社会のホットな话题になっている中国のおばさんの「広场舞」。実际、ダンスは世界各国の中年女性にとって「共通の趣味」となっている。日本のおばさんもその例にもれずダンスが大好きだ。だが、日本のおばさんは、决して屋外では踊らず、フラダンスや社交ダンスなどの室内ダンスを好む。フィットネス目的でダンスをする中高齢者は非常に多いが、日本のおばさんは、ダンスに精神的な达成感を求めており、高额のレッスン料をも厌わず、ダンスのレッスンに精を出している。环球时报が伝えた。
中国のおばさんによる「広场舞」に対する印象について、日本のおばさんに寻ねたところ、次のようにコメントした。
公众の面前でもお构いなしにダンスを踊る、中国の女性たちの勇気には、本当に感服する。だが、バックミュージックの音量が大きすぎるのは、あまりいただけない。騒音が大きすぎると、周辺の人々の迷惑になる。日本では、建筑现场でも騒音の测量が义务づけられており、规则违反は罚せられる。
日本のおばさんも、敬老の日(9月15日)などの特别な日に限り、公的な场でダンスを踊ることがあるが、普段人前で踊ることはまずない。
日本のおばさんがダンスをする主な目的は、身体を锻え、体型を维持することだが、精神的な喜びや达成感も重要なポイントであることは言うまでもない。フィットネスジムなどで定期的にエクササイズやダンスをする主妇は、日本ではかなり多くみられる。彼女たちの年齢は大体50歳前后、子供たちにも手がかからなくなり、夫は外で仕事に忙しい。やっと自分の时间を持てるようになった彼女たちは、素敌なウェアに身を包み、気の合った仲间と一绪にダンスのお稽古にいそしむ。体型やお肌の変化は、彼女たちにとって、とても大きな関心事だ。
ここ数年、日本のおばさんの间では、ハワイのフラダンスが流行している。笔者のネット友达のひとりに、60歳过ぎの退职した女性がいる。长年公务员として働いてきた彼女は、派手な衣装など身に着けたことがなかった。退职した彼女はいま、スポーツクラブでフラダンスに热中している。「レッスンでは、绮丽な衣装を借りて、首にレイを挂け、头の上に花轮を载せる。フラダンスの动きはそれほどハードではないので、中高年层の健康维持にうってつけだ。祝日には、イベントに出演するグループもある」とその友人は话した。
夏に东京の葛西临海公园に行ったとき、海岸に舞台が设置され、夏季纳凉イベントが行われていた。イベントの主役は、フラダンスチームのおばさんたちだった。彼女らの踊りは非常に素晴らしく、长い衣裳を着て、伴奏に乗って軽やかに舞っていた。おばさんたちは皆、なかなかのプロポーションの持ち主だった。
社交ダンスも、日本のおばさんが特にごひいきにしているダンスだ。优雅さが売り物の社交ダンスは、特にお金持ちのご妇人たちに爱されている。もちろん、ダンスをする第一の目的は健康维持だ。爱知県国立长寿医疗研究センターは今年4月、社交ダンスと打楽器による音楽が认知症予防に及ぼす効果に関する研究に着手した。
日本のおばさんは、ダンスに惜しむことなくお金をつぎ込む。笔者の住まいの近くに、ダンス教室がある。その教室では、入会の际に入会金1万円が必要で、月4回のレッスンの月谢で1万円あまりかかる。このほか、ダンス用衣裳や小道具のための支出もある。日本のおばさんは、「形から入る」ことを重视している。これは、「场所や时间にお构いなく、踊りたかったら踊る」という中国のおばさんとは、大きく异なる点だ。中国のおばさんのダンスが、屋外から屋内に向かえば、そのダンス市场の需要は极めて大きくなるに违いない。中国のおばさんが、このまま永远に広场だけで踊り続けることは有り得ない。彼女らがダンスを楽しむ场所は、より高いところへ、建物の上阶へと向かっていくだろう。