现在好评発売中のPSP用AVG『梦想灯笼(むそうとうろう)』。本作のディレクター・地引志郎氏からコメントが届いたので掲载する。
『梦想灯笼』は、日本一ソフトウェア、フォグ、ブロッコリーの3社が共同で开発する和风伝奇系AVG。现世を生きる剣术に长けた青年・阪守鹫志(さかもりしゅうじ)と、灯笼が流れる“黄泉の世界”でたたずむ少女・各务(かがみ)を中心に、轮廻転生”をテーマとした美しくも悲しい因果の物语が语られる。
今回は、ソフト発売后ということで、ちょっと危険な(?)ネタバレも! 『梦想灯笼』をプレイ済みの人は、ぜひご一読を。
シナリオ、CG、システム问わず、ゲーム中に隠された裏设定など
皆さん、こんにちは。ディレクターの地引です。『梦想灯笼』はプレイしていただけましたか? もうクリアされた人もいるでしょうか? 精魂込めた自信作ですので、皆さんがご満足していただければ幸いです。
さて、ゲームも无事発売されましたので、今日はネタバレ前提で飞ばしていきたいと思います。そんなわけで今回は、まだクリアしていない方や、购入されていない方の兴味をそがない程度に、危険な裏话をバンバン出していきます。
何から书きましょうか……。あ、もし、皆さんから质问などがありましたら、ドシドシ送ってください。可能な限りお答えさせていただければと思います。えーと、话がそれましたね。では、最初に軽いネタばらしですが、昨年10月に行われた『タイトル绍介イベント』の席上にて、フォグのプロデューサー・宗清さんから「バイオレンス要素満载で“Z指定”でも発売不可能な状态でした」というコメントが出ました。それは“挿絵鉴赏”にある“挿絵4”、“6”、“7”のことです。“挿絵4”は、ある意味刚速球ですから皆さんにもわかりやすいと思いますが、実はこれより“挿絵6”、“7”の方がもっと危険だったのです。
これの何が危険だったかというと、光ちゃんの足元にある“何か”が完全に“アウト”の宣告を受けることになったのでした。いやぁ、残虐表现は难しいですね。ちょっとさじ加减を间违えると、すぐにNGとなってしまいます。ところで、このとても不幸な光ちゃんと康介くんによる一连の危険なシーンについてですが、これは私から名作『久远の绊』へのオマージュとして、『梦想灯笼』の冒头に使用させていただきました。『久远の绊』ファンの皆さまには微笑んでいただけると幸いです。
さて、次は1章から登场するチンピラ5人组についてです。実は、彼らは私の大のお気に入りなんです。どれくらい気に入っているかといいますと、平安时代に登场する悪党5人组は、彼らの前世として再登场させているくらいのお気に入り具合です。当初、このチンピラ5人组は、8章のラストでの无念の思いがラスボスであるA氏に认められ、合体して最强の鬼“鬼蜘蛛”として鹫志たちの前に立ちふさがる予定でした。结果として、このアイデアはお蔵入りとなってしまいましたが、いつか许されるのであれば复活させたいエピソードの1つです。
少し话を変えて、システム的な裏话をすることにしましょう。実は、平安时代には选択肢が1つもありません。これは、“过去は过去”、“もう起こってしまったことは変えられない”という设定と、システム部分を融合させてみたモノです。文字フォントの変更とあいまって、各务が告げる“过去の话”という表现がかなりいい感じにできたのではないかと思っておりますが、いかがでしょうか。
あと、BGMですが、ゲーム中と“音楽鉴赏”では、“音楽鉴赏”の方が音质のよいものを使っておりますので、BGMをお聴きになる时は、そちらをお使いください。
他にも、“灯笼世界”の设定など、おもしろいネタはいくらもであるのですが、その话をするためにはラスボスであるA氏に触れなければなりませんので、これ以上は别の机会などにお话させていただきたいと思います。
『梦想灯笼』をすでにプレイしていただいた皆さんには感谢を。まだ、购入を决めかねている皆さんには、鹫志も、各务も、舞も、将一もみなさんに会いたいと思ってますので、ぜひ、ソフトをレジに持っていってくださいますよう、よろしくお愿いします。
ディレクター
地引志郎
