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一碗阳春面 (日文版)

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一杯のかけそば  


                                                                       作者 栗良平



 


  


 そば屋にとっていちばんのかき入れどきは大晦日である。


 北海亭もこの日ばかりは朝からてんてこまいの忙しさだった。いつもは夜の十二时す


ぎまでにぎやかな表通りだが、十时をまわると北海亭の客足もぴたりと止まる。


 最后の客が店を出たところで、そろそろ表の暖帘を下げようかと话をしていたとき、


入口の戸がカラガラガラと力なく开いて、二人の子どもを连れた女性が入ってきた。六


歳と十歳くらいの男の子は真新しい揃いのトレーニングウェア姿で、女性は季节はずれ


のチェックの半コートを着ていた。


「いらっしゃいませ!」


 と迎える女将に、その女性はおずおずと言った。


「あのー・・・・・・・かけそば・・・・・・一人前なのですが・・・・よろしいでし


ょうか」 后では、二人の子どもたちが心配颜で见上げている。


「えっ・・・・えぇどうぞ。どうぞこちらへ」


 暖房に近い二番テーブルへ案内しながら、カウンターの奥にむかって、「かけ一丁!


」と声をかける。それを受けた主人は。チラリと三人连れに目をやりながら、


「あいよっ! かけ一丁!」 とこたえ、玉そば一个と、さらに半个を加えてゆでる。


 玉そば一个で一人前の量である。客と妻に悟られぬサービスで、大盛の分量のそばが


ゆであがる。


 テーブルに出された一杯のかけそばを囲んで、额を寄せあって食べている三人の话し


声が、カウンターの中までかすかに届く。


「おいしいね」と兄。


「お母さんもお食べよ」 と一本のそばをつまんで母亲の口に持っていく弟。


 やがて食べ终え、百五十円の代金を支払い、「ごちそうさまでした」と头を下げて出


ていく母子三人に、「ありがとうございました!どうかよいお年を!」 と声を合わせ


る主人と女将。





1楼2008-04-09 14:57回复
    • 61.191.23.*
    新しい年を迎えた北海亭は、あいかわらずの忙しい毎日の中で一年がすぎ、再び十二


    月三十一日がやってきた。


     前年以上の猫の手も借りたいような一日が终わり、十时をすぎたところで、店を闭め


    ようとしたとき、ガラガラガラと戸が开いて、二人の男の子を连れた女性が入ってきた





     女将は女性の着ているチェクの半コートを见て、一年前の大晦日、最后の客を思い出


    した。


    「あのー・・・・・・かけそば・・・・一人前なのですが・・・よろしいでしょうか」


    「どうぞどうぞ。こちらへ」


     女将は、昨年と同じ二番テーブルへ案内しながら、


    「かけ一丁!」 と大きな声をかける。


    「あいよっ! かけ一丁」 と主人はこたえながら、消したばかりのコンロに火を入れ


    る。


    「ねえお前さん、サービスということで三人前、出してあげようよ」 そっと耳打ちす


    る女将に、


    「だめだ、そんな事したら、かえって気をつかうべ」と言いながら玉そば一つ半をゆで


    あげる夫。


     テーブルの上の、一杯のそばを囲んで母子三人の会话が、カウンターの中と外の二人


    に闻こえる。


    「・・・・・おいしいね・・・・・」


    「今年も北海亭のおそばが食べれたね」


    「来年も食べれるといいね・・・・・・」


     食べ终えて、百五十円を支払い、出ていく三人の后ろ姿に、


    「ありがとうございました!よいお年を!」


     その日、何十回とくり返した言叶で送り出した。


    2楼2008-04-09 14:58
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      • 61.191.23.*
      商売繁盛のうちに迎えたその翌年の大晦日の夜、北海亭の主人と女将は、たがいに口に


