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【ナルヒナ】P站 同人小说

只看楼主收藏回复

广大鸣雏党 我第一次搬鸣雏小说 不知道会不会被吞 原文看不懂 还得等翻译君阿
我负责搬运 哈哈
@弥彰 http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=5215014&from_sid=1226465674#1
先贴一段 看会不会被吞
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舌先の棘
背后で上がった黄色い歓声と近づいてくる足音の群に、ナルトは思わず溜息をついた。
今日はのんびり静かに过ごしたい気分だったのに。
「ナルトせんぱーい!」
「ナル様ー!」
悪ぃな、今日はお前等の相手はナシだ。
赈やかな歓声を闻こえない振りで受け流し、ナルトは路地裏に入って印を结んだ。
「あれ?确かにナルト先辈がいたと思ったのに」
「こっちに歩いていったよね?」
「どこいっちゃったのかなー、ナル様」
「あっちかな?」
(思った通り、うまくいったってばよ!)
自分を见失ったおっかけ达を见て、ナルトは満足げに尻尾をぴんと立てた。
そう、尻尾だ。猫に化けてみたのだ!
これなら谁にも邪魔されずにのんびりと过ごせるだろう。
とててっ、と惯れない4本分の自分の足音を闻きながら、
ナルトは特に目的も无く走り出した。
「あら、猫じゃない」
暖かな阳光を浴びながらきままに歩いていると、闻き惯れた声が闻こえた。
声の方を向くと、やはりそこにはサクラの姿があった。
(よぉ、サクラちゃん!)
…と言ったつもりの自分の声が「にゃあ」と响いて、
ナルトはあぁそういえばと自分が変化している事を思い出した。
サクラが相手なら、もう変化し続ける理由も无いだろうと术を解こうとした时、
両脇の下に手を入れられ、体が高く持ち上げられる。
(へ?)
「珍しい毛色の猫ね。金色みたいだわ」
『高い高い』のように抱き上げられて、ナルトは体を硬直させた。
正直な所、惯れない四足獣への変化は维持が结构面倒で、见知った相手の前なら
さっさと人间の姿に戻りたかったのだが…この状态で変化を解く訳にはいかないだろう。
参ったな…と思っていると、さらに悪い事に。
続いてサクラは、「可爱い!」と嬉しそうに猫ナルトを抱きしめた。
…まずい。
……绝対に、もうサクラの前では変化は解けない。
………彼女の気が済むまで、なんとか术を持続させなければ…破灭だ。
脳内に駆け巡るありとあらゆる悪い想像が、ナルトの背筋を冻らせた。
(サクラちゃん…!頼むから早く离してくれってばよ…!)
背中を抚でる掌が、いつ金刚力の拳と化して全身の骨を砕くのか…と、ひたすら寒気しかしない。
ざわ、と逆立った全身の毛を、まだ満足していない様子のサクラの手が抚で続け、
その度に涌き上がる恐怖が、変化を保つ集中力を乱していく。
最早走马灯すら见えてきそうな状况の中、それは追い讨ちをかけるように现れた。
「サクラちゃん?」
(!!)
「ヒナタ!见てよ、この猫可爱くない?」
サクラに抱え直され、突き出された先には…ヒナタがいた。
「なんだ、ネコかよ。落ち着け赤丸、袭うなよ」
「……。」
…と、キバとシノもいた。
(こ…この状态ってば、ヤベェんじゃねえか…!?)
思いがけず势揃いした八班の面々に、ナルトの背筋に紧张が走った。
感知と探索に秀でたこの三人には、自分の変化は见破られるのではないのか?
ヒナタが少し屈んでナルトの目を覗き込んでくる。
眼前の荡ける様に美しい千里眼が、伪りの姿を见通してしまいそうで不安で。
それなのに、心のどこかで「気付いてくれるかもしれない」とも期待した。
だって、俺达は目を见れば互いの事がわかるのだから。
白眼が优しく细められ、长い睫毛の影が澄んだ虹彩の上を踊る。
体势を変えた为にさらりと肩から流れ落ちた髪を、细い指先が耳にかける。
その髪が香って、珊瑚色の爪が阳光を弾いて。
食べ顷の桃のようにふっくらと柔らかく甘そうな唇が、ふふ。と上品な笑みをこぼす。
なにしてるの?ナルト君。
今にもそう呼びかけられるのではないかと、うなじの辺りがそわそわした。
「…うん。とっても绮丽な子だね。サクラちゃん」
「でしょ?饲い猫かしら。见かけない猫だけど…」
……あ。気付かねェんだ。
……まぁ、特に任务でもねーのに猫に化けてるなんて思わねぇか。
最初からただの猫だと思っているなら、わざわざ白眼でチャクラを探るような事もしないだろうし。
気付かれると困るのに、见抜かれたくなかったはずなのに。
自分だと気付いてもらえなかったのが酷く残念だった。
ちぇっ。…でもまぁ、ヒナタが気づかねえなら、キバとシノも大丈夫だろうな。
よかったようなよくなかったような…
ひとまず命の危机を回避できただけよしとしようと気を取り直し、
