『相棒-劇場版IV-首都クライシス 人質は50万人!特命係 最後の決断』公開記念プレミアイベント in 大阪 レポート
俳優の水谷豊&反町隆史が、1月17日(火)、大阪ゲリライベントの聖地・道頓堀に登場。水谷が主演を務める人気刑事ドラマシリーズの劇場版最新作『相棒-劇場版IV-』の公開を記念したプレミアイベントに参加した。
『相棒』ラッピングを施した一隻の船の上に颯爽と現れた水谷&反町。水谷が「皆さま、ようこそ相棒ワールドへ。警視庁特命係・杉下右京です」と役柄になりきって挨拶すると、「右京さーん!」という呼び声があちらこちらから聞こえるなど、大歓声が巻き起こった。その盛り上がりを見て水谷は「すごいですね。こんなの初めての経験です」と感激した様子だった。
2002年より連続ドラマとして放送を開始して以来、15年以上にわたりファンの厚い支持を受け、高視聴率を記録し続けている相棒シリーズ。劇場版最新作『相棒-劇場版IV-』では、水谷扮する杉下右京が、「season14」から登場した反町隆史扮する冠城亘をパートナーに、シリーズの新たなキーパーソンである社美彌子(仲間由紀恵)、復権を狙う警察庁の甲斐峯秋(石坂浩二)、“元相棒”の神戸尊(及川光博)ら人気キャラクターが総集結し、新たな事件に挑んでいく様が描かれる。 今までも、『相棒-劇場版-』(2008)では亀山薫(寺脇康文)、『-劇場版Ⅱ-』(2010)では神戸尊(及川光博)、『-劇場版Ⅲ-』(2014)では甲斐享(成宮寛貴)と過去の相棒たちと劇場版が作られているが、水谷は「ソリ(反町の愛称)のときに映画ができなかったらどうしよう…と思っていたんですが、やっと出来ましたよ、4本目が!」と、“4代目の相棒”冠城亘(反町)との映画が完成したことを喜んだ。 『相棒』で初共演した二人。お互いの印象について聞かれると、反町は「アクションが多いのですが、(水谷さんは)ものすごくタフです。走る場面で僕も負けじと頑張るんですが置いて行かれますもん」と撮影時のエピソードを語った。それに対して水谷が「彼は思ってたより優しいです。って共演するまでどう思ってたんだって話ですけどねぇ」と笑顔で反町のイメージについて話すと、「もともと良いイメージがないんでね。ちょっと良いことをすると、こいつ意外といいやつだなってなるんですよ」と反町も笑顔でコメントした。 来月公開される『-劇場版IV-』では、3000人ものエキストラが参加したド迫力のロケが北九州で行われており、その場面が映画の見どころともなっている。MCが「今後、ぜひ大阪でもロケをしてほしい」と依頼すると、「そうですね。ぜひ冠城くんに(川に)飛び込んでいただいて」と水谷。すると反町は「さっきも水着で飛び込もうかって話してたんですよ」と意外にもOKな様子(?)。道頓堀を泳ぐ反町の姿が今後観られるかもしれない。
最後は、水谷が「我々とー」、反町が「みなさんはー」、水谷&反町で「チーム」と言ったら、「相棒ー!」と集まった全員で掛け声を叫ぶことに。その場でこの掛け声に合わせどちらを向くかなど綿密な打ち合わせを始めた二人は「芝居のときより真剣」と笑いながらも、集まった皆さんの方をできるだけ向くようにグルッとまわって手を振り、イベントは終了した。 『相棒-劇場版IV-首都クライシス 人質は50万人!特命係 最後の決断』は、2月11日(土)より、梅田ブルク7ほか全国にて公開される。