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【AI烤润】98.【帕特里夏·金德雷德】可怕的国家

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IP属地:辽宁1楼2024-11-11 22:18回复
    98.【帕特里夏·金德雷德】可怕的国家
    「……真是个傻瓜」
    看到与爱德华的战斗中耗尽力气的布雷夫家三男,被贝利尔轻而易举地击败的情景,我不禁用手捂住额头。
    即使胸口中箭也面不改色,就算只剩下头颅却依然露出狂怒的表情想要死死咬住对手,真让人难以相信他是勇者的血脉。
    考虑到他曾在学园中一路阻碍着我的阴谋,我已经下定决心不该再轻易靠近这样的对手……
    如果他没有游戏知识,可能不过就只是头猪吧?
    “哈,居然被那种家伙妨碍了这么久。”
    感到无奈的叹了口气。
    明明记忆里有现代生活的经历,为什么还能如此毫不留情地杀戮同类呢。
    勇者领,曾被称为遗弃之地的地方。
    与我身处的大陆公国有着深厚的历史恩怨,长久以来一直在进行小规模的冲突。
    难道这就是原因吗?
    经过如此漫长的战争之后,人的本质真的会发生如此大的变化吗?
    然而,这名男子现在却是首与身体分离的状态。
    “这完全不能算作故事里的勇者啊……”
    如果这家伙一直以来都是这种精神状态,那他被称为遗弃之地的猴子也不奇怪,我在心中暗想到。
    如果他是勇者,那任何杀人狂都可以成为的勇者。
    “目的是什么来着?”
    恶魔手中握着轻易死去的勇者的头颅,然后将他和刚刚死去的爱德华的尸体一同夹在腋下,从空中降落到我面前的观众席。
    连续发生这种恐怖的杀人到如此地步,真让人怀疑这是否是某种诅咒。
    “首先,把你那肮脏的手从那具尸体上拿开。”
    尽管我只是想让他回答问题,但还是以命令的口吻说了出来。
    “没办法。这是我要带走的东西。”
    这个恶魔从杰拉西斯刚出生时就寄生在他身上,是伊格奈特家族的禁忌存在。
    因此,我对他有所了解。
    幼时,我从苦苦扭动的杰拉西斯身上将贝利尔剥离掉,没有了宿主的恶魔是不可能肚子留存在现世的,我以为再也不会见到那家伙了。
    “我不会忘记你将我从幼儿的身躯上解放的恩情。”
    “解放?我只认为是被骗而已。”
    贝利尔歪着头,把勇者的头丢给我。
    “这个不用了,已经沾上唾液了,我讨厌这个气味。”
    虽说不想要这个傻瓜的头颅,但为了避免之后造成各种困扰,还是先收下了。
    “……那么,你的目的是什么?”
    “补充。抬头看看,上面已经没有了。守护屏障。”
    “那种事我一眼就看出来了。”
    我尚未对任何障壁采取行动。
    因为公国方面的部队需要经过侯爵家势力控制的领地才能到达这里,还需要一些时间。
    然而,原本应该持续的障壁却突然消失了。
    “到彻底消失还要很久呢。这是他说的。”
    在过去的对话中,那个勇者曾告诉过我。
    虽然他不是那种会随便泄露真相的人,但与腐败的贵族不同,他并不会撒谎。
    换句话说,守护障壁需要借除我以外的某人之手来破坏掉。
    现在这里能够变更守护障壁控制权的东西只有我手里用于杰拉西斯路线的圣具以及被这个傻瓜夺走的用于爱德华路线的圣具。
    “如果你想对她……对玛丽安娜做些什么的话,我可不会放过你哦。”
    “问题真多。首先是关于目的的回答,你通过大陆公国对这个国家的阴谋已经被我知道得一清二楚。”
    “嘛,那是当然。”
    侯爵两家操控的那个奇怪名字的组织的成员跟拥有权利的艾瑟尔达姆王家结下了血约。
    我知道消息早已泄露,侯爵两家虽然对此半信半疑,却也有自己的考量。
    不过,这并不重要。
    只要能够访问守护障壁,那便无所谓。
    无论牵涉到谁,大家都是有利可图的,我也能自由行动。
    唯一让我担心的,就是这个拥有圣具的傻瓜。我已经去提醒过他不要做多余的事,其他的圣具我也在夏天全部完成了回收并丢到了公国的海里。
    因此那该死的障壁消失后是无法再恢复的。
    我忍受整条路线的那种逆后宫,正是因为这个原因。
    这样一来就能回避玛丽安娜注定走向死亡的命运。
    “小姑娘,你以为一个人就能改变一个国家吗?”