ナルトは目の前のヒナタを见つめた。
肌の肌理が细かい。
手のひらでほっぺたを包み込んだら、しっとりと吸い付いてきそうだ。
そんな事を考えていたら、思わず手が伸びていたらしい。
ふに、とヒナタの頬と自分の肉球(そう、残念ながらその时は肉球だったのだ)が触れ合う感触。
伝わってきた想像以上の柔らかさと温もりに、ナルトは一瞬にして我に帰った。
ヒナタも惊いて目を丸くしていて、大きく开かれた瞳から、
彼女の头の中を覗き込めそうな気がした。
「あら、随分気の抜けた猫パンチね」
「オイ、爪立ててねーだろーな!?大丈夫か、ヒナタっ!?」
「ヒナタ、离れた方がいいのではないか?なぜなら、
 肌に伤をつけられるかもしれないからだ」
「だ、大丈夫だよ…?きっと私がいきなり颜を近づけすぎちゃったから、
 ビックリしたんだよ」
惊かせちゃってごめんね。とヒナタの手が优しくナルトの头を抚でた。
さっきまでサクラに抚でられる度ガチガチに全身が紧张したのに、
ヒナタだと妙に落ち着いた。
気持ちいい。嬉しい。もっと抚でて欲しい。
それに、ものすごくいい匂いがする。
滝の傍の空気みたいに清廉で、蜜の様にとろりと甘く、ほんのりと酔った気分にさせられて。
ゴロゴロ、と気付けば喉が鸣っていた。
「あら…この子、ヒナタが気に入ったんじゃない?嬉しそうよ」
「え? そ、そうかな…?」
「ゴロゴロ言ってるしな。赤丸で惯れてるから、
 サクラより抚でるのがうまかったんじゃねーの?」
「确かにな。なぜならヒナタに抚でられている时は、
 赤丸もその猫も颜が弛缓しているからだ」
「せっかくだから、抱っこしてみたら?」
サクラがホラ!とナルトをヒナタに向かって突き出し、
ヒナタはおずおずと白くて细い腕を伸ばして、ナルトの両脇の下に手を入れた。
受け取った小さな体の、思い人の髪を思わせる毛并みを阳光にあてて、
その煌めきを楽しもうとナルトを軽く持ち上げたヒナタ。
その时の事を、后にナルトは両手で颜を覆って力无く、こう语ったと言う。
曰く。「まさか足场になる程だとは…思って无かったってばよ…」と…。
重力に従い、小さいくせに柔软で长い猫科の胴体が、だらん、と垂れた。
本来であれば空中にぶらさがるであろうその下肢が、ぺちょんと优しく受け止められて、
へ?とナルトは视线を下ろし。
その极上の柔らかさの正体を知って、戦栗した。
自分の后ろ足がふにふにと踏んづけているもの…それはまさしくヒナタの豊満な胸だったのだ。
脳髄に稲妻が走り、冲撃で思考が引き裂かれ、そのまま冻りつく。
頼りない柔らかさでありながら圧倒的な存在感。
己の足裏の肉球なんぞ问题にならず、饮み込まれていくよう。
やるべき事がある时の睡魔の如く、甘美で背徳的な诱惑が、
背筋をぞわりと粟立たせ、全身を痹れさせ、正体不明の热を生んでいく。
…ヤバイ。
……もう绝対に绝対に绝対に绝対に…ヒナタの前では変化は解けない。
………この场をやり过ごし、彼女から离れるまで。なんとか术を持続させなければ…全てが终わる。
…………ありとあらゆる意味で、终わる。
頼む!!
もうそろそろいいだろ!?许してくれ!!
谁に何を许されたいのやら全く意味不明だが、自分をこんな危机的状况に追い込んだ
なんらかの见えない力に対して心の中で叫ぶナルト。
见るな见るなと目を瞑れば、五感の一つが闭じられた为により锐敏になった嗅覚が、
ヒナタから立ち升り、ヒナタの呼気が届けたヒナタの香気を感じ取り。
感覚まで研ぎ澄まされ、胸や背中や脇の下の彼女の手の滑らかさは勿论の事、
足元の…その…なんだ…けして言ってはいけないあの场所の温もりすらより明确になってしまう。
にゃんとも言えない状况に、头の中が真っ白になり、その白をヒナタの色が涂り溃していく。
「可爱いね…本当に绮丽な猫…」
ああもうなんでそんな嬉しそうな幸せそうな声だすんだ。
お前が抱き上げてるのは猫なんかじゃねぇし!
いつ炸裂するかわからない起爆札の束よりも危ねぇんだぞ!
…まぁそんな叫びは全部「ニャー」にしかならないのだが。
「ふふ…おしゃべりさんだね」
あっ。
と思った瞬间には时既に遅く。
ナルトは天国と地狱の谷间に体を预けていた。
本日二度目の雷光がナルトの脳内だけで発生し、呼吸を停止させ、体を引きつらせて、
自分を抱きしめているヒナタの柔らかさの中に吸い込まれていく。
今だけ悟りを开いて本物の仙人になりたい…。
脳裏に浮かんだ今は亡き师の颜に、いやいや仙人は仙人でもエロ仙人には
なっちゃダメだろ今は余计に!!と猛烈に焦り。
首を左右に振ろうとして、むにっと鼻先がまろやかな膨らみに包まれ硬直する自爆ナルト。
もういっぱいいっぱいだ。
ああ、ここで集中が切れて人间の姿に戻ってしまったら、どうなるのだろう。
取り急ぎサクラに杀されるだろうな。
キバとシノにもなんとなく杀されそうな気がする。犬に食われて虫に食われるってか、ハハハ。
