エビ中、変化球だらけのメンバープロデュース公演「自習」×3
私立恵比寿中学のライブシリーズ「自習」の第3弾および第4弾が、10月9日と10日に東京・新木場STUDIO COASTにて開催された。
「自習」は各公演ごとにメンバー1名がライブ全体のコンセプトやセットリスト、衣装などをスタッフの手を借りずに立案、プロデュースする企画ライブ。2014年2月以来の開催となる今回の「自習」は計3公演が行われ、柏木ひなた、松野莉奈、廣田あいかが各公演のプロデュースを手がけた。
柏木プロデュースの「自習vol.3」は、「せーのせーで1!2!3!」と元気な号令から始まる「もっと走れっ!!」でスタートした。メンバーの衣装はこの日のために用意されたそろいのTシャツで、髪型はそれぞれプロデューサー柏木の好みで指定したもの。なお開演前のSEには、柏木が自らiPhoneのボイスメモに録音して歌った各メンバーのソロ曲やユニット曲が使われていた。中盤の自己紹介ソング「出席番号の歌 その2」に続くMCの企画コーナーは、柏木が司会を務めるジェスチャーゲーム。ほかのメンバー7人はじゃんけんにより、真山りかと安本彩花のチーム「安本チルドレン」、星名美怜と中山莉子の「ザーサイ最近大好きになりました人間+ポップコーン最近大好き人間」略して「ザーポ人間」、廣田と松野と小林歌穂の「階段トリオ」に分かれて対決を繰り広げた。
結果は安チルと階段トリオが同点の10ポイント、ザーポ人間のみ9ポイントで、次のMC時には勝者2チームへのご褒美とザーポ人間への罰ゲームが。用意されたボックスから安チルは唐揚げ、階段トリオはアイスを引き当て、ザーポ人間はカレーラムネとわさびラムネを飲むはめに。にぎやかなやりとりを繰り広げた8人は、最後に「放課後ゲタ箱ロッケンロールMX」を歌いながら客席にサイン入りのフリスビーを放り投げた。アンコールでは柏木が「皆さんに曲を決めていただきたい」と自ら用意した候補曲からリクエストを募集。結果、10月21日発売のシングル曲「スーパーヒーロー」と「売れたいエモーション!」の2曲が選ばれた。
2日目の「自習vol.4」昼の部“一時間目”は松野のプロデュース公演で、モデルとしても活躍する松野は「EBISU GIRLS COLLECTION」と銘打ったファッショナブルなステージを展開。オープニングではオリジナルSE「rinature」に乗せて、メンバーが1人ずつファションショーさながらに登場した。衣装はそれぞれ私服をコーディネイトしたもので、自己紹介のMCでは各自ポイントを紹介。松野はこの回のみ事情により欠席となった星名の私服を借りてきたことを明かした。
また松野はこの公演でファッションコンテストを行うことを説明し、ライブ中盤に行われた結果発表では、観客の声援を基に決める「ファミリー賞」を廣田が、藤井マネージャーが選ぶ「校長賞」を柏木が、プロデューサー松野が選ぶ「松野賞」を真山が受賞した。ライブでは「キャンディーロッガー」「フユコイ」「アンコールの恋」「スターダストライト」など松野セレクトによる13曲を披露。アンコールでは松野のセリフパートが印象的な「幸せの貼り紙はいつも背中に」と、元気いっぱいなサマーチューン「ラブリースマイリーベイビー」が歌われた。最後のMCでは安本が「実は昨日、まっつん(松野)にプレッシャーかけて泣かせちゃったんですよ。今日はそれを謝るつもりでがんばりました」と告白。柏木は「自分で昨日やったからわかるけど、終わると本当にホッとするの」とプロデューサーならではの緊張感を明かし、夜公演のプロデューサー廣田は「(松野と)2人とも前から『自習』でやりたいことが決まってたんだよね。りななん(松野)の夢が叶ってよかったです」と喜びを分かち合った。