      こそ出さないが、九时半をすぎたころより、そわそわと落ち着かない。


       十时をまわったところで従业员を帰した主人は、壁に下げてあるメニュー札を次々と


      裏反した。今年の夏に値上げして「かけそば二百円」と书かれていたメニュー札が、百


      五十円に早変わりしていた。


       二番テーブルの上には、すでに三十分も前から「予约席」の札が女将の手で置かれて


      いた。


       十时半になって、店内の客足がとぎれるのを待っていたかのように、母と子の三人连


      れが入ってきた。


       兄は中学生の制服、弟は去年兄が着ていた大きめのジャンバーを着ていた。二人とも


      见违えるほどに成长していたが、母亲は色あせたあのチュックの半コート姿のままだっ


      た。「いらしゃいませ!」 と笑颜で迎える女将に、母亲はおずおずと言う。


      「あのー・・・・・・・・かけそば・・・・二人前なのですが・・・・・・・・よろし


      いでしょうか」


      「えっ・・・・・・どうぞどうぞ。さぁこちらへ」


       と二番テーブルへ案内しながら、そこにあった「予约席」の札を何気なく隠し、カウ


      ンターに向かって「かけ二丁!」


      それを受けて


      「あいよっ!かけ二丁!」 とこたえた主人は、玉そば三个を汤の中へほうり込んだ。


       二杯のかけそばをたがいに食べあう母子三人の明るい笑い声が闻こえ、话も弾んでい


      るのがわかる。


      「お兄ちゃん、淳ちゃん・・・・・今日は二人に、お母さんからお礼が言いたいの」


      「・・・・お礼って・・・・どうしたの」


      「実はね、死んだお父さんが起こした事故で、八人もの人にけがをさせ迷惑をかけてし


      まったんだけど・・・・・保険などでも支払いができなかった分を、毎月五万円ずつ払


      い続けていたの」


      「うん、知っていたよ」


       女将と主人は身动きをしないで、じっと闻いている。


      「支払いは年明けの三月までになっていたけど、実は今日、ぜんぶ支払いを済ますこと


      ができたの」


      「えっ! ほんとう、お母さん!」


      「ええ、ほんとうよ。お兄ちゃんは新闻配达をしてがんばってくれてるし、淳ちゃんが


      お买い物や夕饭のしたくを毎日してくれたおかけで、お母さん安心して働くことができ


      たの。よくがんばったからって、会社から特别手当をいただいたの。それで支払いをぜ


      んぶ终わらすことができたの」


      「お母さん! お兄ちゃん! よかったね! でも、これからも、夕饭のしたくはボク


      がするよ」


      「ボクも新闻配达、続けるよ。淳!がんばろうな!」


      「ありがとう。ほんとうにありがとう」


      「いまだから言えるけど、淳とボク、お母さんに内绪にしていた事があるんだ。それは


      ね・・・・十一月の日曜日、淳の授业参観の案内が、学校からあったでしょう。・・・


      ・・・あのとき、淳はもう一通、先生からの手纸をあずかってきてたんだ。


      3楼2008-04-09 15:00
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        • 61.191.23.*
        淳の书いた作文が北海道の代表に选ばれ、全国コンクールに出品されることになった


        ので、参観日に、その作文を淳に読んでもらうって。


        先生からの手纸をお母さんに见せれば・・・・・むりして会社を休むのわかるから、淳


        、それを隠したんだ、そのこと淳の友だちから闻いたもんだから・・・・・ボクが参観


        日に行ったんだ」


        「そう・・・・・そうだったの・・・・それで」


        「先生が、あなたは将来どんな人になりたいですか、という题で、全员に作文を书いて


        もらいましたところ、淳くんは一杯のかけそばという题で书いてくれました。これから


        その作文を読んでもらいますって。一杯のかけそばって闻いただけで、北海亭でのこと


        だとわかたっから・・・・・・淳のヤツなんでそんな耻ずかしいことを书くんだ! と


        心の中で思ったんだ



         


