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开头给百度。
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特别感谢无偿供图的人士(虽然个别蛮模糊的~);
首先说明:此为拙译、粗译。
个人能力非常有限;不保证译文和原文表达完全一致、不保证语句通顺(无校对)。所以请高要求文字标准的亲们移步。等待轻之国度等日语高手翻译。
勿催,个人时间很有限;但保证有空就拙译。
随时欢迎指正各种错误~
虽然是拙译,但也花费了不少时间和精力
若要转载请注明 凉宫春日的惊愕百度贴吧 谢谢~
以上。

那么,开始吧;
May the God Bless.
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これまでのお话
前情提要
    
     才色兼备でスポーツ万能の凉宫ハルヒだが、その言动は奇妙奇天烈で傍若无人。胜手に「世界を大いに盛り上げるための凉宫ハルヒの団」通称SOS団を结成してしまう。
     虽然凉宫春日才貌双全、体育万能,但她的言行离奇古怪而且通常旁若无人。自己还擅自组织了[让世界变得更热闹的凉宫春日团],俗称SOS团。
   
     そんなハルヒに振り回されるSOS団には、宇宙人に未来人に超能力者と、普通じゃないメンバーが集まった。実は彼らは、世界を変えてしまう可能性を持つハルヒを秘密裏に観察しているらしい。そんな事とは一切知らず、ハルヒの唯我独尊な日々が过ぎていく。
     这样的被春日随意摆弄的SOS团却聚集着宇宙人、未来人和超能力者这些不普通的成员。事实上他们是来暗中监视拥有改变世界能力的凉宫春日。不过春日本人对此一无所知,每天唯我独尊般地度过每一天。
     そして学年がひとつ缲り上がった春休み最终日、SOS団の面々はキョンの旧知である佐々木と出会う。佐々木はキョンと旧交を温めるが如く连络をしてくるようになるが、なぜか彼女の周囲には、伪SOS団とも呼べる谜多き人物が集まっていた。
     之后在那个学年提前到来的春假最后一天,SOS团的每个人都和阿虚的旧交佐佐木见了一面。但佐佐木和阿虚叙旧的样子好像经常联系似的,还有为什么在她的身旁会有一个叫做伪SOS团的社团,而且还聚集了如此之多的谜之人物呢?
     一方の学校ではハルヒは入部希望者の存在にテンションがあがりまくり。ため息が尽きないそんなある日、长门が学校休んでいることが発覚する。
     一方面在校的春日一个劲儿地期待着希望入部的成员出现;同时在这叹气不断的某天里,大家发觉长门向学校请了病假。
     あの长门が病気だって!?不测の事态に慌てるSOS団は、ハルヒを先头に长门のマンションに急いで向かうのだった——————
     长门生病了吗!?不明事态而慌张的SOS团在春日的带领下急忙向长门的住所赶去————————
待续



1楼2010-04-30 15:53回复
    P2
    阿尔法-7
      月曜日という平日の第一日目に节目も何もあったものではなく、怠惰な休日を过ごしていた日曜の弛缓した状态が身体に残っているためか、学校から自宅へと至る道がやけに长く、歩行时间もまた永いように感じる。
        说到星期一是平日开始的第一天,那不是什么节点也不是啥都有的时候,由于刚过了懒散的休假,周日弛缓的状态还残留在身体里不出来,所以又感到从学校向自己家的路非常长,步行时间也要很久。
      ハルヒたちと歩いていた下校の途中まではまだ気が纷れてよかったが、别れて一人になると途端にうら寂しいような心持ちになるのは、どうやらSOS団の面々と一绪にいるのが俺にとってオーソドックスモードになってしまっているからのようだ。とりたてて気を付けていたわけではないものの、すっかり朱に交わってしまった现在の自分を何と表现すべきだろう。薮をつついていたつもりが自分が棒だったとても言うべきか。
        走在(平时)和春日一行走的放学的途中(我的)心情还没调整好,(却想到)和大家告别后变成一个人的我难免会感到寂寞,好歹和SOS团的各位在一起的时候我得拿出一副正经的模样,虽然也不是特别担心这些,但日暮时分的现在我总得做点什么表现下吧。就像我是那要戳草丛的那根很想说点儿什么的棍子。
      「まあ」
         [那个]
      俺は足を止め、意味もなく振り返ってみた。春の登下校路がいつもより明るく见える。それは放课后にやってきた入団希望者の一年生たちがやけに初々しく目に映えていたからかもしれないし、単に日照的な気象条件のせいであったからかもしれない。
        我停了下来,没什么意义地回头看了看。春天里这条必经之路比平时看上去明亮些;也许就像下课时希望入团的新生们满怀期望的眼神反射出的模样,或者就只是单纯的今天天气不错造成的吧。
        「どうだっていいことさ」
         [到底怎么才好啊]
      この独り言もまったく无意味だ。たまに思うのだが、独り言ってのは谁かに闻かせて何ぼのものじゃないのかね。谁にも伝われなかった言叶は発声练习以上のものではないだろうからな。そして俺には独り言を呟くクセなどないつもりだ。だから、今のセリフは自分に言い闻かせているものなのである、実际、ハルヒが朱色なんだとしたら俺はとっくの昔に赤く染まっちまっているわけで、今さら别の色のペンキを头からかぶろうとは、たとえそんなことが可能だったとしてもゴルジ体の直径ほども思わんね。
        这种呓语当然一点儿意义都没有。偶尔想想的话,这种话说给谁又要说多少遍才好呢?谁会再把这种发声练习之类话再说出去呢?都不会去做吧。这不过是我个人嘟囔的呓语罢了。所以啊,这次又有了自己说给自己听的台词;事实上,春日要是朱红色的话,我就是老早以前被彻底给染红过了,如今再从头蒙上其他颜色的油漆,估计这类事情现在考虑的话其可能性也没有高尔基体的直径那样大了吧。
      てなことを考えつつ、俺は帰巣本能のおもむくまま自宅へ戻る作业を再开し、佐々木やら九曜やらという新年度に割り込んできたSOS団的イレギュラー因子たちのことも头の隅に追いやって、自宅にて夜を迎え一日を终えることになるのは俺のごくナチュラルなタイムテーブルであり、当たり前だが普通にその通りになった。
        一边考虑着这样的事,我又一边顺从归巢本能的自动回家的意识再次启动回家的状态。我的脑子里还胡思乱想着佐佐木和九曜这个新年乱入SOS团这一团乱麻的事,不过一想到将在自己家里迎来又一天的结束是我最自然的时间安排,一切又理所应当的回复到平常了。
      そんなわけで————
        那样的话————
        
        特笔すべき事は、今日のところはもうない。
        今天已经没什么特别的事了吧。
      そのはずだ。
        应该是的吧。
    贝塔-7
      崖から転がり落ちる石ころのような势いで、というとさすがに夸张だが、ハルヒが坂道を进む速度は竞歩の世界选手権代表といい胜负だったといえる。
        有着和悬崖上的石头急速滚落一样的势头 ————也许这么说稍微有些夸张吧; 春日推进的速度就像是和世界级竞走选手一争高下般(走得飞快)。


