在原业平
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神世のことも 思出づらめ
在原业平が、かつての恋人・藤原高子(二条の后)の大原野神社行幸に供奉した际に咏んだ歌である。表面上后の行幸を祝贺する歌のように闻こえるが、その裏には高子に対する深い思慕の念が込められているように感じる。
绝世の美男と言われ、数多くの女性との恋の遍歴を重ねた在原业平。『伊势物语』の主人公のモデルとも目される。桓武・平城天皇の孙ながら臣籍に降下し、政治的には不遇だったと言われているが、意外に出世していたりもする。
5月28日は业平の命日で、晩年を过ごしたとされる大原野の十轮寺では业平忌が営まれる。平安のプレーボーイ・在原の业平の足迹を追って、业平が晩年に隠栖したとされる京の山里・大原野からさんぽを开始してみた。