         作文はね・・・・・お父さんが、交通事故で死んでしまい、たくさんの借金が残った


        こと、お母さんが、朝早くから夜遅くまで働いていること、ボクが朝刊夕刊の配达に行


        っていることなど・・・・・・ぜんぶ読みあげたんだ。


         そして十二月三十一日の夜、三人で食べた一杯のかけそばが、とてもおいしかったこ


        と。・・・・・・三人でたった一杯しか頼まないのに、おそば屋のおじさんとおばさん


        は、ありがとうございました!どうかよいお年を! って大きな声をかけてくれたこと


        。その声は・・・・・・败けるなよ! がんばれよ! 生きるんだよ! って言ってい


        るような気がしたって。


         それで淳は、大人になったら、お客さんに、がんばってね! 幸せにね! って思い


        をこめて、ありがとうございました! と言える日本一の、おそばやさんになりますっ


        て、大きな声で読みあげたんだよ」


         カウンターの中で、闻き耳を立てていたはずの主人と女将の姿が见えない。


         カウンターの奥にしゃがみこんだ二人は、一本のタオルの端をたがいに引っぱりあう


        ようにつかんで、こらえきれずあふれでる涙を拭っていた。


        「作文を読み终わったとき、先生が、淳くんのお兄さんが、お母さんにかわって来てく


        ださっていますので、ここであいさつをしていただきましょうって・・・・・」


        「まぁ、それで、お兄ちゃんどうしたの」


        「突然、言われたので、初めは言叶が出なかったけど・・・・・・みなさん、いつも淳


        と仲よくしてくれてありがとう。・・・・・弟は毎日、夕食のしたくをしています。そ


        れでクラブ活动の途中で帰るので、迷惑をかけていると思います。今、弟が一杯のかけ


        そばとよみはじめたとき・・・・・・ぼくは耻ずかしいと思いました。・・・・・・・


        でも、胸を张って大きな声で読みあげている弟を见ているうちに、一杯のかけそばを耻


        ずかしいと思う、その心のほうが、耻ずかしいことだと思いました。


         あのとき・・・・・一杯のかけそばを頼んでくれた母の勇気を忘れてはいけないと思


        います。・・・・兄弟、力を合わせ、母を守って行きます。・・・・・・・・・これか


        らも淳と仲よくしてくださいって言ったんだ」


        しんみりと、たがいに手を握ったり、笑い転げるようにして肩を叩きあったり、昨年ま


        でとは、打って変わった楽しげな年越しそばを食べ终え、三百円を支払い「ごちそうさ


        までした」と、深々と头を下げて出て行く三人を、主人と女将は、一年を缔めくくる大


        きな声で、


        「ありがとうございました! どうかよいお年を! 」


         と 送り出した。


        4楼2008-04-09 15:01
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          • 61.191.23.*
          また一年がすぎて・・・・・・。


           北海亭では、夜の九时すぎから「予约席」の札を二番テーブルの上に置いて待ちに待


          ったが、あの母子三人は现れなかった。


           次の年も、さらに次の年も、二番テーブルを空けて待ったが、三人は现れなかった。



           