    18楼2010-05-01 08:55
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        エレベータの扉が七阶で开くのを待ちかねたように、ハルヒは肩で风切り音を発生させつつ通路を进军し、708号室のドアホンを连続プッシュした。
          焦急地等待着电梯电梯门在七楼打开后,春日以迅雷不及掩耳之势向过道前进并且连续猛按708的门铃。
        室内の人物が内侧で待机していたような速やかさで施锭が外され、ゆるゆると鉄の扉が开かれていく。暖色系の室内灯を逆光して、人影が玄関先に伸びている。
          屋内的那位像在里面待机一般迅速地取下门锁,铁门缓缓打开。室内柔和的灯光涣散迷离,把人的影子照射到了门口。
        「…………」
        ドアの隙间が形作った矩形の中に、ぽつねん、という感じでたっていたのはパジャマ姿の长门有希だった。
          在门缝中间形成的矩形里,看到了穿着睡衣给人感觉十分孤独的长门有希。
        「起きてていいの?」
           [起来没问题吗?]
        ハルヒの问いに、长门は茫洋とした瞳でうなずき、戸棚から人数分のスリッパを取り出そうとして、
          面对春日询问,长门像深邃的眼眸般微微颔首,从柜橱中拿拖鞋分给大家。
        「そんなのいいから」
          [没关系的]
        足だけで靴を脱いだハルヒに止められ、肩を押されて速やかに寝室へと运ばれた。长门の部屋には俺や朝比奈さんだけでなく、全员が何度も来ているのでハルヒの额にも间取りは当然入っている。俺は寝室に脚を入れたことはなく、せいぜいリビングと客间の和室くらいだが、そんなこともどうでもよかった。
          她拦住了只脱了鞋就准备进屋的春日,但又被她按着肩膀迅速带回到卧室。不仅是我和朝比奈学姐,我们都来过许多次长门的家里了所以春日甚为了解房间布局,自然地进到屋里。我从没踏进过卧室,充其量也就去过客厅、日本房间等地方,这种事情怎么样都好啦。
        本当にベッドしか置いてない寝室にお邪魔した俺は未踏の地に足を踏み入れた感动を味わう前に、ハルヒに寝かしつけられている长门の様子をひたすらかがった。
          真的是只有一张床的卧室,来添麻烦的我能够进入这片未涉足的领域实在是倍感激动(……),春日让长门睡觉时长门露出的样子很是茫然。(ひたすらかがった不知什么意思 = =)
        「…………」
        天井を凝视する白い颜は揺るぎなく无表情で、热を帯びているようには见えない。いつもと违うところを探せば、髪が寝癖にまみれているくらいだ。常态より二ミリほど目盖が闭じていると俺の観察眼が告げていたが、少なくとも苦しげではなさそうである。しかし色気のないパジャマだな。
          凝视着天花板的白色脸庞没有动摇也没有任何表情,也看不出有任何发热的迹象。如果寻找与平时不同的地方,就是到处都有躺在床上弄乱的头发吧。我的观察力告诉我她和常态相比眼皮多合上了2毫米,至少看上去她没感到太难受。但那睡衣也太单调了点吧。
        俺は少しばかり平静を取り戻し、そうして初めて冷静さを欠いていたことに気づいた。
          我稍稍平静了下来,而后刚注意到自己缺乏冷静。
        ハルヒは长门の额に手を置いて、
          春日把手贴在长门额头上。
        「有希、ご饭食べた?头痛い?」
          [有希,想吃东西吗?头痛么?]
        长门の头が枕の上で微细に左右に动く。
          躺在枕头上的有希微微左右摇头。
        「食べなきゃダメよ。一人暮らしなんだし、そんなことだと思ったわ。ん――」
          [不吃东西可不行哦。一个人独居的话,可不能这样想,恩——]
        余っている手を自分の额にも当て、
          另一只手摸着自己的额头。
        「ちょっと、热あるわね、氷枕、あったっけ?」
           [有点微烧呀,有冰袋吗?]
        长门の答えは否定の仕草だった。
        长门做了个否定的动作。
        「まぁいいわ。后で冷却シート买ってきてあげる。それよりご饭ね。有希、冷蔵库の中身と台所借りるわよ」
          [也好,等下买来些冷却布条。然后就是吃饭了,有希,冰箱里的食材和厨房借我用下。]
        ハルヒは长门の许可を待たず、立ち上がるのと歩き出すのと朝比奈さんの腕をつかむ行为を同时におこない、
          春日没等长门答应,马上就站起来同时一把抓着朝比奈学姐的胳膊走了出去。


      28楼2010-05-01 17:37
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        P4
        「あたし特制おかゆを作ってあげるわ。それともスペシャル锅焼きうどんがいい?どっちを食べても风邪なんか一発よ。みくるちゃん、手伝えって」
        [我会把特制的热水拿来。还有,做特制的砂锅怎么样?保证感冒什么的一吃就好。十九六酱,来帮忙。]
        「はい……はいっ」
        [好……好的]
        心配そうに长门を见ていた朝比奈さんは何を动転したのか大量のスリッパを抱きしめていたが、何度もうなずきながらハルヒに伴われ、しかしハルヒは部屋を出る寸前で立ち止まってバカみたいに立ちつくしている俺と古泉に、
        朝比奈看着令人担心的长门好像是被什么吓到了一般,她虽不用干抱着一大堆拖鞋的活儿,但也总是一边点头一边被春日给拉着。当春日将要出这间卧室的时候突然停了下来,看着跟傻瓜一般站着的古泉和我。
        「二人とも寝室から出てなさい。女の子が寝てるところを眺めてていいもんじゃないわ」
        [两个人都我从这里出去!女孩子就寝的地方可不是什么看风景的好地方。]
        「それでしたら」と古泉が、「仆が买い物を担当しましょう。冷却シートと风邪薬でいいでしょうか」
        [那样的话]古泉说[我就负责去买些东西吧,冷却布条和感冒药行么?]
        「ちょい待って。晩ご饭の用意もあるから、冷蔵库の中身次第ね。ネギあるかしらネギ。うん、お买い物メモ作るわ。来てちょうだい、古泉くん」
        [等一下。把晚饭的食材也加进去,然后是冰箱里面的东西。有葱的话买点葱。来列个要买的东西的便条吧,跟我来,古泉君。]
        「かしこまりました」
        [我明白了]
        出际に古泉は俺の肩を即スレスレの仕草で触れ、妙な目配せとともに退室した。
        正要出去的时候古泉拍了拍我的肩膀,微妙地使了个眼色之后就走出了房间。
        何をすることもなく突っ立つ俺と、ベッドで绮丽に仰向ける体势を作っている长门が残される。
        还站在这儿的我在做什么,身边只留下了卧床的长门,身体缓慢优美地朝这边仰了过来。
        キッチンの方からハルヒが朝比奈さんと古泉に何やら指示を飞ばしている声が切れ切れに闻こえていた。「缶诘ばっかじゃないの。これじゃ栄养が偏るわ。おいしい野菜をどっさり食べないから体调がおかしくなるのよ。みくるちゃん、お米をといで炊饭器、ついでにそっちの土锅用意して、それから古泉くん、卵とほうれん草と长ネギと……」
        厨房那边传来了春日对朝比奈和古泉指示,就像在听巴拉巴拉急速飞奔的声音。[只吃罐头可不行哦,这样会营养不均衡的。大量美味的野菜不吃的话对身体可不好哦;十九六酱,准备好煮米的电饭锅;关于砂锅的准备工作嘛,古泉君,要买鸡蛋、菠菜、大葱……]
        こういう时のハルヒは役に立つ。団长だからと言いつつ、SOS団とは関わりのない作业になるとあいつは一级品なんだ。料理の腕前が确かなのは俺の舌がよく知らされている。
        这时候春日还是蛮可靠的。一面是作为团长而言,另一方面所谓SOS团就在做这类没关联的活儿时她是最积极的。她的料理手艺我还是很了解的。
        しかし、今は雑音に気を取られている场合ではなかった。
        但现在不是注意其它杂音的时候。
        まず、问おうか。
        先问问看。
        「长门」
        [长门]
        「…………」
        「具合はどうだ。俺の见たまんま、感じたまんまで合ってるか?」
        [到底什么情况?是我看到的这样吗,感觉怎样?]
        「…………」
        「声が出ないのか?」
        [说不出话吗?]
        「出る」
        [可以说。]
        长门は漠然と天井を眺め続けていたが、ゆるゆると挂け布団ごと上半身を起こした。起き上がりこぼしでもこれよりは左右に动くだろうと感じさせる、まるでアンダーティカー。
        