そして…ヒナタはきっと、二度と颜をあわせてくれない。
「ワォン!」
响き渡る天敌…もとい、キバの相棒赤丸の鸣き声が、
走马灯に半分足をつっこんでいたナルトの意识を引き戻した。
「どうした?赤丸」
「クゥン…」
「なんだ赤丸、ヒナタを猫に取られてヤキモチかよ」
「赤丸の気持ちはわからんでもない。なぜなら、
 いつもならああしてヒナタに抚でられるのは赤丸の特権だからだ」
……『いつも』?
闻き舍てならないその言叶が、痉挛して使い物にならなかったナルトの鼓膜を刺激した。
いつも…いつも?いつもだって?
なぜか胸が急にモヤモヤとしてきて赤丸を见ると、相手もこちらを见ていた。
睨み合う二匹。本当は一人と一匹。
动いたのは…赤丸だった。
「!!」
「きゃっ…赤丸!?ひゃっ…くすぐったいよ」
駆け寄ってきた赤丸は、キバを背中に载せられる程に成长した体でヒナタに飞びつき、
肩に前足をかけてヒナタの颜を舐め始めた。
ヒナタと赤丸に挟まれるような体势になったナルトは、
押し付けられて自分の背后でくにゅ、と形を変えた柔らかさに一瞬魂を夺われた后、
必死でこの世に戻ってきて隙间から颜を出した。
头上で赤丸の大きな舌がヒナタの頬を何度も舐め上げている。
细い首筋から整った轮郭を味わい、耳朶まで到达する赤い舌。
濡らされた肌に远虑なく吹き付けられる鼻息が、一筋の髪を舞い上げた。
テメェ赤丸ッ!!どーぶつだからってやっていい事と悪い事があるぞ!!
その台词は今の状况では完全に「お前が言うな」なのだが、
沸腾した头のナルトにはわからなかったし、ツッコんでくれる者も无い。
気に食わなくて苛立っているのに、抱きしめられてるから动けないし、それなのに背中は楽园。
もう気持ちは灭茶苦茶で感情の统制はきかなくて。
その最悪のタイミングで、赤丸の舌がヒナタの唇の端を掠めた。
「~~~~~~~~~~~~ッッッ!!??」
スローモーションで、ふっくらとした小さな唇が、濡れた舌で押しつぶされるのが见えて。
思わず。
バシンッと音が立つ程の猫パンチを目の前の巨躯に缲り出していた。
そしてこれも思わず。
思いきり体を伸ばして、ヒナタの唇を舐めていた。
多分、拭き取るつもりだったのだけど。
この时、自分は猫だったから。拭くなんてできないから。舐めるしかできないから。
だから。
こうするのが当然なんだと思っていた。
「んっ…!?」
ヒナタが小さく惊いた声を漏らす。
可爱い声だ。もっと闻きたい。もう一度舐めたら闻かせてくれるだろうか。
そんな不埒な事を考えていた罚なのか、首の后を掴まれて、ナルトはヒナタから引き剥がされてしまった。
さっきまであれ程离れたいと思っていたヒナタの胸の中が急に远のき、雑な扱いで地面に下ろされる。
「赤丸に攻撃するなんて肝の据わった猫だな」
「ヒナタ、大丈夫か?なぜなら、赤丸はかなり重くなったからだ」
「…毎度の事ながら、あんた达の过保护振りには
 惊かされるわ…ヒナタ、大丈夫?」
「だ、大丈夫だよ。ありがとう、サクラさん。
 キバ君もシノ君も、心配させちゃってごめんね」
赤丸の猛攻に乱れた髪を整え、キバ达に応えてから、ヒナタは视线を下ろしてナルトを见た。
「君も、びっくりさせちゃったよね?ごめんね」
座り込んだヒナタは控えめにナルトの头を抚で、口元を押さえて言った。
「それにしても、猫の舌って凄くザラザラしてるんだね…。
 棘が刺さったのかと思っちゃった」
え。…痛かったのか?悪ィ、ヒナタ。
ナルトは慌ててヒナタを见上げた。
怪我をしているようには见えず、ホッと息をつく。
红をさしているような妙な味はしなかったから、化妆は施していないのだろう。
それなのに鲜やかに赤く、熟れた果物の瑞々しさを感じさせる唇。
视线を离せず魅入られていると、またヒョイと持ち上げられた。
「で、この子、结局野良猫なのかしら」とナルトをぶら下げたままサクラが言い、
「だろうな。八班は下忍の顷にやたら迷い犬迷い猫系の依頼が多かったから、
 里の饲い猫の匂いはほぼ把握しているけどよ…この猫には覚えがねーし」とキバが応える。
「あ、あの…私、この子を连れて帰ってもいいかな?」
闻こえた言叶に、ナルトは本日三回目のフリーズを味わった。
今なんつった。
いやいやいや、もう解散だろ!?
连れて帰るとかねェってば!!もう限界だって!!
「いいんじゃねえか?コイツもヒナタには懐いてるみたいだったしな」
「问题ないだろう。なぜならこの猫もヒナタを気に入っているようだからだ」
何言ってんだキバもシノも!!
せめてキバは止めろよ!!犬派だろテメエ!!
确かにちょっとかなりヒナタに抱かれているのは大层结构で気持ちよかったけど!!
…って何言ってんだ俺は!!马鹿か!!
あああやめてくれサクラちゃん、俺をヒナタに手渡さないでくれ!!
血を吐く様な叫びも全て「ニャー」。
SOSは谁にも届く事はなかった。
ナルトは再び、天国と地狱の谷间に优しく包み込まれたのだった…。