           北海亭は商売繁盛のなかで、店内改装をすることになり、テーブルや椅子も新しくし


          たが、あの二番テーブルだけはそのまま残した。


           真新しいテーブルが并ぶ仲で、一脚だけ古いテーブルが中央に置かれている。


          「どうして、これがここに」と不思议がる客に、主人と女将は「一杯のかけそば」のこ


          とを话し、このテーブルを见ては、自分たちの励みにしている、いつの日にか、あの三


          人のお客さんが来てくださるかも知れない、そのとき、このテーブルで迎えたい、と说


          明していた。


           その话が「幸せのテーブル」として、客から客へ伝わった。わざわざ远くから访ねて


          きて、そばを食べていく女学生がいたり、そのテーブルが空くのを待って注文をする若


          いカップルがいたりで、なかなかの人気を呼んでいた。


           それからさらに、数年の歳月が流れた十二月三十一日の夜のことである。


           北海亭には同じ町内の商店会のメンバーで、家族同然のつきあいをしている仲间たち


          が、それぞれの店じまいを终え、集まってきた。


           北海亭で年越しそばを食べた后、除夜の钟の音を闻きながら、仲间とその家族がそろ


          って近くの神社へ初もうでに行くのが、五、六年前からの恒例になっていた。


          この夜も、九时半すぎに鱼屋の夫妇が、刺身を盛り合わせた大皿のを両手に持って入っ


          てきたのが合図だったかのように、いつもの仲间三十人あまりが、酒や肴を手に次々と


          集まり、店内の雰囲気は盛りあがっていた。


           二番テーブールの由来を知っている仲间のことである。口にはしないが、おそらく、


          今年も空いたまま新年を迎えるであろう「大晦日十时すぎの予约席」をそっとしたまま


          、穷屈な小上あがりの席に、さらに全员が少しずつ体をずらして、遅れてきた仲间を招


          き入れた。


           そばを食べる者、酒を饮む者、たがいに持ち込んだ料理に手を伸ばす者、カウンター


          の中に入り手伝っている者、胜手に冷蔵库を开け、何やら取り出している者もいる。


          大売出しの话、海水浴でのエピソード、孙が生まれた话など、にぎやかさが顶点に达し


          た十时半すぎ、入口の戸がガラガラガラと开いた。


           几人かの视线が入口に向けられたのを知り、全员が押し黙る。


           オーバーを手に、スーツを着た二人の青年が入ってきた。ほっとした、ため息と共に


          にぎやかさがもどる。女将は申しわけなさそうな颜で「あいにく満席なものですから」


          と断ろうとしたとき、和服姿の妇人が深々と头を下げて入ってきて、二人の青年の间に


          立った。 店内にいるすべての者が息をのんで闻き耳を立てる。


           和服姿の妇人が静かに言った。


          「あのー・・・・・かけそば・・・・・・三人前なのですが・・・・・・・よろしいで


          しょうか」


           それを闻いた女将の颜色が変わる。十数年の歳月を瞬时に押しのけ、あの日の若い母


          亲と幼い二人の姿が、目の前の三人と重なった。


           カウンターの中から目を见开いて、にらみつけている主人と、今、入ってきた三人の


          客を交互に指さしながら、


          「あの・・・・・・・あの・・・・・おっ、お前さん!」


           とオロオロしている女将に、青年の一人が言った。


          「私たちは、十四年前の大晦日の夜、母子三人で一人前のかけそばを注文した者です。


          あのときの、一杯のかけそばに励まされ、三人手を取り合って生き抜くことができまし


          た。 その后、母の実家があります滋贺県へ越しました。私は今年、医师の国家试験に


          合格しまして、京都の大学病院に小児科医の卵として勤めておりますが、年明け四月よ


          り、札幌の総合病院で勤务することになりました。


          5楼2008-04-09 15:01
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            • 61.191.23.*
            その病院へのあいさつと、父のお墓への报告を兼ね、おそば屋さんにはなりませんで


            したが、京都の银行に勤める弟と相谈しまして、今までの人生の中で、最高のぜいたく


            を计画しました。・・・・・・・・・・それは、大晦日に母と三人で、札幌の北海亭さ


            んを访ね、三人前のかけそばを頼むことでした」


             うなずきながら闻いていた女将と主人の目からドッと涙があふれでた。


             入口に近いテーブルに阵取っていた八百屋の大将が、そばを口に含んだまま闻いてい


            たが、そのままゴクッと饮み込んで立ち上がった。


            「おいおい女将さん! 何してんだよ! 十年间この日のために用意して待ちに待った


            、大晦日十时すぎの予约席じゃないか、ご案内だよ! ご案内!」


             八百屋に肩をポンと叩かれ、気をとり直した女将は、


            「・・・・ようこそ・・・・・・・さぁどうぞ・・・・・・・お前さん! 二番テーブ


            ルかけ三丁! 」


             仏顶面を涙でぬらした主人、


            「あいよっ! かけ三丁!」


             期せずしてあがる歓声と拍手、店の外では、先ほどまでちらついていた雪を止み、新


            雪に跳ね返った窓明かりが照らしだす「北海亭」と书かれた暖帘を、ほんの一足早く吹


            くーーー睦月の风が揺らしていた。



             