    贝利尔继续说道。
    “艾瑟尔达姆家就是为了防止这种事发生,才将我召唤去伊格奈特家。”
    “哦,是吗?不吸取教训再次召唤你,看来那个家族似乎注定不会拥有一个好的结局。”
    “你这话说的真难听。明明之前是靠着别睁一只眼闭一只眼所以才尝足了甜头,这种好事以后可就没有了。”
    (※这句话原文「人聞きの悪い。今まで目を瞑ってもらえてたのだから、十分に甘い汁を啜ったようなものだ。もういらないだろ、残りの人生」,我的翻译器们又给出了截然不同的答案,我总结了一下大概是这个意思,恶魔可能是在说叛乱的两个公爵家之前受到王族的恩惠,现在举起反旗马上就要没有好果汁吃了)
    从字面上看,似乎是全灭了。
    大概近期就会全灭。
    “贝利尔,如果你的目的中包含与障壁有关的事情,就请老老实实地回答。”
    “王家早就知道那道障壁维持不久了。但直到勇者家的血脉和一个假冒圣女到来之后,才会这么急于行动。”
    贝利尔轻飘飘地浮现出来。
    “他们的使命是维持障壁。所以那些蠢货居然想到让我来帮助他们,真是罪孽深重啊。不过约定就是约定。”
    贝利尔的嘴角挂起嘲讽的弧度,轻声笑了起来。
    “如果献祭那位小姐一个人就能救下数百万条命,她肯定会心甘情愿的去死的。人类真的是一种有趣的存在。”
    “等一下。爱德华的尸体不是必要的吧。”
    “你应该也看到那场战斗了,这家伙可是特别的。他具有重新制造障壁的潜能,称之为贤者的器量也未尝不可。”
    “你以为我会放过你?如果妨碍我的道路,我可是会让你消失的。”
    “该说这句话的是我,不过遗憾的是我没有办法杀了你。精灵这种存在确实麻烦。他们与我们一样拥有纯粹而浓厚的魔素,但是却只被允许存在于这个世界。”
    很明显,贝利尔无法杀死我。
    但同样,我也没有什么明确的手段可以杀掉他。
    这就是现状。
    “灵魂的流转、操控命运,如此了不起的事情究竟付出了多少牺牲啊……哈哈,虽然很愚蠢,但我并不讨厌。”
    说完这些,贝利尔便带着爱德华的尸体消失了。
    “……真是麻烦事不断啊!真是该死!”
    我抓起布雷夫的头发,给了他几巴掌。
    都是这个傻瓜惹的祸。
    在这个场合里,自顾自的真的打了起来,真的杀了爱德华,现在勇者的血脉又算是什么呢?
    “好吧,先考虑复活的事情。虽然状况不太好,但他似乎用障壁防止了出血并保持着血液循环,真是虫子般的生命力。”
    这个家伙的战力是可以利用的。
    甚至有可能变成能斩杀贝利尔的剑。
    眼下,他肯定会同意保护玛丽安娜,所以复活他也不会有坏处。
    “真是彻底依赖恶魔的王国。”
    我一边看着失去障壁的天空,深叹了口气。
    成为这么一个国家的祭品的古代的圣女究竟是以怎样的心情成为障壁的呢?