1楼2015-04-25 23:43回复
    日向邸に连れ帰られ、绮丽な栉で毛を梳かれ、家具を伤つけないよう绮丽に爪を切られ。
    人间の时にも食べた事がなかったような立派な刺身と、かつおだしで柔らかく煮た野菜を振る舞われ。
    连れてこられたヒナタの部屋で、ナルトは完全に力を失って床に突っ伏していた。
    もう、マジで无理だって…!!
    いくら规格外のチャクラを持っていようとも、
    一日紧张しっぱなしで変化を维持し続けるのは最早限界だった。
    一刻も早く人间の姿に戻りたい。
    しかし、それができない原因がすぐ侧にあるのだ。
    风吕上りで益々心地よい薫香を放つヒナタが、长い髪をとかしている。
    温められてほんのりピンク色に染まった肌の际が、室内灯の灯りの元でキラキラと辉いた。
    暗い所でもよく见えるという、猫の目で见るからだろうか。
    いつもよりもっともっと绮丽に见えるヒナタから、ナルトはそっと目をそらした。
    ヒナタはきっともう少しで眠るだろう。それまでの我慢だ。
    というかお愿いします早く眠ってください。
    髪の手入れを终えたらしいヒナタが、ナルトの侧に膝をついた。
    优しく背中を抚でられて、思わずまぶたがとろんとする。
    大事な秘密を嗫くように密やかなヒナタの声が、まどろみの中にまで届いた。
    「…君を见た时にね、『ナルト君みたい』って思ったの」
    (…!)
    まさか、最初からバレていたのか!?
    と寒気がして一気に目が覚めたが、どうやら违うようだった。
    ヒナタは目を细めてナルトを见つめ、変わらぬ穏やかさで背中を抚で続けている。
    「お日様みたいなキラキラした毛并みと空みたいな青い目がね…
     吸い込まれそうに绮丽で、そっくりだなぁって」
    …なんか、すっげー耻ずかしいんだけど…。
    「だからね、君の名前…『ナル』はどうかなぁ?」
    日向ナルだよ、ナル。
    爱しげにその名前を呼ぶヒナタの姿を直视して、ナルトは谜の冲撃を受けた。
    可爱い。なんだこれ可爱い。
    心なしかさっきより赤みが増して见えるほっぺたも、
    ゆったりした夜着から覗く华奢な首筋も、
    中に星でも闭じ込めてるみたいに煌く白い瞳も、
    见つめていると身体中がくすぐったくて堪らなくなるのに目が离せない。
    身动き取れずにいるナルトを抱き上げて、ヒナタが部屋の灯りを消した。
    まるで世界中に自分とヒナタしかいないみたいに感覚が诘まり、他の何も见れなくなって。
    それはまずいだろうと抵抗する事も忘れて、ナルトはヒナタに抱かれたまま、彼女のベッドに入れられた。
    「おやすみなさい、ナル」
    狭い猫の额に降りかかる柔らかな热。
    それが生まれて初めて経験する『おやすみのキス』だと気付くまでは、しばらく时间がかかった。
    (……)
    すぅすぅと、规则正しい寝息をたっぷり10分くらいは闻いていただろうか。
    猫ってマジで夜目が利くんだな…と、ナルトは堪能していた眼前の寝颜を眺めて感心していた。
    光の下で见るヒナタも绮丽だけど、暗暗の中で见るヒナタも绮丽だった。
    (もうそろそろ、平気かな…)


