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ハッピー!!诗织ちゃん 4

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登场人物绍介
藤崎诗织………きらめき高校1年A组。美树原爱とは中学からの友达。きらめき高校でク
          ラスが爱と违う事に叹く、ややシスコンの気のある才色兼备の女の子。
美树原爱………きらめき高校1年J组。少し気が弱く、异性に対して今1つ积极的になれ
          ない女の子。きらめき高校入学を机に自分を変えようと思っている。
馆林见晴………きらめき高校1年J组。美树原爱のクラスメイト。いつも明るく元気な女
          の子。美树原爱の事を本当にいい友达だと思っている。
纽绪结奈………きらめき高校1年C组。科学部に在籍し、日夜自分の研究に打ち込む世界
          征服のために自分の全てをかける女の子。



4 吃茶店に行こう!

 「はぁ、はぁ……。やったわ、メグ!馆林さん!…喜んで!!」
 きらめき高校の科学部部室に入るなり、藤崎诗织が亲友の美树原爱と馆林见晴の名を呼んで喜ぶ様に言う。その时、まだクラブが始まった时间なので馆林见晴と共に他爱の无い雑谈に兴じていた美树原爱が诗织のとても慌てた様子に少しビックリして答える。
 「ど……、どうしたの、诗织ちゃん?そんなに慌てて?」
 诗织は少し乱れる呼吸を整えると、爱の前に立って声を大きくして言う。
 「やったわ!部费を去年の10倍ももらえる事になったわ!!」
 「じゅ……10倍?!」
 诗织の言叶に见晴が信じられないと言うような表情を浮かべ、爱もビックリして言う。
 「ほ……本当にそんなにもらえたの?诗织ちゃん」
 爱の言叶にうんうんと诗织がうなずく。
 「本当よ!……さっきの今年度のクラブの予算会议に私と纽绪さんが科学部代表として出席して、去年の10倍の予算がもらえる事になったの」
 诗织の言叶に、结奈がマイペースでゆっくりと歩きながら科学部の部室に入ってくると、诗织の言叶にうなずく。
 「そうね。まあ、去年の予算が少なすぎたのね。……それに、丁度电脳部も廃部になったことだし、去年の电脳部の予算は全て科学部がもらえたし」
 结奈の言叶に、见晴が惊いて言う。
 「で……でも、それでも10倍の予算って」
 「ふふふ……。私と藤崎さん、2人の头脳と弁舌を駆使すればあんな生徒会长ごとき、说得するのは容易い(たやすい)わ」
 「うん、私が何か言うと、いつも纽绪さんがフォローしてくれて……。もう、すごく助かっちゃった」
 结奈、诗织の言叶に见晴と爱が本当に感心して结奈と诗织を见る。
 「すごいね、诗织ちゃん」
 「うん、藤崎さんも纽绪さんもすごいよ」
 2人に言われて诗织が心の中で喜ぶ。
 (ああっ、2人に褒められるなんて嬉しい!……メグ、馆林さん、あなた达2人のためならきらめき高校の全ての予算をこの科学部のために当てて见せるわ!!って言うのはちょっと大げさかな?)
 诗织がそんなことを心の中で叫んでいると、结奈がみんなに言う。
 「……今日はもうみんな、帰っていいわよ。今日は别にする実験が无いし。私も今日决まった予算をいかに効率的にこれからの実験に使うか考えないといけないし」
 结奈の言叶に、相変わらず毎日追试を受けている、今日も机の前で科学の本とにらめっこを続けていた好雄と彼が快哉を叫ぶ。
 「バンザーイ!!久しぶりに数式の悪梦から开放されそうだぜ」
 「ああ、そうだな、好雄」
 彼と好雄がそう言い合うと、见晴が结奈に寻ねる。
 「えっ、……今日はもう帰ってもいいの?」
 见晴の言叶に结奈がうなずく。
 「いいわよ。今日は好きにしなさい、コアラ头」
 「コアラ头じゃないってば……。それじゃあ藤崎さん、今日はみんなでどこかでお茶しない?」
 见晴の提案に诗织が心の中で、
 (お……お茶。……ってことは馆林さんと一绪にケーキを食べに行くって事よね。ああ、メグがパフェを食べるところもとても可爱いけど、きっと馆林さんも可爱らしくケーキを食べるんだろうなぁ。
 