        43楼2010-05-02 22:12
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          [长门又恍惚地继续望着天花板,被子盖着的上半身慢慢地挺了起来,不,与其是挺起来不如感觉到是左右晃动吧,就像Undertaker(*好像是一个电影里的角色*)]
          「お前がそんなことになってるのは、九曜とやらのせいか」
          [你才不会发生这种事,这是九曜干的好事吗]
          长门の石英を研磨したような目が、静かに俺を见据える。
          [长门用好似研磨石英的认真眼神,静静地盯着我。]
          「でも、そうとも言える」
          [但是,就算这么说]
          「九曜ってやつがやってんじゃないのか?その―――」
          [九曜那家伙可以做得到这种程度的事吗?那个————]
          冬の一件、幻の馆で长门が倒れたとき、あれはどういう仕组みだった?吹雪の山中を何时间も彷徨い、ようやく见つけた灯りの元は脱出不能の洋馆で、そこで长门はいつもの冴えを失っていた。あれは……。
          冬天里发生的那件事,长门在虚幻的邸宅倒下的一刻,那是怎样的组织办到的?在飘洒着鹅毛大雪的山中徘徊了不知多久,终于好不容易发现灯光的那里,在无法逃脱的邸宅里,长门失去过往日的平静。那是……
          「负荷」
          [负荷]
          长门が嗫くように呟き、ぼんやりした目を布団に落とした。
          长门低声细语地嘟囔着,在被褥里呆呆地合上了双眸。
          こいつ、こんなに小さな身体をしていたっけ。一日目を离していただけなのに、ずいぶんと薄っぺらくなっているような印象を受ける。
          她如此娇小的身躯,要是哪一天没关注到她,还真是让人觉得她的存在感很稀薄。
          天启が走り抜け、俺は気づく。
          我感到上天的启示一闪而过。
          「いつからだ」
          [从什么时候成这样的]
          俺は昨日の出来事を思い出しつつ、
          我开始考虑前些日子发生的事情。
          「お前が热で寝てなきゃならなかったのは、いつが始まりだ」
          [从什么时候你开始发热卧床的?]
          「土曜の夜」
          [星期六的晚上。]
          新年度第一回不思议探索パトロールのあった日だ。あの日中の长门は平热に违いなかった。
          那是新年第一次寻找“不可思议的事件”的时候。但那天长门还一切正常。
          まさか、俺が佐々木から风吕中に电话を受けとったあたりじゃないだろうな。
          难道是从我洗澡时接到佐佐木打来的电话时开始这一切的吗?
          「…………」
          长门は答えず、黄砂のような漠とじた目で俺の胸あたりを见つめている。
          长门没有回答,只是用黄沙般漠然的目光看着我的胸前。
          考えてみればおかしかったんだ、昨日、日曜。俺は佐々木に呼ばれて橘、京子、周防九曜。藤原と会席したわけだが、そこに意外な闯入者いた。
          想来也有点怪,昨天,也就是星期日。我被佐佐木叫了出去,和橘、京子、周防九曜、藤原碰面时,遇到个意外的闯入者。


          44楼2010-05-02 22:12
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            喜绿江美里さん。俺たちの一コ上で、长门とも朝仓とも违う情报统合思念体のインターフェイス。これまで长门や生徒会长の阴に隠れ、表に出てこなかった宇宙人作制による有机ヒューマノイド。あの日に限って吃茶店でアルバイトしていたというなど、そんな偶然があるわけはなかったんだ。喜绿さんは九曜の监视を请け负っていたに违いない。何のために?九曜が俺になんか宇宙的なイタズラを仕挂けないようにだろ。だが、本来ならそれは长门の役目だったはずだ。そして长门はあの场にいなかった。
                喜绿江美里同学,不仅是我们的上级,还是不同于长门和朝仓的另一个情报统合思念体接口。目前看来长门和以学生会长隐藏身份(的她),看上去都不像是制造出来的宇宙人,而更像是有机人形体。说来那天(事情)恰恰在咖啡店打工时(发生),未免也太巧了吧。喜绿同学肯定是来承担九曜的监视任务。但又是为什么呢?九曜对我而言不已经是宇宙级的恶作剧了吗。而且,本来这应该是由长门负责去做的吧,长门本该在那里。
              突発的な怒りが涡巻き、俺は自分のテンプルを一人クロスカウンターで撃ち抜きたくなった。
                突然一阵怒气涌上心头,我要迅速地闪开这打向我的太阳穴的重击。(比喻)
              とんだボンクラだ。あん时に解っておけよな、俺よ。
                我真是蠢货,那时居然一点都没察觉到。
              长门が动けなくなっていたから、喜绿さんが出てきたんだ。长门のバックアップ、朝仓凉子はもういない。唯一、俺たちの周りに存在するのは派阀は违えど喜绿さんだけじゃないか。だから吃茶店に喜绿さんがいたんだ。つかず离れず、ウェイトレスに扮装してまで。
                因为长门无法行动,喜绿同学就行动了。作为长门备用的接口,朝仓凉子也不存在。在我身边唯一存在的就只有派系不同的喜绿同学了。所以那时候喜绿同学在那家咖啡店里,打扮成女服务员时刻监视着我们的举动。
              长门の目は今までになく钝い色をしていた。古い地层から掘り出した和同开珎みたいな辉きで、まるで新鲜さを欠いている。削ったばかりの铅笔のようだった、あの光沢のある黒い瞳が失われていた。
                长门的眼眸失去了往日的光泽渐渐黯淡。如同从古老的地下挖出的货币,虽然曾经光彩四射如今却已古旧风化。又像被猛削过的铅笔般;眼眸曾经散发出乌黑的光泽已经不复存在。
              エアコンのないこの寝室はほとんど常温だ。なのに俺は精神的肌寒さを感じる。俺の身体ではなく、心が寒さを主张していた。
                这件卧室没有空调温度近于常温。但我的心情却倍感凉意。不是身体发冷,而是心在瑟瑟发抖。
              「どうすればお前を治すしてやれる」
                [怎样才能让你康复]
              市贩の风邪薬やハルヒ特制料理で収まるほど、一筋縄でいくものじゃない。いわば宇宙病原体だ。そんなもののワクチンや特効薬を精制できるのは长门くらいで、そして倒れているのは长门有希本人だった。
                不管是大街上卖的感冒药,还是春日特制的料理,普通的办法肯定不行的。如果说是宇宙病原体的话,能制作出那东西的疫苗或者精制特效药的肯定是长门,那样的话能打倒病魔的也只有长门有希本人了啊。
              「…………」
              色の薄くなった唇を闭ざして十数秒、长门はようやく唇を动かし、
                发青的嘴唇静止了数十秒后微微颤抖着,长门的终于要说些什么了。
              「わたしの状态回复はわたしの意思では决定されない。情报统合思念体が判断する」
                [我无法按照自己的意愿使自身状态回复,情报统合思念体是这样判断的。]
            


