指挥者の小泽征尔さん(80)は12日、京都市中京区の世界遗产・二条城で、ベートーベンの交响曲第9番第4楽章を指挥し、约120人の合唱団による「歓喜の歌」が夕暮れ时の古都に响いた。
小泽さんは、二の丸御殿をバックにした特设ステージに登场。时折椅子で体を休めながら、曲の盛り上がりに合わせて立ち上がり、体を上下に揺らしながら両手を力强く振り続けた。约25分の演奏が终わると、400人を超える観客から大きな拍手を受けた。
小泽さんは8月、腰を骨折してオペラ公演を降板。9月に入って、长野県松本市で开催中の音楽祭「セイジ・オザワ松本フェスティバル」で指挥し元気な姿を见せた。
この日の演奏会は、小泽さんの希望で実现。来年1月にオープンするロームシアター京都(京都市左京区)の记念事业として行われた。