    被强迫的感觉倒也是相当不错。
    从贝利尔的话来看,爱德华像是古代贤者的转世?
    “真是恶心的执念啊?”
    无论古今中外,想要束缚他人的人都是不受欢迎的。
    要说的话,他更接近于牛郎织女的故事?
    有罗曼蒂克情节的病态男真是太麻烦了,任谁都不想让他做男朋友吧?
    “真是该死,该死,该死!”
    我越是扇他巴掌,障壁的厚度却越是增加。
    这家伙连细胞层面都被深深的写入了魔法刻印。
    说不定不止是虫子,而是像平面虫那样。
    “想从这种状态恢复的话,就必须要接吻了,真让人心烦。”
    嘛,毕竟这家伙都和艾丽西亚在同一个屋檐下生活那么久了,接个吻什么的,也没什么大不了的吧。


    IP属地:辽宁3楼2024-11-11 22:22
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      98.【パトリシア・キンドレッド】気色悪い国
      「……ほんとバカ」
       エドワードとの戦いで消耗しきったブレイブ家の三男が、あっさりベリアルに敗れてしまった光景を前に、思わず額を抑える。
       胸を貫かれても平気な顔をして、首だけになってもとんでもない形相で相手に喰らいつく姿は、勇者の血筋とはとても思えない光景だった。
       学園での企みに関して色々と邪魔をしてくれた手前、もうこれ以上迂闊に近寄るべきではない相手だと思っていたのだが……。
       ゲームの知識がない状況では、ただの猪ね?
      「はあ、そんな奴に今まで邪魔をされていたなんてね」
       拍子抜け過ぎて溜息が出てくる。
       現代を生きた記憶が存在していて、どうしてここまで容赦なく同じ人間を殺すことができるのだろうか。
       ブレイブ領、捨て地と呼ばれる土地。
       私が身を置くコンティネント公国との因縁も深く、長きに渡ってずっと小競り合いを続けてきた領地だった。
       だからだろうか?
       長きにわたって繰り広げられた戦争は、こうも人の在り方を変えてしまうものなのだろうか?
       しかしながら、首と身体が離れ離れになってしまったこの男。
      「とてもじゃないけど、物語の勇者とは思えないわね……」
       捨て地の猿と言われても仕方がないのは、こういったタガが外れた精神性じゃないの、と心の中で思った。
       これが勇者ならば、殺人鬼は誰だって勇者よ。
      「何が目的か、だったな?」
       あっけなく死んだブレイブの首を片手に、そんなブレイブが本当に殺してしまったエドワードの死体を逆側の小脇に抱えたベリアルが、上空から観客席にいる私の前まで降りてくる。
       死の連鎖もここまで来れば、何かの呪いなんじゃないかと疑ってしまうレベルだった。
      「まず汚らわしい手で掴んだその死体を降ろしなさい」
       質問に答えるのは一つだけど言われたので、命令形で話す。
      「無理だ。これは貰っていく」
       この悪魔は、生まれたばかりのジェラシスに強制的に憑りつかされていた悪魔であり、イグナイト家の禁忌とも言っていい存在だった。
       だから、面識があった。
       幼少期、苦しみもがくジェラシスからベリアルを剥がしたのは私で、依り代が居なければ悪魔は現世に留まれないから二度と会うことはないと思っていたのである。
      「幼児の身体から解放してあげた恩を忘れたとは言わせない」
      「解放? 騙されたとしか思ってないが」
       ベリアルは首を傾げながらブレイブの首を私に投げ渡した。
      「これはいらん。もう唾が付いてる。嫌いな匂いだ」
       バカの首なんていらないけど、死んだままだと色々と今後に差し支えかねないから今は受け取っておく。
      「……で、何が目的?」
      「補充だ。上を見ろ、無くなってしまっている。守護障壁が」
      「そんなの見ればわかるから」
       私はまだ何も障壁に手を下してはいない。