            59楼2010-05-03 12:31
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                あの薄らバカげたお前の亲玉か。一度俺の前に出てきやがれ。腹蔵なく话し合おうじゃないか。
                  又是那个笨蛋薄情佬在作祟?赶紧给老子出来,你就不能把话说明白点儿?
                「不可能。情报统合思念体は、」
                  [不可以。情报统合思念体是……]
                长门は目盖をさらに一ミリほど下げ、
                  长门的眼皮又下垂了一毫米之多。
                「有机生命体と直接てきに接触できない……だから、わたしを作り出した……」
                  […不能和有机生命体直接接触……正因此故,我才被制造的……]
                くらり、と揺れた寝癖头がぽすんと枕に舞い戻った。
                  说着,她的头摇晃着又再次倒在枕头上。
                「おい」
                  [喂]
                「平気」
                  [没事的]
                改めて确信する。これはただの热じゃない。长门を袭っているのは、地球上のどんな名医がドリームチームを结成しても解析することができないたぐいのものなのだ。
                  再次确认这不是发热而是长门受到袭击的话,就算是地球上的名医组成的梦之队来分析病情,也不会搞出个所以然来。
                天盖领域なるコズミックホラーどもからの情报攻撃。长门に负荷を挂けることで万能の宇宙パワーを封じている。
                  就算是来自天盖领域的宇宙级恐怖情报攻击,长门所承受的负荷也可以把万能的宇宙之力给封印吧。    
                「九曜に话をつけたら何とかなるのか」
                  [如果此事和九曜有关的话会发生什么]
                それ以外に考えられない。长门が统合思念体の代表者なら、九曜は天盖领域とやらのエージェントだ。长门ほどではないが言叶が通じる相手であるのは佐々木や橘京子たちから教わった。かなりの低次元だが、それでもあいつは日本语を喋っていた。だったら、俺の话す言叶だって理解しやがるだろう。
                  除此之外再也想不到什么了。长门是情报统合思念体的代理人,而九曜是天盖领域的代理者。要对佐佐木和橘京子说下长门是个无需用言语沟通的对手。尽管身处低次元,那家伙喋喋不休地说着日语,对我说的话也只理解个只言片语吧。
                「言叶は……」
                  [语言……]
                长门が薄っぺらいセリフのような吐息のようなものを漏らし、
                  长门用细弱的声线低语道,
              「言语は难しい。今のわたしは対有机生命体インターフェイスとの対话に向かいていない。わたしには言语的コミュニケーション能力が欠如している」
                  [言语十分复杂。如今的我对有机生命体的对话接口尚不成熟。我存在交际能力缺陷。]
                それは最初から解ってた。だがお前の无口さはいまやなくてはならないものだぜ。俺にもハルヒにも。
                  我第一次知道此事。正因为如此直到今日你不得不面无表情,是吧。对我如此,对春日也是如此。
                「わたしは…………」
                  [我……]
                しかし长门自身は透明な苦渋を噛みしめるような无表情で、
                  然而长门自己面无表情,仿佛在紧紧遏制住这份单纯的痛苦,
                「わたしという个体に社交性机能が付与していたら、」
                  [如果我这个个体被赋予了社交性机能的话…]
                白皙の表情はどこを切り取っても无限小に限りなく近い无でしかなかった。
                  白皙的表情好像哪里改变了一点儿,虽然那个地方是接近无限的微小。
                「朝仓凉子のようなツールを持ち得た可能性はゼロではなかった。そのように作られなかった。确定されたインデックスに抗えない。わたしは活动を停止するまで……このままで……いる……」
                  [获得和朝仓凉子一样的工具可能性不为零。那无法被制作。(像)确定下来的目录(对其表示的内容)无能为力。直到我停止活动前……就这样…在……]


              60楼2010-05-03 12:31
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                P6
                    三ミリほど闭じられた双眸が无机质な天井を见つめていた。
                    又垂下3毫米眼皮的瞳孔呆呆地看着天花板。
                    俺はかける言叶をなくす。
                    我无言以对。
                   もし长门と朝仓の立场と中身が入れ替わっていたらどうだっただろうか。无口で排他的な読书好きの委员长。かたや、人好きのする笑颜で世话焼きな唯一の文芸部员。
                    要是长门和朝仓的立场交换一下的话;长门是喜欢看书但孤单又面无表情的班长,朝仓则依然表现出人见人爱的笑容、而且精通人情世故,同时是文艺部唯一成员。
                 
