安室、紅白出場の行方は? 業界に広がる“アムロス”、新作は常にトップ…情報番組も「金脈」失う
列島を揺るがした歌手、安室奈美恵(40)の引退宣言。日本を代表する歌姫の衝撃の決断に“アムロス”が広がっているが、悲嘆に暮れているのはファンだけではない。業界内でも“安室奈美恵”を失うことに対して危機感が広がっているのだ。
CD不況が叫ばれる中でも、安室は安定したセールスを続けていた。全作品の売り上げは3700万枚を超えるというから、国内の女性歌手では比類なき存在であることは確かだ。
「シングルは1位こそ他のアーティストに譲るもののベスト10の常連。アルバムに至っては、2007年の『PLAY』以降は8作連続で1位を獲得しています。総売り上げは700億円を超えるでしょう」と音楽関係者は見通す。
「残り1年間、CDやDVDはかなり売れるでしょうが、その後は新作がでないわけですから、長い目でみると大きな損失です」とも。
こんな話も漏れてくる。「実は情報番組でも安室の話題は視聴率の取れる大事なネタ。というのも、メーンの視聴者層である40~50代はアムラーに代表される彼女の全盛期をリアルタイムで知っている世代なんです」と情報番組のスタッフ。
さらに続ける。
「音楽関係の話題でもアーティストのミュージックビデオ(MV)は話題性がよほどない限り、なかなかできない。だけど、安室だけは別格で、MV解禁ネタもオンエアする。どこの情報番組も、安室という大きなコンテンツを失うことに頭を抱えている」
一方、これを好機に受け止める見方もある。大手CDショップ、HMVでは、各店舗で早くも安室コーナーを設置する動きも。
HMV広報担当者は「引退発表直後から在庫確認の問い合わせなどが増えている。在庫が品薄であるため、すぐにメーカーに発注した。もともと25周年企画のコーナーを予定しており、時機をうかがっていたところだった」と話している。
さらには、今年のNHK紅白歌合戦への出場を期待する声まで高まっているのだ。
「安室はアーティスト志向に転向していく中で、テレビには歌番組でさえ出演をしなくなっていきます。紅白も2003年を最後に出ていません。それだけに今年の大トリでの出場が濃厚なのではと話が上がっています」と芸能関係者。
安室の母、平良恵美子さん(故人)の著書「約束」をプロデュースした芸能ジャーナリスト、二田一比古氏は「上京も結婚も離婚も、自分の人生はすべて自分で決断してきた。今回の引退もおそらく自分ひとりで決めたことだろう。テレビに出ないのも自分の信念。リオ五輪のテーマ曲を歌った昨年も紅白出場を再三打診されながらも結局、蹴っている。彼女の引退は大みそかではないので、今年の紅白出場も難しいのでは」と話す。
列島を揺るがした歌手、安室奈美恵(40)の引退宣言。日本を代表する歌姫の衝撃の決断に“アムロス”が広がっているが、悲嘆に暮れているのはファンだけではない。業界内でも“安室奈美恵”を失うことに対して危機感が広がっているのだ。
CD不況が叫ばれる中でも、安室は安定したセールスを続けていた。全作品の売り上げは3700万枚を超えるというから、国内の女性歌手では比類なき存在であることは確かだ。
「シングルは1位こそ他のアーティストに譲るもののベスト10の常連。アルバムに至っては、2007年の『PLAY』以降は8作連続で1位を獲得しています。総売り上げは700億円を超えるでしょう」と音楽関係者は見通す。
「残り1年間、CDやDVDはかなり売れるでしょうが、その後は新作がでないわけですから、長い目でみると大きな損失です」とも。
こんな話も漏れてくる。「実は情報番組でも安室の話題は視聴率の取れる大事なネタ。というのも、メーンの視聴者層である40~50代はアムラーに代表される彼女の全盛期をリアルタイムで知っている世代なんです」と情報番組のスタッフ。
さらに続ける。
「音楽関係の話題でもアーティストのミュージックビデオ(MV)は話題性がよほどない限り、なかなかできない。だけど、安室だけは別格で、MV解禁ネタもオンエアする。どこの情報番組も、安室という大きなコンテンツを失うことに頭を抱えている」
一方、これを好機に受け止める見方もある。大手CDショップ、HMVでは、各店舗で早くも安室コーナーを設置する動きも。
HMV広報担当者は「引退発表直後から在庫確認の問い合わせなどが増えている。在庫が品薄であるため、すぐにメーカーに発注した。もともと25周年企画のコーナーを予定しており、時機をうかがっていたところだった」と話している。
さらには、今年のNHK紅白歌合戦への出場を期待する声まで高まっているのだ。
「安室はアーティスト志向に転向していく中で、テレビには歌番組でさえ出演をしなくなっていきます。紅白も2003年を最後に出ていません。それだけに今年の大トリでの出場が濃厚なのではと話が上がっています」と芸能関係者。
安室の母、平良恵美子さん(故人)の著書「約束」をプロデュースした芸能ジャーナリスト、二田一比古氏は「上京も結婚も離婚も、自分の人生はすべて自分で決断してきた。今回の引退もおそらく自分ひとりで決めたことだろう。テレビに出ないのも自分の信念。リオ五輪のテーマ曲を歌った昨年も紅白出場を再三打診されながらも結局、蹴っている。彼女の引退は大みそかではないので、今年の紅白出場も難しいのでは」と話す。