 (注:ここからは诗织の妄想です)  
 「……おいしいね、藤崎さん」



1楼2008-03-17 19:17回复
    「うん、そうだね」
     そんな风に私と馆林さんは向かい合わせでケーキを食べるのよね。そして……
     「あっ……藤崎さん。ほっぺにクリームついてるよ。……とってあげる」
     パクッ
     そんな风に私のほっぺについたクリームを指で取ってくれて食べてくれるのよね。ああ…そうしたら……
     「あ……ありがとう、馆林さん」
     って私がお礼を言うのよね。そしたら馆林さんが頬を染めて、
     「いいよ藤崎さん、気にしないで。あ……でも、このケーキもおいしいね」
     「うん。……良かったら少し食べない?」
     「い、いいのかな?もらっちゃって」

     ……いい、いいわ。最高よ。もう、いくつでもケーキを上げるわ)
     そんなことを思いながら、诗织が笑颜で见晴の言叶にうなずく。
     「そうだね。じゃあ、今日はみんなでどこかで亲睦会って感じで吃茶店にでも行こうか?」
     诗织の言叶に爱もうなずく。
     「そうだね。じゃあ、みんなで行こうよ」
     そう言うと爱が结奈の腕を掴む。
     「……どうして私の手を掴むの?」
     结奈が自分の手を掴みながら嬉しそうに笑っている爱に质问をすると、爱が慌てて结奈の手を离す。
     「ご……ごめんなさいっ。……で、でもやっぱりこう言う事は部长さんが居ないといけないと思って……」
     爱が本当にすまなそうに言うと、结奈も仕方なくうなずく。
     「……仕方ないわね。じゃあ、付き合ってあげる」
     结奈の返事に爱が嬉しそうにうなずき、诗织も爱の嬉しそうな表情を见て思わず自分の表情を缓めてしまう。
     「よし、じゃあ、俺达も行っていいか?!」
     好雄がそう言うと结奈が言下に拒绝する。
     「ダメよ!………行きたければ早くテストを参考书を见ないで解けるようになる事ね。そしたら行ってもいいわ」
     「ゲー!……そんなの无茶苦茶だよ」
     「弱音を吐く暇があったらサッサと问题を解きなさい」
     好雄の泣き言を相手にしないで结奈があっさりと言う。见晴が彼と好雄を见かねて言う。
     「う、うーん。それじゃあ、好雄君达は好雄君达でどこかに行けばいいじゃない。丁度、男の子同士だし。私达は女の子同士って事で」
     「えー、なんでこんな奴と一绪にどこかに行かなきゃなんないんだよ」
     「それは俺のセリフだ、好雄」
     见晴の言叶にそう反応する彼の言叶に结奈が呆れて言う。
     「それだけ息が合っていれば大丈夫のようね。……じゃあ、さっさとテストの问题を解きなさい!」
     「「ええー、そんなの无いよー!?」」
     声を揃えてそう言う好雄と彼に思わず爱も、
     「ほ、本当にこの2人、息がピッタリだね」
     と、小声で诗织に嗫き、爱の言叶に诗织もうなずくが、
     (でも负けないわ!!私とメグの呼吸もピッタリなんだから!!)
     と心の中では密かに2人に闘志を燃やす。
     「……まあ、それじゃあさっさと行くわよ。私、时间を无駄に使うのはイヤなのよ」
     そう言うと结奈はさっさと白衣を脱いでカバンを取ると科学部の部室を出て行く。その结奈に诗织达も慌ててついて行く。诗织だけは予算会议で科学部だと言う事を强调するために白衣を着ていたので白衣をハンガーにかけてから结奈について行く。
     「……そうそう、ちゃんと戸缔りはしておくのよ。谁かが私の研究成果に目をつけて部室に忍び込むかもしれないからね」
     男子生徒に注意をするのを忘れていて、科学部の部室に戻ってきて结奈がそう言うと彼と好雄が、
     「はーーーい!」
     と返事を返し、结奈がうなずいて科学部の部室を出る。
     そして结奈が出て行き、部室に2人きりになった彼と好雄は軽くため息をつく。
     「あ~あ。俺达も一绪に行きたかったなぁ」
     好雄の言叶に彼がうなずく。
     「そうだよな。……どうして俺达は1周间同じテストを受けているのにまだ50点以上取れないんだ?馆林さん达は4日目までに全员50点以上取ったのに」
     「俺に闻くな!!俺は37点を取っているが、お前は48点を取ったじゃないか!!……俺がお前にどうして50点が取れないのか闻きたいぞ?!」
     「……うーん。やっぱり少し数字を変えてるからだろう。……それにテストの时は今みたいに参考书も読めないし」
     彼の言叶に好雄がうなずく。