    2楼2015-04-25 23:44
    回复
      もぞもぞと、ヒナタを起こさないように布団から这い出て。
      床に下りると音が立つかと判断し、挂布団の上に乗る。
      ベッドのすぐ侧にある窓から帰ろうとして、猫の手では键を开けられない事に気付いた。
      (…大丈夫、だよな。よく寝てるみてーだし)
      やっと人间の姿に戻れる。长い戦いだった…!!
      凄まじい开放感と、乗り切ったという达成感に包まれて、ナルトは変化をすぐさま解いた。
      逸る気持ちと焦りのせいで、判断力の钝っていたナルトを谁が责められるだろう。
      ちょっと考えればわかるはずだったのに、その『ちょっと』が今夜のナルトにはもう无かったのだ。
      変化の术を解いたナルトの脳内に、本日四度目の超弩级の落雷が炸裂。
      吹き荒れる岚、崩れ落ちる理性。
      四足獣からの変化を解いたナルトは、両手両足をベッドについていた。
      眠るヒナタを、组み敷くような姿势で。
      「……」
      惊きすぎて声も出なかった。
      慌てて飞びのくとか、うわぁと声をあげるとか、意味のある事は何もできなかった。
      固まっていた。
      目と、视神経から入手した情报を整理する脳の部分だけが猛烈に働いていた。
      白い枕とシーツの上に広がる黒髪。
      规则正しく上下する胸。
      薄いまぶたを縁取る长い睫毛。
      そんな大量の视覚情报の中で最后に目に留まったのは。
      ほんの少しだけ开いて何かを待っているような唇だった。
      -それにしても、猫の舌って凄くザラザラしてるんだね
      -棘が刺さったのかと思っちゃった
      棘は、まだ残っているだろうか。
      ナルトは片手を持ち上げて、自分の手の甲を舐めてみた。
      热くて、ぬるりと滑らかだった。
      少し寒いな…
      いつもより冷えた室内の空気が、ヒナタを目覚めさせた。
      起き上がろうとして、抱いていたはずのナルの姿が见えない事に気付いたヒナタは、
      それで寒かったんだと纳得して、金色の毛并みを探して视线を动かした。
      「あっ…!」
      カーテンがふわりと外気を受け止めて膨らんだ。
      窓は、猫ならば问题なく通り抜けられる程に开いていた。
      「ナル…」
      行ってしまった。
      ほんの一晩だったけれど、とても大切だと思えたのに。
      追いかけて追いかけて、ようやく隣に立てると思ったら、
      ますます実力をつけて、远い背中になってしまう彼の様に。
      …一绪には…いられないのね。
      金色の毛并み、透き通った青い瞳、しなやかな体躯…それから、ザラザラの舌。
      ひとつひとつを思い出しながら、ヒナタは无意识に自分の唇に触れた。
      ほんの少し、濡れているような気がした。