廣田プロデュースの「自習vol.4」夜公演“二時間目”のコンセプトは、廣田が大好きなクロスメディア作品「ラブライブ!」にちなんだ「カミライブ! miracle magical project」。8人はライトグリーンを基調とした鮮やかなパステルカラーの衣装とポップなヘアメイクで登場すると、「キングオブ学芸会のテーマ」「出席番号の歌 その2」「金八DANCE MUSIC」の3連発でにぎやかにライブの幕を開けた。廣田プロデューサー自ら原宿に出向いて調達したというポップな衣装に喜ぶメンバーもいれば、恥ずかしそうにモジモジするメンバーの姿も。最年長の“中学7年生”真山は「この髪型は以前ファンの方に『超絶似合わない』と言われて以来トラウマで、今は笑顔の作り方を忘れています……。皆さん私に笑顔の作り方を思い出させてください」と無表情で語った。
ライブ中盤は、メンバーの“転校”により歌われる機会がなくなっていたユニット・フリンデルガールの楽曲「神様の言うとおり」の8人バージョンや、柏木の指定により歌い分けパートをシャッフルした「えびぞりダイアモンド!!」、曲中に安本と小林がマジックに挑戦する「ちちんぷい」など、この日限りのパフォーマンスも盛りだくさん。MCでは廣田のブログで募集していたファンの質問から松野と中山が厳選してメンバーにぶつける企画「りなタイム」「りっタイム」が行われ、「アイドルになっていなかったら何をしていた?」という質問では星名の「めっちゃガリ勉で将来の夢は『東大に入ってお医者さんになること』だった」という回答にどよめきが起こった。
MC中にはなぜか言葉を噛んでしまうメンバーが続出し、真山は思わず「これじゃ『噛みライブ』だね」とツッコミを入れたが、ライブパフォーマンスは常に大盛り上がり。アンコールでは結成当時からのレパートリー「ダイビング」も飛び出し、最後は廣田の「あいかはアイドルが大好きです。みんなの前で歌って踊って一緒に盛り上がって、また明日からがんばろうという気持ちになれる、そんなアイドルが私は大好きです!」という挨拶ののち、同じく初期からのレパートリー「また明日」で締めくくられた。
私立恵比寿中学のライブシリーズ「自習」の第3弾および第4弾が、10月9日と10日に東京・新木場STUDIO COASTにて開催された。
「自習」は各公演ごとにメンバー1名がライブ全体のコンセプトやセットリスト、衣装などをスタッフの手を借りずに立案、プロデュースする企画ライブ。2014年2月以来の開催となる今回の「自習」は計3公演が行われ、柏木ひなた、松野莉奈、廣田あいかが各公演のプロデュースを手がけた。
柏木プロデュースの「自習vol.3」は、「せーのせーで1!2!3!」と元気な号令から始まる「もっと走れっ!!」でスタートした。メンバーの衣装はこの日のために用意されたそろいのTシャツで、髪型はそれぞれプロデューサー柏木の好みで指定したもの。なお開演前のSEには、柏木が自らiPhoneのボイスメモに録音して歌った各メンバーのソロ曲やユニット曲が使われていた。中盤の自己紹介ソング「出席番号の歌 その2」に続くMCの企画コーナーは、柏木が司会を務めるジェスチャーゲーム。ほかのメンバー7人はじゃんけんにより、真山りかと安本彩花のチーム「安本チルドレン」、星名美怜と中山莉子の「ザーサイ最近大好きになりました人間+ポップコーン最近大好き人間」略して「ザーポ人間」、廣田と松野と小林歌穂の「階段トリオ」に分かれて対決を繰り広げた。
結果は安チルと階段トリオが同点の10ポイント、ザーポ人間のみ9ポイントで、次のMC時には勝者2チームへのご褒美とザーポ人間への罰ゲームが。用意されたボックスから安チルは唐揚げ、階段トリオはアイスを引き当て、ザーポ人間はカレーラムネとわさびラムネを飲むはめに。にぎやかなやりとりを繰り広げた8人は、最後に「放課後ゲタ箱ロッケンロールMX」を歌いながら客席にサイン入りのフリスビーを放り投げた。アンコールでは柏木が「皆さんに曲を決めていただきたい」と自ら用意した候補曲からリクエストを募集。結果、10月21日発売のシングル曲「スーパーヒーロー」と「売れたいエモーション!」の2曲が選ばれた。