    2楼2008-03-17 19:18
    回复
      「そうだよなぁ。……でも、なんだか俺、最近成绩が上がった様な気がするぞ。なんだか今まで嫌いだった数学や科学が好きになってきたよ」
       「……俺もそうだな。なんたってここって环境がいいよな」
       彼の言叶に好雄がうんうんとうなずく。
       「そうだよな。……お前の幼なじみの藤崎さんは美人だし、部长の纽绪さんも性格は结构きついけどなかなかの美人だからな。それに、美树原さんも馆林さんも可爱いし………。かぁー、もう、最高のクラブだな!!」
       「そうだよな。これが文芸部とか演剧部とかだと活动が不定期だけど、纽绪さんのおかげでこうして毎日部活动が出来るからな」
       彼の言叶に好雄もうなずく。
       「ああ、この科学部に入部できて良かったぜ。俺は绝対にこの科学部を辞めないぞ!!」
       「俺もだ!!绝対にこの科学部を辞めるものか!!」
       「友よ!!」
       「同志よ!!」
       そう言い合うと男达はガッシリと抱き合い、これからもこの科学部で共に顽张って行こうと誓い合うのだった。


       「……で、どこに行くの?」
       きらめき高校を出ると、结奈が爱に一体これからどこに行くつもりなのかを质问する。その质问にとっさに答えられず、爱が见晴に言う。
       「ね……、ねぇ、馆林さん。……ど、どこに行くつもりなの?」
       「……ち、近くの吃茶店でいいと思うけど。……ひ、纽绪さんは何か好きな食べ物ってある?」
       见晴が结奈にそう闻くと结奈は首を振る。
       「别になんでもいいわ。……そう言えば、最近、食物を食べた事ってないわね」
       「ショ、ショクモツ?!」
       结奈の返事に惊いて见晴がそう言う。
       「……そうよ。最近は私の作った薬ばかり饮んでいたから。完璧に私の体を考えた薬だからカロリーを取りすぎる事もないし、栄养失调になる事もないし、食事の时间も3秒で済ませられるわ」
       结奈の言叶に诗织がうなずく。
       (…なるほど。……もし、メグや馆林さんにも今の体型を维持できるようにカロリーと栄养计算された薬を纽绪さんに作ってもらえればいい感じだわ)
       诗织がそんなことを结奈の横を歩きながら考えていると、见晴が気遣わしげに言う。
       「で……でも、そんな食事じゃ少し楽しくないんじゃない?」
       「食事って楽しむものなの?栄养を补给するためのものでしょう」
       结奈の言叶に见晴がうなずく。
       「た、确かに纽绪さんの言うとおりだけど、でも、楽しく食べた方が体にもいいんじゃない?」
       见晴の言叶に兴味深げに结奈が答える。
       「……そうかしら?」
       「そうそう。これから、お昼御饭は科学部の部室で一绪に食べようよ。きっと楽しいよ」
       见晴の提案に爱もうなずく。
       「そうだね。みんなで食べた方がおいしいよ」
       见晴、爱がそう言うと、诗织が心の中で喜びの声を上げる。
       (み……みんなでお昼御饭を食べる?……いい、すっごくいいわ!メグと馆林さんと私……ああ、なんて幸せなお昼休みなのかしら)
       「……私も馆林さんの意见に賛成したいな。…ダメかな、纽绪さん?」
       诗织の言叶に结奈が仕方なさそうにうなずく。
       「まあいいわよ。その代わり、実験器具とかをむやみに触ったりしてはダメよ」
       结奈の返事に不思议そうに诗织が言う。
       「え……、纽绪さん、一绪に食べてくれないの?」
       「私、料理ってする気がないのよ。面倒でね。……别に栄养剤とカロリー薬を饮むためだけに科学部に行ってもいいけど」
       「そ……そんな寂しい事言わないで。お、お母さんに作ってもらうとか?」
       诗织の言叶に结奈が少し寂しげに、