            おわり


            6楼2008-04-09 15:02
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              这是我自己试着翻的,肯定有很多的错误,多谏谅,希望有高人指点一下!!!
              对于荞麦面馆来说,除夕可能是最忙碌的一天了。
              北海亭也是从早忙到晚,一直过了夜里的12点,街上还是很热闹呢!可只有除夕这天,到了十点多,店里的客人就走的差不多了。
              当最后一个客人离开的时候 ,也就是差不多要关门的时候吧,大门却被嘎拉嘎拉的推开了。一个女人,带着两个小孩子走了进来,那两个孩子,小的有六岁,大也就就十岁的样子,,都穿着崭新的衣服,倒是那个女人,穿着与季节不相衬的半截短大衣。
              欢迎光临,女店主热情的迎了上去。
              “请问。。。。一人份的阳春面,可以吗?”那女人问道,她身后的两个小孩子,也露出了担心的表情。
              “嗯?什么,请,请到这里吧。”女店主边说,边把她们母子三人带到了靠近暧气的2号桌子,边对着柜台里面喊,“一碗阳春面”
              男主人听到叫声,也看了这母子三人一眼,说道:“好勒!阳春面一碗” 玉そば一个と,最后又在锅里多加了半份,客人和女店子马上明白了什么要给她们母子三人这么大的分量的阳春面了。
              阳春面一从柜台里端出来,母子三个就头挨头的围了过来。
              “真好吃呀”哥哥说道。
              “妈妈,你也吃呀”弟弟也把面端到了母亲的嘴边。
              很快面就被她们吃完了,母亲付了150元的饭钱,“谢谢你的招待”“多谢惠顾,祝你们过个好年”女店主对这低头走出去的三母子说道。

              迎来的新的一年,北海亭,每天还是一如既往的忙碌着,很快就又到了十二月三十一日这天。
              像往年一样猫の手も借りたいような一日が终わり(这句真的不太懂,可能是想多长几只手的意思吧!不太清楚,瞎猜的),差不多过了十点左右,又到了要闭店的时候,嘎拉嘎拉的,门又开了,两个男孩子和一个女人走进来了。女店主想起,这个穿着半截大衣的女人,就是一年前的除夕夜,最后的客人。
              “请问,,,可以给我一人份的阳春面吗”
              “请,请,这边请”女店主像去年一样,边把他们带到了2号桌子边,边大声的喊道“一碗阳春面”
              “好勒,阳春面一碗”男主人一边回答着,一边把熄灭的煤气炉重新点燃。
              “喂,当家的,咱们给她们三碗面吧!”老板娘小声的在老板耳边说道!
              “这可不行,要是做了这种事,反倒会让她们过意不去的”老板说着,又下了一碗半的面?(这句也不太清楚对不对)。
              柜台里老板和老板娘听着,母子三人在桌边的对话。
              “真好吃呀”今年也能吃到北海亭的阳春面了。“
              “明年,也能吃到就好了!”
              吃完面了,她们付了150元的饭前,后离开了。
              “多谢惠顾,祝你们过个好年”
              这一天,反复的说着这句话。