2日目の「自習vol.4」昼の部“一時間目”は松野のプロデュース公演で、モデルとしても活躍する松野は「EBISU GIRLS COLLECTION」と銘打ったファッショナブルなステージを展開。オープニングではオリジナルSE「rinature」に乗せて、メンバーが1人ずつファションショーさながらに登場した。衣装はそれぞれ私服をコーディネイトしたもので、自己紹介のMCでは各自ポイントを紹介。松野はこの回のみ事情により欠席となった星名の私服を借りてきたことを明かした。
また松野はこの公演でファッションコンテストを行うことを説明し、ライブ中盤に行われた結果発表では、観客の声援を基に決める「ファミリー賞」を廣田が、藤井マネージャーが選ぶ「校長賞」を柏木が、プロデューサー松野が選ぶ「松野賞」を真山が受賞した。ライブでは「キャンディーロッガー」「フユコイ」「アンコールの恋」「スターダストライト」など松野セレクトによる13曲を披露。アンコールでは松野のセリフパートが印象的な「幸せの貼り紙はいつも背中に」と、元気いっぱいなサマーチューン「ラブリースマイリーベイビー」が歌われた。最後のMCでは安本が「実は昨日、まっつん(松野)にプレッシャーかけて泣かせちゃったんですよ。今日はそれを謝るつもりでがんばりました」と告白。柏木は「自分で昨日やったからわかるけど、終わると本当にホッとするの」とプロデューサーならではの緊張感を明かし、夜公演のプロデューサー廣田は「(松野と)2人とも前から『自習』でやりたいことが決まってたんだよね。りななん(松野)の夢が叶ってよかったです」と喜びを分かち合った。
廣田プロデュースの「自習vol.4」夜公演“二時間目”のコンセプトは、廣田が大好きなクロスメディア作品「ラブライブ!」にちなんだ「カミライブ! miracle magical project」。8人はライトグリーンを基調とした鮮やかなパステルカラーの衣装とポップなヘアメイクで登場すると、「キングオブ学芸会のテーマ」「出席番号の歌 その2」「金八DANCE MUSIC」の3連発でにぎやかにライブの幕を開けた。廣田プロデューサー自ら原宿に出向いて調達したというポップな衣装に喜ぶメンバーもいれば、恥ずかしそうにモジモジするメンバーの姿も。最年長の“中学7年生”真山は「この髪型は以前ファンの方に『超絶似合わない』と言われて以来トラウマで、今は笑顔の作り方を忘れています……。皆さん私に笑顔の作り方を思い出させてください」と無表情で語った。
ライブ中盤は、メンバーの“転校”により歌われる機会がなくなっていたユニット・フリンデルガールの楽曲「神様の言うとおり」の8人バージョンや、柏木の指定により歌い分けパートをシャッフルした「えびぞりダイアモンド!!」、曲中に安本と小林がマジックに挑戦する「ちちんぷい」など、この日限りのパフォーマンスも盛りだくさん。MCでは廣田のブログで募集していたファンの質問から松野と中山が厳選してメンバーにぶつける企画「りなタイム」「りっタイム」が行われ、「アイドルになっていなかったら何をしていた?」という質問では星名の「めっちゃガリ勉で将来の夢は『東大に入ってお医者さんになること』だった」という回答にどよめきが起こった。
MC中にはなぜか言葉を噛んでしまうメンバーが続出し、真山は思わず「これじゃ『噛みライブ』だね」とツッコミを入れたが、ライブパフォーマンスは常に大盛り上がり。アンコールでは結成当時からのレパートリー「ダイビング」も飛び出し、最後は廣田の「あいかはアイドルが大好きです。みんなの前で歌って踊って一緒に盛り上がって、また明日からがんばろうという気持ちになれる、そんなアイドルが私は大好きです!」という挨拶ののち、同じく初期からのレパートリー「また明日」で締めくくられた。