一瞬たりとも隙を見せない、黄金の正三角形
http://ro69.jp/quick/cdj1617/detail/153859
サポートバンドの面々が待つステージを真っ青な照明が染めるなか、姿を現したKalafina。ステージ中央に3人が揃いしなやかにお辞儀をしたあと、地を揺らすような重低音が鳴り、“obbligato”が始まった。ソロを弾くギタリストと背中を合わせ不敵に笑うのはKeiko。巨大スクリーンにHikaruの射抜くような目がアップになった直後、Wakanaのやわらかな高音が天から降り注いだ。
両腕を振り上げながら「幕張ー!」とアグレッシブに煽った“identify”、感情の波を増幅させるように3人がドラマチックに歌い上げる“to the beginning”――と、曲数を重ねていくほど、彼女たちのハーモニーに人々が強く惹かれていくのがよくわかる。美しさと危うさが共存する魅惑的な世界の深く深くへ、MOON STAGEまるごと誘い込まれていく。
途中で軽い挨拶を挟んだものの、Keikoが「今日はちょっと飛ばしてきてます、Kalafina。全部そんな曲にしようかなと思って」と笑っていたように、ここまでほぼノンストップ。「私たちにとっても今日がライブ納めなんですけど、お仕事納めしたよって人!」(Wakana)、「今日気合い入れてきた人! 音楽を目一杯楽しみにきた人!」(Hikaru)とオーディエンスに尋ねながらコミュニケーションをとったところで早くも最後の1曲。ここで届けられたのが、最新シングルの表題曲“blaze”だった。語気を強めた歌いかたが直接私たちの心を強く揺さぶる。「みんな、LiSAまで楽しんで帰ってね!」と本日GALAXY STAGEのトリを務める盟友へのエールを送ったあと、彼女たちはステージを去っていったのだった。(蜂須賀ちなみ)
http://ro69.jp/quick/cdj1617/detail/153859
サポートバンドの面々が待つステージを真っ青な照明が染めるなか、姿を現したKalafina。ステージ中央に3人が揃いしなやかにお辞儀をしたあと、地を揺らすような重低音が鳴り、“obbligato”が始まった。ソロを弾くギタリストと背中を合わせ不敵に笑うのはKeiko。巨大スクリーンにHikaruの射抜くような目がアップになった直後、Wakanaのやわらかな高音が天から降り注いだ。
両腕を振り上げながら「幕張ー!」とアグレッシブに煽った“identify”、感情の波を増幅させるように3人がドラマチックに歌い上げる“to the beginning”――と、曲数を重ねていくほど、彼女たちのハーモニーに人々が強く惹かれていくのがよくわかる。美しさと危うさが共存する魅惑的な世界の深く深くへ、MOON STAGEまるごと誘い込まれていく。
途中で軽い挨拶を挟んだものの、Keikoが「今日はちょっと飛ばしてきてます、Kalafina。全部そんな曲にしようかなと思って」と笑っていたように、ここまでほぼノンストップ。「私たちにとっても今日がライブ納めなんですけど、お仕事納めしたよって人!」(Wakana)、「今日気合い入れてきた人! 音楽を目一杯楽しみにきた人!」(Hikaru)とオーディエンスに尋ねながらコミュニケーションをとったところで早くも最後の1曲。ここで届けられたのが、最新シングルの表題曲“blaze”だった。語気を強めた歌いかたが直接私たちの心を強く揺さぶる。「みんな、LiSAまで楽しんで帰ってね!」と本日GALAXY STAGEのトリを務める盟友へのエールを送ったあと、彼女たちはステージを去っていったのだった。(蜂須賀ちなみ)