特撮ドラマ「ウルトラマン」の新作テレビシリーズ「ウルトラマンアーク」が7月6日にテレビ東京系6局ネットで放送開始。戸塚有輝が主演を務めることがわかった。
舞台は世界各地で怪獣が同時に出現した「K-DAY」と呼ばれる事件以降、怪獣災害が日常化した日本。
新人俳優である戸塚が演じるのは、怪獣災害の発生・甚大化を防ぐため、地域に密着して科学調査や避難誘導を行う怪獣防災科学調査所(SKIP)の星元市分所に入所した新米調査員・飛世ユウマ(ひぜゆうま)だ。
幼少期に「K-DAY」で出現した宇宙獣・モノゲロスによる怪獣災害から、奇跡的に無傷で生還したことで怪獣生物学を志すようになり、SKIPへ入所する。優しくまっすぐな性格で、人のためなら周りがヒヤヒヤするほど後先を考えずに行動に出る23歳だ。
SKIPは、市内の獅子尾山に16年前からそびえ立つ「モノホーン」と名付けられたモノゲロスの角を調査していた。
そんな中、星元市に大規模な怪獣災害が発生。
目の前にいる絶体絶命の人たちを守りたいという想いが湧き出すユウマの脳裏には、幼い頃に見た光の使者ルティオンが語りかける。
そして神秘の光が彼の身体を包み込むことで、未来を守る光の巨人・ウルトラマンアークに変身するのだった。
ウルトラマンアークは、ユウマが持つ想像の力が解き放たれることで、はるか彼方の銀河系からやって来たルティオンと一体化し登場するもの。光の使者の力を宿した「アークキューブ」と言う六面体を、神秘の変身アイテム「アークアライザー」にはめ込むことで変身できる。必殺技は両手をクロスして放つ“アークファイナライズ”。
メイン監督は「ウルトラマンX」以降、ニュージェネレーションウルトラマンシリーズに長らく監督として参加した辻本貴則が務める。
シリーズ構成およびメイン脚本を担当するのは、前作「ウルトラマンブレーザー」まで辻本とタッグを組んできた継田淳だ。
戸塚は「幼少期、怪獣やウルトラマンのフィギュアで遊んでいた頃の私にとって、地球とか宇宙は頭の中のイメージにだけ存在していました。
そして、そのイメージが全てでした。
今再びそのイメージの世界に入れることは純粋に嬉しく、毎日が刺激的で、本当に夢のようです」とコメントし、辻本は「本作のテーマは『想像するチカラ』。
相手を思いやる想像力、夢を思い描く想像力、ヒーローになりたいと願う想像力......この作品で『想像するチカラ』が持っているパワーや素晴らしさをぜひ感じ取っていただきたい」と呼びかけている。