                   あきらかなミスマッチだ。いや、その前に想像できない。俺は长门からナイフで刺されたり、その状况下で朝仓に助けられたかったりしなかった。あっちのが朝仓で、こっちにいたのが长门で心底よかったと信じて疑わない。すまんな朝仓。もう二度とカナダとやらから帰ってこなくていいぞ。俺には长门で充分だ。长门とハルヒと朝比奈さん
                、この三人だけで幸せ袋はいっぱいではち切れそうなんだ。
                    那样的话现在明显是搞错了嘛。不对,那样的话无法想象。我不仅会被长门用刀刺伤,而且在那时朝仓也不会来帮我!相比朝仓,我还是从心底里更相信长门的人品。抱歉了哈,朝仓。你还是不要从加拿大那边回来的好;我依靠长门就足够了;长门、春日和朝比奈,这三人已经把(我的)幸福的口袋给填得满满的了。(……后宫……<(-_-)>)
                  「教えてくれ、长门」
                    [告诉我该怎么做,长门?]
                   ザンバラとした前髪の长门の颜に、屈み込んで口を近づけた。
                    在长门的前额处,我蹲下来靠近她的嘴边。(直译:在留着ザンバラ刘海的长门前额,向下蜷身靠近嘴边。)
                  「俺はどうしたらいい。いや、どうしたらお前は元に戻るんだ」
                    [我该做什么好?不对,我怎么做才能让你恢复原样?]
                  「…………」
                   答えはなかなか访れなかった。
                    她却迟迟没有回答。 
                   时间をかけて长门は俺に视线を向け、ようやく放った言叶ははなはだ短く、
                    过了很长时间长门把目光转向我,好像说出的话会非常短。
                  「何も」
                    [什么都…]
                  「何もって、お前……」
                    [什么都行,你……]
                   俺が身を乗り出しかけたとき、
                    我把身子凑上去的时候……
                  「こらあっ!キョン、有希に何しようとしてんのよっ!」
                    [喂!!阿虚!!你在对有希做甚么!!!]
                    セーラーの上にエプロンをひっかけたハルヒがシャモジ片手に仁王立ちし、二等辺三角形のようになった目を怒らせていた。
                    上身水手服又挂着个围裙的春日,正一手拿着铲子叉着腿,用等腰三角形般的目光怒视着。
                  「さっさと手伝いなさいよ。古泉くんなんか、もう买い出しに行ってくれたわよ。あんたも役に立ちなさい。むしろあんたが一番働かないといけないんだからね。だってあんたはあたしたちの雑用系で、肉体労働といったらあんたでしょっ。お皿用意したり箸を洗ったり、色々することが目白押しよ! さあ来なさいったらっ」
                    [快来帮忙呀。古泉君可是已经出去给我们买东西了耶,你就不能做点儿什么?你不干活可不行啊。因为你可是我们的杂物小跟班,干活儿的苦力哦。准备盘子啦洗筷子啦,杂七杂八的事儿多得是呢!快跟我来]
                


                75楼2010-05-04 18:14
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                     俺はハルヒに首根っこをつかまれ、水害时に使う土嚢のようにズルズルとキッチンまで引きずって连れて行かれた。
                      春日一把抓住我的脖子,就像遭水灾时拖拉沙袋那样把我硬生生地拖进厨房。
                     いいとも、何だって手伝うさ。长门が回复するんであれば、どんな料理だって作ってやる。そうだな、可能性があるなら、ここ、今だ。ハルヒの作る滋养强壮ゲテモノ料理をもってすれば地球外生命体も青くなって裸足で逃げ出すかもしれない。それもよほどマズければの话だ。しかして俺はハルヒが作った料理にうっかり感涙しそうになっても舌が拒绝したことはなかった。确実に言える。すまない、我を育てたまいし母よ、ハルヒの手料理は贵女が作る晩饭よりうまい。
                    好吧,要我帮忙做什么?如果要长门康复的话,要做怎么样的料理?恩,也有这种可能性;此刻要是外星人拿到春日在这儿做的十全大补料理也许会脸色发青,赤脚逃跑呢。这可比说话方便(*不确定*)。不过我这次却无意间对春日做的料理感动到快要流泪,无法抗拒这诱惑。说起来,真是抱歉啊,生养我的母亲哦,春日做的料理比您做的好吃。
                      
                     こいつが子育てしているところなど想像もできないが、ハルヒの最もダイレクトな子孙が味覚障害に陥ることだけはないだろう。
                      虽然这家伙养孩子等等的场景真是不可想象,不过想必不会只有她的直系子孙会有味觉障碍吧。
                      システムキッチンに立つハルヒは、ぐつぐつ煮えている土锅の火加减を朝比奈さんに一任し、一息つくように蛇口に直接口をつけて水を饮んだ后、
                      春日站在全套现代化炊具的厨房里,把煮火锅控制火候的活全交给朝比奈学姐,而且一休息就直接对着水龙头喝水;之后说,
                    「少し安心したわ。有希が学校休むなんて考えたこともなかったから、もっとタチの悪い风邪かと思って不安だったのよ。热もそんなにないし、消化のいいものを食べて寝てたら大丈夫そうね」
                      [别那么担心啦。不像有希向学校请假时所想的那些,还以为是非常严重的感冒所以(那时我)很担心。(现在看来)发烧温度不是很高,胃口应该也不错吃点东西睡一觉就没事了吧。]
                   「病院に行くまでもなさそうですね」古泉がさりげなく口火を切った。
                     [看来没必要去医院了呢。]古泉若无其事地说道。
                     长门に人间の医者が役立ちそうにないのはハルヒ以外全员が知っていることだが、言われてみれば话题に出さないのも不自然か。
                     除了春日以外所有人都知道长门的病不是普通医生能治的吧,说这种话实在是没意义。(后半句直译:这么说来不说这个话题很不自然吗?)
                   「仆の知り合いにいい医师がいますから、いざとなれば良く効く薬を処方してもらいますよ」
                     [我认识一个很好的医生,一旦有什么情况的话可以让他给我们开些特效药处方]
                    ハルヒは唇を袖で拭いながら、
                     春日一边擦嘴边,一边说,
                   「薬なんか気休めみたいなものよ。だから逆に気合いで治すわけ」
                     [药之类的是让人安心,要是让自身放出气势(压倒疾病)而痊愈的话(不是更好吗)](意译)
                    高说を垂れ始めた。
                     开始发表高见了。
                   「薬が苦いのはね、风邪の细菌とかウイルスとかに『こんなマズいものが身体に入るんなら出ていこう』って骗くらかすためなのよ」
                     [而且药都很苦吧,(吃药)只是为了欺骗感冒细菌病毒们去想‘居然体内来了这么难吃的东西还是出去吧’~~~~]
                   「そ、そうだったんですかぁ?」
                     [是…是这样的吗……?]
                   「そうよ」
                     [是的哦]
                    そんな自信満々な颜で朝比奈さんに嘘を吐くな。信じたらどうする。
                     别那么自信满满的样子啊,会骗到朝比奈学姐的~~;她真的信的话怎么办?