      3楼2015-04-25 23:45
      回复
        以上是全部


        4楼2015-04-25 23:45
        回复
          H是不行的………而且没有要授权的话比较棘手…………


          IP属地:四川来自iPhone客户端5楼2015-04-25 23:49
          收起回复
            看得我很羞涩啊……这片就算了吧………吧里未成年太多……


            IP属地:四川来自iPhone客户端6楼2015-04-25 23:51
            收起回复
              草!越看越睡不着!楼主快删了吧里未成年太多这篇绝对不行!!!!@弥彰 太太,这篇一定不能翻!!!


              IP属地:四川来自iPhone客户端7楼2015-04-25 23:53
              收起回复
                好像看懂了一点......


                IP属地:中国台湾8楼2015-04-25 23:58
                回复
                  没翻译完全看不懂


                  来自Android客户端9楼2015-04-26 00:41
                  回复
                    吧里有不少未成年 还是别翻译噜


                    来自Android客户端10楼2015-04-26 00:42
                    收起回复
                      兽的我不行


                      IP属地:中国台湾来自Android客户端11楼2015-04-26 00:52
                      回复
                        你们……欺负我们看不懂的


                        来自Android客户端12楼2015-04-26 08:21
                        收起回复
                          呃,我连网页都打不开


                          IP属地:重庆来自iPhone客户端13楼2015-04-26 08:55
                          收起回复
                            看到床、亲、湿了就以为是R18了吧你萌人家是鸣人为躲粉变成猫被雏田抱回家搂着睡觉被舔了而已(别看我我就知道大意而已


                            IP属地:云南来自Android客户端14楼2015-04-26 10:57
                            收起回复
                              喔喔感觉不错,不过觉得现阶段还是先不要翻译同人小说部分
                              要不然汉化组会爆炸的,太多要翻译的而且之后还有木叶秘传~


                              IP属地:中国台湾15楼2015-04-26 13:23
                              收起回复