              禁言 |7楼2008-04-15 00:29
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                生意兴旺的北海亭又迎来了下一个除夕夜,老板和老板娘,刚过九点半,就开始坐立不安起来。
                过了十点,店里的店员都离开了,老板把墙上的菜单取下来。从今年夏天开始,于由涨价,阳春面早就已经变成200元了。
                2号桌子上,三十分钟前,老板娘就放了一张予约席了。
                到了十点半,店里已经没有客人了,可店主还在等式逻辑着那母子三来在次上门。
                哥哥穿着中学制服,弟弟也穿着ジャンバー,两个孩子很久不见,都长大了很多。母亲还是穿着那件裉色的半截短大衣的样子。
                “欢迎光临”老板娘笑着迎了上去。
                “请,请给我两碗阳春面!”
                “嗯?请,请,这边来”说着她带着母子三人来到了桌子边,把予约席的牌子小心的藏起来,把对着柜台说,“阳春面,二碗”
                “好勒,二碗阳春面!”店主边说,边把三份的面放入锅里。
                吃着两碗面,母子三人开心的说笑着。“哥哥,小淳,今天,妈妈要向你们二个道歉”“道歉?为什么?”“其实,你们的父亲死于一起交通事故,他还欠了八个人的债,我用保险金偿还,每个月还要在付五万元。”“嗯,我们知道呀!”
                老板娘和老板一去不动的听着。
                “到明年三月份的时候,就可以还完了,其实,今天,我们已经全部还完这比债务了。”“是真的吗?妈妈”“是真的,哥哥,每天那么努力的送报纸,还帮我买东西,做饭,妈妈可以很安心的出去工作。因为工作出色,公司还发了特别津贴,所以我们已经全部还完这笔债务了。”“妈妈,哥哥,太好了,从今天开始,晚饭就交给我做吧”“那我也继续努力的送报纸吧”“谢谢,真的谢谢了。”“淳とボク,有件事和妈妈说,十一月的星期日,我去淳的学校,从老师那里得到一封信,是说淳写的一编作文,被选为代表北海道,参加全国的比赛。参观日那天,淳还读了那篇作文。要是母亲看了老师手里的那封信,肯定会向公司请假一天,所以就把信藏起来了,这些都是我从淳的朋友那里听来的。是我去参观的。”“是这样呀,后来呢”“老师出的是你将来想做一个什么样的人?淳,竟然以一碗阳春面为题,我一听是说一碗阳春面,就知道是北海亭的事了,淳,这个家伙,怎么写这么难为情的事呀!“当时我心里想。
                作文里写,父亲死于交通事故,借了很多的钱的事,母亲每天从早忙到晚的工作的事,我每天去送报纸的事,全都说了出来。“然后还写,十二月三十一日的夜里,三个人吃一碗面,非常的好吃。面店的叔叔阿姨,祝我们过个好年!还有不能失败,要努力,好好生活,之类的话。所以等淳长大成人后,也要开一家日本第一的面馆,对着客人说?努力,祝你幸福之类的话。”
                柜台里,刚才还竖着耳朵听话的老板和老板娘,都不见了。在柜台的里面,二个人正拿着一条毛巾,不停的擦着眼泪呢!


                禁言 |8楼2008-04-15 00:30
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                  作文读完后,老师说,淳的哥哥,代替妈妈来了,让他也说几句话吧!
                  “突然让我说什么,起初我也不知道该说些什么,各位,一直以来,我和淳的关系都很好。弟弟每天要做晚饭,俱乐部的活动也没办法参加,现在听到弟弟说吃一碗面的事,我这个做哥哥的觉得自己很惭愧。这时,我想不要忘了母亲买一碗面时年勇气,我们兄弟,一定和力,保护着母亲,从现在开始,我也要更好的和淳,和睦相处。
                  就这样,三个人相互握着手,又笑着,挨在一起,和去年变得完全不一样了。她们吃完面,付了300元钱。“谢谢招待”
                  “多谢了,祝你们过个好年!”老板和老板娘一起把她们送出门去。
                  又过了一年,北海亭过了晚上九点,予约席的牌子又放在了2号桌子上,可那母子三人没有出现,第二年也是一样,下一年也是如此,2号桌子一直空等着那母子三人。
                  北海亭由于生气的兴旺,店里开始装璜了,桌子,椅子也都换成了新的,只有2号桌子,还保留着原来的样子。真新しいテーブルが并ぶ仲で、一脚だけ。把旧桌子放在了店中心。“为什么要这样?”客人不解的问,老板和老板娘,就把一碗阳春面的故事,看到这张桌子,就可以激厉自己,不知哪一天,那三个客人也许还会回到这里,到那时,这张桌子,还可以迎接他们!随后,客人们开始传说,这是张幸福的桌子。有的人还特意从很远的地方来,就为了吃一碗阳春面,这里有女学生,也有一些年轻的夫妇,这张桌子也渐渐有名起来了。
                  从那以后,又过了数年,北海亭子,已经是这条街上的商店会员了,家族里有什么事都喜欢在这里聚会,大家在北海亭吃过饭后,边听着除夕夜的钟声,全家一起到附近的神社里,进行初次参拜,已经成为了这里五六年前的习惯了。


                  禁言 |9楼2008-04-15 00:32
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                    休息,休息一