                  76楼2010-05-04 18:14
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                    P7
                      というツッコミを入れる気にもならず、俺は古泉とともにリビングの电気のついていないコタツに入って漫然たる时间を过ごしていた。
                        先不管这个吐槽吧,我和古泉却在没有电暖炉的客厅里消磨着这段无聊的时间。
                       买い物から帰ってきた古泉は即座にお役ご免を言い渡され、最初から何の任务にも就いていなかった俺は棚から食器を出して水洗いした程度の雑役で许されて、朝比奈さんを助手にしたハルヒがテキパキと调理している姿を眺めているのみである。
                        买完东西回来的古泉丝毫没有说句抱歉的话的意思,刚开始没有任何任务的我,如今要做从储藏室拿餐具然后清洗之类的杂活,还得看着让朝比奈学姐打下手的春日利落地烹饪的样子。
                      それにしてもハルヒの手际のよさは、解ってはいたが専业主妇颜负けだ。野竹を刻む包丁さばきも、ダシの取り方一つを见ても、よくぞここまで难なくこなすものだと感心するぜ。
                        不过春日的手艺让专职家庭主妇看了也会汗颜。到目前为止,切野竹的手艺、做汤的方法等所有操作都轻车熟路,让人看一次就很佩服。(意译)
                     「こんなの惯れたら谁だってできるわよ」
                       [能做得这么熟练的(除了我)还有谁?]
                      ハルヒはい言った。小皿で锅汁を味见しつつ、
                       春日边说边拿着小碟子尝了尝锅里的汤,
                     「あたしは小学生のときから料理してるんだもの。家族の谁よりもうまいわよ。あ、みくるちゃん、醤油とぅて」
                       [我小学生的时候就会做饭了。家里人谁都没我做的好哦~。噢,十九六酱,再放点酱油]
                     「はぁい」
                       [好…好的]
                     そういやハルヒが弁当を持ってくることは稀だが、オカンは作ってくれないのか?
                       这么说春日基本不带便当的原因,就是她老妈不给她做啊?
                     「言えば作るでしょうし、たまに作りたがるけど、あたしが断ってんの。お弁当がいるときは自分でやるわ」
                       [说到做饭,我会先(跟老妈)说好我要做饭;我带的便当就是自己做的哦]
                     ハルヒは若干复雑な表情となり、
                      春日露出些许复杂的表情,
                     「こんなこと言うのもなんだけど、うちのおか……母亲はね、ちょっと味オンチなのよ舌がおかしいの、おまけに调味料を目分量で入れたり鱼の焼き加减も适当なもんだから、
                       [说起来也没什么啦,我家老……母亲,味觉有点迟钝,说起来每次(她)经目测加入适当调味料后……(*不确定*)
                      同じ料理でも毎回味付けが违うわけ。子供のころはそれが普通なのかと思ってて、おかげで学校の给食が一番おいしいものだと思ってたわ。けど、ためしに自分で作ってみたら、それが物凄くおいしかったのよね。あ、みくるちゃん、味醂とって」
                        同样的料理每次尝起来味道都不一样。我还是孩子的时候觉得也没什么,多亏吃到学校里美味的饭菜后才感到(奇怪)。尝试自己做饭的时候,发现食材是很不错的哦~。噢,十九六酱,加料酒。]
                     「はぁい」
                       [好…好的]
                    「今は晩ご饭の半分はあたしが作ってるわ。母亲は働きに出てるから、お互い助かってるって寸法よ。実体験に胜る练习はないって本当ね。料理でも何でも、やっぱり日々の精进が必要なわけ。别に精进に精を出すことはないけど、やっているうちに自然とコッが饮み込めるものよ。みくるちゃん、これ味见してみて。どう?」
                       [如今晚饭基本上一半都是我做的;由于母亲出去工作嘛,当然要施行互相帮助的方针喽。事实上比试验更好的方法就是练习,一点儿都不假。不管是料理还是什么,果然每天专心去做是必不可少的。并不是说专心就一定出精品,只是在做的时候自然就领会到一些窍门了吧。十九六酱,尝尝味道,如何?]
                    


                    94楼2010-05-05 22:09
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                       〔はぁい。……ぁ、おいしい……!」
                         [好…好的。……好好吃……!]
                       「でしよ? あたし特制オリジナル野菜スープよ。ビタミンはAからZまでたっぷり、スタミナ抜群。倦怠感や头のモヤモヤなんてこれで土星の轮までひとっ飞び」
                         [好吃吧?我特制独创的野菜汤。不仅富含从A到Z的维他命,还让你活力四射;让疲倦啦头痛脑热啦通通都绕着土星的环飞去!]
                        适当なキャッチコピーを述べながら、ハルヒは深皿にスープの中身を移し始め、ついでに土锅の火を止めて盖を开けた。途端に俺の腹が鸣る。食欲を増进させるいい香りだ。
                         适当地插一句旁白,这时春日把火关上打开锅盖,开始把汤装到砂锅里去。恰好我的肚子也咕咕叫了,这香味让我食欲大增。
                         
                       「こっちが有希専门のおかゆ。キョン、何よその物欲しそうな颜。あんたにはあげないわよ。それより有希の部屋まで运ぶの手伝えいなさい。そのくらいしてもバチは当たらないでしょ」
                         [这时专门给有希的份儿。阿虚,怎么摆出那么一副想吃的表情。这可不是给你的!说来帮我拿到有希那间屋里去,做这么点小事是应该的吧]
                        言われなくても今ならどんな灭私奉公でもする。できるのがこれくらいってのが情けなくてしかたがないだけだ。
                          不用你说我如今也会大公无私地拿过去的!这点事儿都不去做的话也太无情了吧。(意译)
                      俺はハルヒのよそった雑炊と野菜スープを盆に载せ、慎重に长门の寝室へ运んだ。朝比奈さんは急须と汤饮みを持って同行する。古泉はハルヒ指定の汉方薬と水の入ったコップを持って后に続き、ハルヒがまっ先に寝室の扉を开いた。
                          我端着春日装好的杂烩野菜汤,小心翼翼地向长门的房间走去。同行的朝比奈拿着小茶壶;古泉则被春日指示冲好中药后在后面跟着,春日在最前面推开了房间门。
                         「有希、できたわよ。おまたせ」
                          [有希,久等了哦~已经做好了]
                        「…………」
                        长门はゆっくり身を起こし、俺たち四人に物言わぬ瞳を向けた。
                          长门慢慢地坐了起来,宁谧的瞳孔转向我们四个人。
                        「先に薬饮んじゃって。これ、食前用だから。あたしの経験から一番よく効く薬を选んできたわ。ご饭はその后ね。まだお代わりはあるから、どんどん食べなさい。お昼抜きなんでしょ?」
                          [先吃药,把这个喝了。根据经验我选了效果最猛的药,之后再吃饭。当然也有其他选择,先吃饭,午饭你也没吃吧?]
                        ハルヒのポジティブなかいがいしさがひたすらまぶしい。このパワーの片鳞を与えられたなら、确かにちょこざいな感冒ウイルスふぜいなど靴を履かずに家から出て行くだろうまともな生存本能を持つ病原体なら必ずそうする。
                          春日散发出像阳光般耀眼的光芒(*不确定+意译*)。动用一点点这股力量的话,耍小聪明的感冒病毒估计会鞋都来不及穿就亡命而逃吧,这是有生存本能的病原体必定会做的事。
                        「…………」
                        长门はベッドから降りようとして、またもやハルヒに止められた、古泉が纸に包まれた薬とコップを渡し、长门は効果のほどを疑念视したように见つめてから、义务的にそれを饮む。
                          长门准备从床上下来时,被春日阻止了。古泉把用纸包着的药和水杯递了过来,(我)怀疑究竟会不会有效果,长门准备把这些喝下去。


