の瞬间であった。 


       一年A组でも入学式の后のホームルームも终わり、放课后になってせっかくだからと同じクラスになれた诗织の幼なじみの彼が诗织と一绪に帰ろうと声をかける。 
       「あ・・・あのさ、诗织。き、今日よかったら一绪に帰らないか?」 
       自分の幼なじみに诱いの声を挂けられるが、藤崎诗织は少し悲しそうに谢る。 
       「・・・・・・・・ごめんなさい。もし、谁かに见られて噂とかされると耻ずかしいし・・・」 
       自分の幼なじみにお决まりの文句で断られた彼は少し寂しげに笑いながら、 
       「は、はははっ。そ…そうだね。じゃあ、また明日」 
       というと一人寂しくA组の教室を出ると、きらめき高校の校舎を后にする。 
       (・・・・・・ごめんなさい。でも、今日は私はメグと一绪に帰りたいの。メグが男の子が苦手じゃなかったら别に一绪に帰ってもいいんだけど、メグって本当に男の子と话すのが苦手みたいだから。・・・・・・ところでメグはまだかしら?・・・はっ、もしかしたら新しいクラスでメグが谁かにいじめられているかも!・・・これは见逃せないわ!…じゃなくて助けに行かなくちゃ!) 
       そう考えると藤崎诗织は急いで1年J组の教室へと向かう。そして诗织が慌てて廊下を走っているところを美树原爱と馆林见晴が并んでA组の教室に向かっているところに出くわす。诗织急いでいるのか自分に気づかずに横切ろうとするので慌てて爱が声をかける。 
      


      3楼2008-03-17 19:09
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         「あれっ?し、诗织ちゃん、そんなに急いでどうしたの?!」 
         爱の声に慌てて走りながら诗织が答える。 
         「ああ…、メグ。それが大変なのよ。今、メグがJ组の子にいじめられてるの。すぐに助けに行ってくるね」 
         そう言うと诗织は慌ててJ组に向かう。诗织にそう声をかけられた爱は一瞬诗织が何といったのかが全く理解できないで爱がJ组に行くのを止められずに考え込んでしまう。 
         「………。……えーと、私って美树原爱だよね。それで诗织ちゃんは私がJ组で谁かにいじめられてるって言ったんだよね。…じゃあ、私はどうしてここにいるんだろう?」 
         爱が困ったような表情でそう言うと、横に居る见晴が慌てて言う。 
         「み、美树原さん、落ち着いて。さっきの人は何か闻き违いをしたんじゃないの?」 
         见晴の言叶に爱が相変わらずわからなそうな表情を浮かべる。 
         「………じゃあ、J组で谁がいじめられてるの?」 
         「そ……、それは私もわからないけど」 
         「……それで、どうして私はここに居るの?」 
         「そ……それはこれから帰るからだよ。A组にいる美树原さんの友达をこれから一绪に帰ろうって诱いに行くんでしょ?」 
         「……じゃあ、どうして私がいじめられてるの?」 
         「み、美树原さん、しっかりして!だ、だからさっきの美树原さんの友达は闻き违いをしたんだよ。早く追いかけてここに美树原さんがいる事を教えて上げないと」 
         见晴の言叶に爱がわからなそうに腕を组んで考え込む。 
         「……でも、诗织ちゃんってそんな间违いをする人じゃないんだけど。…やっぱり私がいじめられてるのかなぁ?」 
         爱がそう言うと、J组に向かって疾走していた诗织が慌てて帰ってきて爱に话しかける。 
         「め……メグ。ここにいたんだ?」 
         诗织の言叶に少し紧张して爱が答える。 
         「う……うん。し、诗织ちゃん。さっき、私がいじめられてるって…」 
         「あ…あれは廊下で爱っていう子がいじめられてるって闻いて、もしかしたらメグの事なのかなぁって思って(…でまかせだけど)」 
         「そ……そうなんだ。それで心配して私の教室に行ってくれようとしてくれたんだ。……ありがとう、诗织ちゃん」 
         爱の最后の「ありがとう、诗织ちゃん」の言叶をエコーのように头の中で连呼させて诗织が幸せそうな表情を浮かべる。 
         「……别にいいよ、メグ。だって私达、友达じゃない」 
         「う……、うん。そうだね」 
         「あれ……その隣の子は…」 
         诗织の言叶に爱がうなずいて见晴の事を绍介しようとする。 
         「あ……绍介するね、诗织ちゃん。この人は……」 
         しかし诗织は爱の言叶を闻きながらおもむろに见晴の様子を観察する。 
         (変わった髪形だね。……ちょっと面白いけどこの子の少し耻らってる感じにはあってるかな。メグとは少し违うみたいだけどこの子もきっと内気なタイプの感じがする。体型も细めでとっても守ってあげたくなる感じ。こういう体格っていいなぁ……别に太めでも可爱かったらいいけど。表情も紧张気味で可爱いな。………ふふっ、この二人が并んでいる所ってとっても可爱いな) 
         诗织がそんな事を考えていると见晴が少し気遣わしげに诗织に声をかける。 
         「あ……あの、ふ、藤崎さん?」 
         见晴に言叶を挂けられて诗织がハッと気付く。 
         「ああ…ごめんなさい、馆林さん。初めまして、藤崎诗织って言います」 
         诗织にそう挨拶をされて见晴が少し耻ずかしそうに挨拶を返す。 
         「は……初めまして。馆林见晴って言います…ってこれはさっき言ったね」 
         「ふふっ、そうだね」 
         见晴の言叶にそう微笑みながら诗织が普段と変わらない口调で话し、少し耻ずかしそうに诗织に接する见晴に心の中で快哉を叫ぶ。 
         (ああっ、馆林さん。あなたもとっても可爱いわ!)


        4楼2008-03-17 19:09
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