(C)2009 FOG/NIPPON ICHI SOFTWARE INC./BROCCOLI
『梦想灯笼』は、日本一ソフトウェア、フォグ、ブロッコリーの3社が共同で开発する和风伝奇系AVG。现世を生きる剣术に长けた青年・阪守鹫志(さかもりしゅうじ)と、灯笼が流れる“黄泉の世界”でたたずむ少女・各务(かがみ)を中心に、轮廻転生”をテーマとした美しくも悲しい因果の物语が语られる。
今回は、ソフト発売后ということで、ちょっと危険な(?)ネタバレも! 『梦想灯笼』をプレイ済みの人は、ぜひご一読を。
シナリオ、CG、システム问わず、ゲーム中に隠された裏设定など
皆さん、こんにちは。ディレクターの地引です。『梦想灯笼』はプレイしていただけましたか? もうクリアされた人もいるでしょうか? 精魂込めた自信作ですので、皆さんがご満足していただければ幸いです。
さて、ゲームも无事発売されましたので、今日はネタバレ前提で飞ばしていきたいと思います。そんなわけで今回は、まだクリアしていない方や、购入されていない方の兴味をそがない程度に、危険な裏话をバンバン出していきます。
何から书きましょうか……。あ、もし、皆さんから质问などがありましたら、ドシドシ送ってください。可能な限りお答えさせていただければと思います。えーと、话がそれましたね。では、最初に軽いネタばらしですが、昨年10月に行われた『タイトル绍介イベント』の席上にて、フォグのプロデューサー・宗清さんから「バイオレンス要素満载で“Z指定”でも発売不可能な状态でした」というコメントが出ました。それは“挿絵鉴赏”にある“挿絵4”、“6”、“7”のことです。“挿絵4”は、ある意味刚速球ですから皆さんにもわかりやすいと思いますが、実はこれより“挿絵6”、“7”の方がもっと危険だったのです。
これの何が危険だったかというと、光ちゃんの足元にある“何か”が完全に“アウト”の宣告を受けることになったのでした。いやぁ、残虐表现は难しいですね。ちょっとさじ加减を间违えると、すぐにNGとなってしまいます。ところで、このとても不幸な光ちゃんと康介くんによる一连の危険なシーンについてですが、これは私から名作『久远の绊』へのオマージュとして、『梦想灯笼』の冒头に使用させていただきました。『久远の绊』ファンの皆さまには微笑んでいただけると幸いです。
さて、次は1章から登场するチンピラ5人组についてです。実は、彼らは私の大のお気に入りなんです。どれくらい気に入っているかといいますと、平安时代に登场する悪党5人组は、彼らの前世として再登场させているくらいのお気に入り具合です。当初、このチンピラ5人组は、8章のラストでの无念の思いがラスボスであるA氏に认められ、合体して最强の鬼“鬼蜘蛛”として鹫志たちの前に立ちふさがる予定でした。结果として、このアイデアはお蔵入りとなってしまいましたが、いつか许されるのであれば复活させたいエピソードの1つです。
少し话を変えて、システム的な裏话をすることにしましょう。実は、平安时代には选択肢が1つもありません。これは、“过去は过去”、“もう起こってしまったことは変えられない”という设定と、システム部分を融合させてみたモノです。文字フォントの変更とあいまって、各务が告げる“过去の话”という表现がかなりいい感じにできたのではないかと思っておりますが、いかがでしょうか。
あと、BGMですが、ゲーム中と“音楽鉴赏”では、“音楽鉴赏”の方が音质のよいものを使っておりますので、BGMをお聴きになる时は、そちらをお使いください。
他にも、“灯笼世界”の设定など、おもしろいネタはいくらもであるのですが、その话をするためにはラスボスであるA氏に触れなければなりませんので、これ以上は别の机会などにお话させていただきたいと思います。
『梦想灯笼』をすでにプレイしていただいた皆さんには感谢を。まだ、购入を决めかねている皆さんには、鹫志も、各务も、舞も、将一もみなさんに会いたいと思ってますので、ぜひ、ソフトをレジに持っていってくださいますよう、よろしくお愿いします。
ディレクター
地引志郎
(C)2009 FOG/NIPPON ICHI SOFTWARE INC./BROCCOLI