      3楼2008-03-17 19:19
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        「……お母さん?……ああ、母亲ね…」
         と言うと、口をつぐんでしまい、もうそれ以上闻かないでと言うような表情を浮かべてしまい、诗织も思わずビックリしてしまう。
         (纽绪さん……。あなたのお母さんに一体どんな秘密があるの?闻いちゃいけない事なの?)
         见晴、爱も颜を见合わせて心配げな表情を浮かべて结奈を见ると、结奈がフッと表情を缓める。
         「そんなに悲しそうな颜をしなくていいわよ。心配しなくても科学部にはいつも居るわ。私は研究をしているからあなた达はお弁当を食べていていいわよ」
         结奈の言叶に少し声を大きくして见晴が言う。
         「ヤダッ!……そんなのイヤだよ。……私、みんな一绪にお食事がしたいんだもん。……じゃあ、私が作る!纽绪さんの分は私が作るから」
         「……わ、私も作る!!」
         见晴の言叶に爱もそう言ってうなずく。见晴、爱の言叶に诗织もうなずく。
         「うん。ねぇ、纽绪さん。私达が交代で作るからお弁当を一绪に食べてくれないかな?」
         诗织がそう言うと结奈が呆れる様に言う。
         「……そんなに私なんかと一绪に食事がしたいの?」
         结奈の言叶に见晴がうなずく。
         「うん。纽绪さんと、科学部のみんなと一绪に食事がしたいよ」
         诗织の言叶に结奈が、
         (本当に甘いわね。……でも、どうしてかしら。全然イヤな気持ちにならないのは。前にこんな风に同级生に食事に诱われた时はとてもイヤな気持ちになったものだけど)
         と考え、思わず自分の中学生时代の事を思い出す。

         结奈は自分が中学生の时、昼休みに1人、本を読みながら薬を饮んで軽い食事をしていると、クラスメイト达が
         「ねぇ……、纽绪さん、一绪に食べない?」
         と、こんな风に诱ってくれた时があった。结奈が、
         「私、忙しいから」
         と言うと、クラスメイト达は、无理に言う事もできず、
         「うん。……ごめんね」
         と言って、自分の前から歩み去り、少し离れたところから小声で、
         「ねぇ……、やっぱり纽绪さんって変だよね」
         「うん。なんだか変な薬をいつも饮んでるし、国语の授业中も科学の本ばかり読んでるもの」
         と嗫き合っているのが耳に入る。

         (その时はあの子达のそんな言叶を闻いてもなんとも思わなかったし、そんな风に嗫かれても别にイヤじゃなかったわ。でも、なんだかこの子达にはここで断ってもまた私を诱ってきそうな感じがする。……変な子达ね。私なんかと一绪にお昼を食べて何が面白いのかしら)
         结奈はそう考えると、少しおかしそうにうなずく。
         「ふふっ、でも别に作ってくれなくてもいいわよ。私は私の食事の仕方があるんだし、あなたはあなた达で自分の好きなものを食べなさい。……一绪に食べるってそう言う事でしょう?」
         结奈の言叶に见晴が「うんっ!」とうなずく。
         「わかった。じゃあ、みんな。これからは自分のお弁当を持ってお昼休みは科学部に集合だね」
         「うん、わかった」
         诗织の言叶に见晴が「あ……」と気付いて言う。
         「あ……、藤崎さん、彼と早乙女君にも伝えといてね。これからはなるべくお昼休みは科学部の部室に来てねって」
         见晴の言叶に诗织がうなずく。
         「うん、伝えとく」
         「……なんだか嬉しいなぁ。みんなでそんな风にお昼御饭が食べられるなんて。……ね、诗织ちゃん」
         爱の言叶に诗织が心の中で
         (すごく嬉しいっ!!)
         と叫ぶが口では冷静に、
         「うん。なんだか中学の时を思い出すね」
         と爱に言う。
         「……そんなにみんなで食事するのが嬉しいかしら?」
         结奈が不思议そうに言うと见晴がうなずく。
         「うれしいよ。こんな风にみんなが自分の傍にいてくれるだけでなんだか嬉しいんだ。别に楽しいお喋りをしなきゃいけないって事はないと思う。でも、みんなが一绪に居るだけでなんだか楽しいじゃない。……うまく言えないけど」
         见晴のその言叶に、诗织が、
         (……か、可爱い。可爱すぎるわ。……私、绝対にあなたの傍にずっといてあげる。安心して、馆林さん。私の身も心も全てあなたとメグのものよ!)
         心の中でそんな事を思いながら诗织が见晴の言叶にうなずく。そんな见晴や爱、诗织の姿を见て结奈が、
         「本当に変な子达ね」
         と、みんなに闻こえないほど小さくつぶやき、
         「……さ、早く行きましょ。グズグズしていると日が暮れるわよ」
         と今度はみんなに闻こえるような声で言い、见晴や诗织达もうなずいて吃茶店に向かうのであった。


        4楼2008-03-17 19:19
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