                      95楼2010-05-05 22:09
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                        P8
                          ハルヒ的には手ずから长门の口元に料理を运びたかったようだが、长门は拒绝して、茶碗とレンゲを受け取った。一口すくって、食ベる。
                        春日正要亲手喂长门时,长门制止了,接过碗和调羹,吃了一口饭。
                           「…………」
                           ろくに咀嚼せず、つるりとおかゆを饮み込む长门を、ハルヒは头を突き出すように见つめていた。ハルヒだけではなく、俺と朝比奈さんと古泉もだ。
                            没嚼几口长门就把饭快速地咽了下去,不只是春日,我、朝比奈和古泉都伸着头在盯着看。
                           「…………」
                            长门は手にした茶碗をヨウ素液を垂らしたデンプンの変色を観察するような目で见ていたが、
                            长门手拿着碗,用观察碘液滴到淀粉上变色现象的眼神看着我们。
                         「おいしい」
                            [好吃]
                          小さな声で呟いた。
                           她小声嘀咕道。
                         「そ。よかった。もっと食べなさい。じゃんじゃん食べなさい。これが野菜スープよ。本当はもっと煮込めばよかったんだけど、これでも充分味が染み出ているはずよ」
                           [恩。太好了,那就吃吧,放开胃口尽管吃。这是野菜汤哦。其实再煮一会儿会更好,不过现在这也相当出味了。]
                           势い込んでハルヒの突き出した皿を取り、长门はこくりと饮んで、
                            干劲十足的春日立即拿出碟子盛汤,长门喝了下去。
                          「おいしい」
                            [好喝]
                          「でしよ?」
                            [不错吧?]
                          ハルヒは途方もなく嬉しそうに、长门の食事风景を见守っていた。
                          春日看上去出奇的高兴,兴致勃勃地看着长门吃饭的情景。
                           长门はちまちまと一定のリズムで食べ続けている。ハルヒの手料理に感动しているかどうかは定かではないが、大盛りのレトルトカレーを食べていたときに比べたら味わっているようにも见えたものの、本当は食欲のなさを无理矢理抑え込んでいるのかもしれなかった。长门は出されたものは何でも食べる。食べる必要がなくてもそうする。
                            长门有节奏地吃着饭。(我)不知道是不是被春日亲自做的料理所感动,反正比起来要吃装在曲颈瓶里的咖喱饭(的感觉),更像看别人品尝东西的感觉;真的是需要很强的意志力来压住这食欲啊。不管做什么长门都会吃,就算没有吃的必要(她)也可以吃东西吧。
                           何かいたたまれなかった。
                            有点坐不住了。
                           それは长门がベッドの上でパジャマ姿でいるからか、ハルヒの作った养生食を黙々と食べているからか、それともこうして手を伸ばせば触れられる距离にいるというのに长门の存在感がいつもより希薄に见えるからなのか。
                            是因为长门穿着睡衣坐在床上的缘故吗?是因为想偷偷地吃春日亲自做的养病的料理吗?还是因为就算在这触手可及的距离,长门的存在感依然像往日一样稀薄的缘故呢?
                         「すまん」
                           [抱歉]
                           俺は谁にともなく断りを入れ、
                            我无意中不知对谁说了这么句话
                         「ちょっと手洗いを借りる」
                            [去下洗手间。]
                           谁の返答も待たずに俺は寝室を出てトイレに入った。何も催してなどいないが、これ以上长门の姿を眺めていたら対象の定まらないものに対して意味なく怒りにかられそうだった。
                        


                        102楼2010-05-06 12:53
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                          P9
                            「おまえが热を出しだのはテンガイ领域とやらのしわざなんだろ」
                              [你发热是由于那个叫什么天盖领域的造成的吗?]
                            送信后、即座に着信があった。
                              发过之后马上收到了回信。
                            yuki.nvそう
                              有希.n>对。
                            どう考えても油断していたとしか言えず。俺は自分の头を窒素冷却した后バットで粉砕したい気分だった。あれだアレ。橘京子と并んで座っていた着せ替え人形チックな九曜が、あまりに无害に见えたせいだ。おまけに変な思いこみをしていたのも悪かった。あいつらが用のあるのは俺やハルヒだろう、と。
                              不管怎么想都只能说(我)太疏忽大意了。我真想把液氮冷却过的自己的头拿球棒给打碎。说的就是和橘京子并排而坐涂抹化妆品的如假包换的人偶(*不确定*)九曜,由于她当时怎么看都人畜无害的缘故吧(,我才大意的)。再加上当时脑子里有奇怪的想法…太糟糕了。那些家伙是来找我和春日的吧。
                            ハルヒの力をどうにかしたいために俺に接触してきた、そうとだけ考えていた。俺は救いがたい軽はずみな思考の持ち主だ。古泉の言ったとおり、sos団中で最も巨大な石垣となってくれそうなのが长门だっだってのに、敌がまず突き崩すとなればそこからだってのは事前的瞬间的に解りそうなもんじやないか。
                              这样想的话,是因为(她们)无论如何都想得到春日的力量才跟我接触的吧。这轻率无用的思考假设占据了我的大脑。(*也可能翻成“这么草率地思考后觉得自己也太没用了吧。”但前者应该更遵循原意些 :-)*)古泉说的对,SOS团中最强力的守护者非长门莫属(意译),对手先把她突破的话……先前发生的事不就马上可以理解了么?(*后半句不确定*)
                            yuki.nvあなたと凉宫ハルヒには手出しをさせない
                              有希.n>你和凉宫春日不要介入此事。
                            俺はイライラとボタンをプッシュしまくる。
                              我焦躁不安地按着按钮。
                            俺やハルヒのことはいいんだ。自分たちでなんとかするし、现に今もピンピンしてる。手出しされて倒れてんのはお前じやないか。やめさせろ。
                              我和春日怎么都好,我们自己想办法解决,而且也在努力地做。介入此事而受伤的不正是你吗,长门?不要这样子啊。
                            送信。即、返信。
                              发信息后又立刻收到了回信。
                            yuki.nvこれはわたしの役目の一つ□□□□情报□□思念体は□□□域との交信口试
                              有希.n> 这是我的职责之一□□□□情报□□思念体□□□尝试□ 取得联系……
                            文字列がふつっと途切れた。
                              文字突然间中断了。
                            『どうした』
                              『怎么了?』
                            长门の寝室と生活感溢れるトイレ、何メートルも离れていない空间か果てしなく远く、数秒という间隔がとてつもなく长く感じる。
                              长门的卧室和这洋溢着生活气息的卫生间的距离,虽在咫尺之近却感觉遥不可及,虽然只过去几秒钟但也感到太久了。
                            yuki.nvわたしの稼働???????攇傪宪偭偰偔傞侧偳慜
                              有希.n> 运转状况???????攇傪宪偭偰偔傞侧偳慜
                              携帯が壊れたのかと思った。というか故障であって欲しい。
                              估计手机坏了吧,不如说(是我)希望这是手机的问题(造成的)。
                          