                    禁言 |10楼2008-04-15 00:57
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                      • 61.191.23.*
                      猫の手も借りたいような一日が终わり
                      _————的确 这是句日本谚语 猫の手も借りたい 就是忙得不亦乐乎、的 意思。

                      「だめだ、そんな事したら、かえって気をつかうべ」と言いながら玉そば一つ半をゆであげる夫。 

                      ——夫 即 丈夫。在这里作为 说出这句话的 后置主语。日语在对话中经常就是这样一种方式。 
                      意思是 男主人边说....边将一碗半分量的素面条下到锅里煮


                      11楼2008-04-15 15:44
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                        • 61.191.23.*
                        弟弟也穿着ジャンバー——应该是由 JUMPER 转化成 运动装的意思

                        真新しいテーブルが并ぶ仲で、一脚だけ
                        ——真 作为接头辞 后面加上 形容词 表示 非常的形容。
                        这里意思 是 摆放着崭新的桌子中间 有一张旧的


                        呵呵 我一口气读了 你的版本 感觉文字功底很厉害啊!
                        查字典 看外语 真的很疲乏 尤其是看 文章之类的了
                        PFPF!!1


                        12楼2008-04-15 15:53
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                          你把我夸的 美的冒泡了
                          我本来想把文章全都发上来的,这个死百度,老是找麻烦,把你的贴子弄的这么乱,对不住呀
                          不过,做事一定要有始有终,我一定要把这篇文章发全了!
                          这算是我为“三点水”老师吧里做的一点贡献吧


                          禁言 |13楼2008-04-15 21:17
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                            • 61.51.97.*
                            这天夜里,刚才九点半,鱼店的夫妻俩就手捧着装满刺身的大盘子,平常关系非常要好的三十个朋友,也都拿着酒和菜肴,来到店里,知道2号桌由来的朋友们,嘴上虽然没说,但心里想,今年大概又要空等了吧!
                            吃面的人,喝酒的人,有的人去柜台帮忙,有的人开冰箱随意的拿出东西,
                            什么特价的物品呀,海水浴的小故事呀,什么谁家生了孩子呀,热闹的气氛到达了顶点。大约过了十点半,店门嘎拉嘎拉的开了,大家的视线都集中到了门口,非常的安静。
                            两个手里拿着大衣,身穿西装的年轻人走了进来,大家又开始热闹起来了,老板娘面有难色的说,不真巧,已经满席了,正当老板娘说话时,一个穿着和服的妇女走了进来,站在二个青年人的中间,店里人都竖着耳朵听着,那个穿和服的妇女平静的说“请,请给我三碗阳春面,可以吗?
                            听到这里,老板娘的脸色变了,十数年的时间,以前那个年轻的母亲,和幼小的孩子的样子,又出现在眼前。老板娘看了一眼柜台里的老板,喂,当家的!
                            其中一个青年说道,我们就是十四年前的除夕夜里,母子三个同吃一碗面的人,那时,一碗面激励着我们三个人,让我们同心协力。随后,我母亲搬到了滋贺县,我今年通过了国家医师考试,在京都的医院,小児科医の卵として勤めておりますが(儿科工作?)到明年四月就可以在札幌的综合医院工作了。也算是对父亲有个交待。不过我弟弟没有开面馆,我和在京都银行工作的弟弟商量了一下,我们记画作一个岂今为止,最奢侈的事。
                            所以,我们母子三人,来到札幌的北海亭,希望可以为我们做三个人份的阳春面。
                            听到这里老板娘,和老板都流下了泪来。坐在离门口最近的蔬菜店老板,把一直在嘴里的面咽下去后说,“老板娘,怎么了,这十年的这一天,特意等待的予定席吗?蔬菜店老板用肩膀撞了一下发呆的老板娘。
                            “是呀,快,当家的,2号桌,三碗阳春面。
                            仏顶面流泪的老板说“好勒,三碗阳春面。”
                            店里传来了欢呼声和掌声。门外,一直下的雪也停了,雪照着明亮的窗户,写着北海亭的帘子上,ほんの一足早く吹くーーー睦月の风が在风里摇摆着。
                            就这样吧,我也就是这种水平了,真的很累呀!


                            14楼2008-05-10 10:17
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