                          121楼2010-05-07 14:24
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                              yuki.nv???????傞侧偳慜???偔傞侧??咱背丂?丂偳慜??偳慜??????????
                                有希.n> ???????傞侧偳慜???偔傞侧??咱背丂?丂偳慜??偳慜??????????
                               冷や汗が吹き出してきた。
                                冷汗冒了出来。
                                长门が本物の电波を送ってくるなど前代未闻だ。それほど参っているのか?もしや治らないなんてことになれば……。
                                从来没碰到过长门特地发这么正式的电波(来联系我)的情况。那么要掺和进去吗?要是这病变成怎么都治不好的话……
                               目の前が暗くなりかけた。滑った手が携帯电话をトイレに落っことしても不思议ではなく、俺もまたそんな手を责めたりはしないだろう。
                                眼前的屏幕渐渐暗了下来。虽然不是说因为手滑而导致手机掉到便池里去的事儿很不可思议,但就算那样我也不能责怪这么一只手吧。
                              だが、俺が电话を使い物にできなくする前に、モニタ上の文字列が回复した。
                                不过,在我还没修好电话之前(意译),屏幕上的又出现了文字回复。
                              yuki.nv少し眠る
                                有希.n>我稍微睡一会儿。
                              瞬く短い文章がぼっんと浮かび上がり、溶けるようにフェードアウトする。実に长门らしい、简素なメッセージだった。
                                简短的文字一闪而逝,像溶化一般慢慢从屏幕上淡出。那朴实无华的信息还真像长门的风格,。
                              もう一度言ってやる。なにが心配するなだ。できっか。そんなん。すまないが长门、俺はそれほど人间ができていないんだ。あまり俺を买いかぶってくれるな。
                                再说一次吧,什么叫不要担心啊,我做得到这种事么?抱歉了长门,我可做不了那样的人。别以为我那么简单就认了。(*不确定*)
                              トイレを飞び出た俺は、そのままの势いで寝室に駆け込んだ。
                                我从卫生间里直接奔出来闯进卧室里。
                              「长门!」
                                 [长门!]
                              俺の変调をきたした血相を见て、ハルヒは一瞬ぎょっとしてから、
                                看到我来势汹汹的势头,春日猛然心里一惊,(意译)
                              「ちょっとキョン!静かにしなさい。有希、今寝たところだから」
                                [等下,阿虚!给我安静点儿!有希现在正在睡觉呢]
                              しかめ面で俺を睨み。
                                她皱着眉头鄙视地看着我。(*“睨み”也有“瞪着”的意味。*)
                              「ご饭食べたらころんと横になって、すぐに寝ちゃったわ」
                                [吃饭的时候身子突然歪下去了,之后马上就睡着了。]
                               その言叶通り、长门は目を闭じてじっとしていた。氷渍けにされた姫君のように、呼吸の気配すら感じさせずに。
                                 的确如此,长门的双眸此刻安详地闭着。像被冰封的公主般,甚至连呼吸也感觉不到。
                              「きっと安心したのょ。一人暮らしってこういうときはよくないわ。やっぱり人の気配がしないと、自分は一人で寝てても他の部屋に谁かがいて起きて何かしてるって感覚が大切なのょ。それってなんとなく微笑ましいでしょ。谁でもいいから近くにいたほうが――」
                                 [就放心吧。一个人生活的话就这种时候不好,果然屋里没别人时,即使自己睡也要注意其它人在做什么,那总会使人欣慰吧。在附近谁都可以——]


                            122楼2010-05-07 14:24
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                              P10
                                ハルヒのもっともなセリフに俺は背を向けた。闻いていたかったが、今はそんな気分ではなかった。头ではなく身体が动く。
                                  我转过身春日还在喋喋不休地发表高见。听听也行,但如今没那个心情。头还没转过来身体就不由自主地先动了。
                                「キョン、どこに、」
                                  [阿虚,去哪?]
                                寝室をダッシュで出た俺はさらに加速して玄関からも跳ねて出た。一阶に下りていたェレベータを待つ気にならず。阶段を駆け下りる。エントランスを抜けて、マンションから跃り出た俺は、ただひたすらに走り出した、
                                  短跑般冲出卧室后,我又加速般地跳出玄关。没等楼下的电梯上来,我就直接从楼梯冲了下去,而且从公寓入口闯了出去。从公寓里出来的我一个劲儿地跑着。
                                この时间、九曜がどこにいるのかは知らん。しかしあいつは光阳园女子の制服を着ていた。长门が北高に通っているように。あいつも真面目に登校しているんだとしたら、そこにいるかもしれない。警察备员がどんな制止をしようがかまわん。ホップステップジャンプで何とかする。职员室に駆け込んで讯いても名簿に住所が载っているかどうかも解らん。それはそれで何とかしてやろうじやないか。
                                  这个时候还不知道九曜会在哪。但她穿着光阳园女子学校的制服。长门一向按时去北高(上学),那家伙(指九曜)如果也每天认真准时去的话,应该就在学校里。不管警备员怎么阻止,三段跳什么的(应该是指翻墙)可以试试吧。不知道跑到职员室里能不能问到她家住址之类的信息。先去做做看吧。
                                  
                                ともかく、じっとしていることだけは俺の身体が许さなかった。
                                  不管怎么说,我的身体决不允许我再沉默了。
                                  
                                女神から与えられた羽根を持つ靴を履いたのごとき足どりが缓やかになったのは、うすのろな心肺机能しか持たない俺の息が切れてきたからに他ならず、そこはちょうど踏切の前だった。
                                  仿佛穿着女神赐予的飞行靴的步伐却慢慢停下的原因,在于很糟糕的心肺功能已经快让我接不上气了,那里正好是在铁路口前面。
                                一年近く前。ちょうどこの辺りで、俺はハルヒから长々とした独白を闻いた。
                                  大概一年前,差不多也是在这里,我从春日那里听到过一段很长的独白。
                                呼吸を整えるべく、俺はしばらく深呼吸に没头し、何気なく线路の向こうに视线をやって、そこで‐と子足が固まる。
                                  为了调整呼吸,我做了几次深呼吸;随意地朝铁道对面看了看,接着手和腿都僵住了。
                                周防九曜。
                                  周防九曜。
                                长门と俺の外なる敌が、踏切をまたいだ対面に立っていた。最初からそこにいたように。
                                  长门和我的敌人,在铁道口对面和我对峙着,好像最初就在那里等着似的。
                               「----------- 」
                                黒い制服、幅広で长い髪。そして异次元レベルの无表情。
                                  黑色的制服,宽大飘逸的长发,还有异次元级别的面无表情。
                                遮断机の警告灯が点灭を开始する。同时に电车の接近を告げる钟の音が被さり。ものぐさそうにバーが下りてきた。
                                  铁道闸口的警告灯开始闪耀。同时预告电车即将接近的声音也响了起来,像懒汉般的栏杆降了下来。
                                なぜ、ここにいる。まるで…………俺を待っていたみたいじゃないか………。
                                  为什么他在这里。就好像……在等着我似的。
                                九曜は动かない。俺と踏切の幅ぶんの距离感を保ち続け、足に根が生えたように立つ姿はダンボールでできた手制のロボットよりも人间味がなく见えた。
                                  九曜纹丝不动,我和她保持着铁道的宽度的距离。(她)脚底像生出根须一般僵直的站立着,相比于这姿态,还是瓦纸板做的机器人更有人的感觉。
                              (第10页未完)


                              142楼2010-05-09 08:09
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