       公国側の戦力が侯爵家の息のかかった領地を経由してここまで来るのにはもう少し時間がかかってしまうからだった。
       それなのに唐突に消滅してしまった障壁。
      「消滅するまではまだまだ掛かる。それはアンタが言ったこと」
       過去に対話した時、教えてもらっていた。
       本当のことをベラベラと話すような奴ではないが、腐った貴族と違って嘘を言うことはない。
       つまり、私ではない誰かの手によって守護障壁は消滅させられたということになる。
       この場において権限の書き換えができる代物は、私の持つジェラシスルート用の聖具もしくは、この生首バカにかすめ取られたエドワードルート用の聖具のみ。
      「……彼女に、マリアナに何かしたら許さないわよ?」
      「質問が多い。目的の回答だが、貴様がコンティネント公国を通じて、この国に良からぬことを企てていたことは筒抜けだぞ」
      「ま、そりゃそうよね」
       侯爵両家が動かしてた裏のへんてこな名前の組織は、権利を持つエーテルダム王家と血約を結んだ奴ら。
       筒抜けなのはわかっていたし、侯爵両家が半信半疑で担ぎ上げているのにも裏があるとは思っていた。
       それでも別にどうでもよかった。
       守護障壁にアクセスできるのならば、どうでもよかったのである。
       関わる連中、誰に対してもメリットが存在し、私は自由に動けた。
       唯一、懸念材料だった聖具を持つ生首バカにも変なことはするなと釘を刺しに行ったし、他の聖具は夏に全て回収して公国の海に捨てたのだから。
       あのクソみたいな障壁はそれで無くなり、無くなったまま戻すことはできなくなる。
       全ルート進めてクソみたいな逆ハーレムに耐えていたのはそれが理由。
       これでマリアナが将来死にゆく未来は訪れない。
      「小娘一人で一国がどうにかなると思ったのか?」
       ベリアルは続ける。
      「エーテルダムは阻止するべくイグナイト家に私を呼び出させた」
      「あっそ、懲りずにアンタをまた呼び出すなんて、あの一家は碌な運命を辿りそうもないわね」
      「人聞きの悪い。今まで目を瞑ってもらえてたのだから、十分に甘い汁を啜ったようなものだ。もういらないだろ、残りの人生」
       言葉的には、全滅したか。
       近い内に全滅か。
      「ベリアル、目的の中に障壁も件も含まれているのならば答えなさい」
      「あの障壁がもう長くないことなんて王家はわかっていた。勇者の血筋の到来と聖女を騙る存在の到来、だから早まっただけだ」
       ふわっと浮かび上がるベリアル。
      「彼らの使命は障壁の維持。愚かにも私にその手伝いをさせるのだから罪深い。しかし、約束は約束だ」
       ベリアルは状況を嘲笑うようにしてくつくつと笑う。
      「あの小娘一人で百万人単位の命が救われるのなら本望だろう。人とは本当に、面白い存在だ」
      「待ちなさい。エドワードの死体は必要ないはずよ」
      「あの戦いを見てわかっただろう、こいつは特別だ。障壁を新たに作り直すだけの資質を秘めている。賢者の器とでも言えば良いのか」
      「逃がすと思ってる? アンタ、私の道を邪魔するのならば消すわよ」
      「こちらのセリフだが、あいにく私に貴様を殺す手立てが無いのが残念だ。厄介だな精霊という存在も。私たちと同じ純然たる濃密な魔素を持ちながらあいつらだけ世界に存在することを許される」
       ベリアルに私は殺せないのは確かだった。
       しかし同時に、私も彼を殺す確かな手段を持ち合わせてはいない。
       それが現状。
      「魂のうつろい、様々な運命を操るなんて大層なことにどれだけの犠牲を払ったのか……ククク、愚かだが私は嫌いじゃない」
       それだけ言い残してベリアルはエドワードの死体を持って消えてしまった。
      「……まったく、クソ面倒なことになったってコト? クソクソクソ」
       とりあえずブレイブの髪を掴み上げて頬を往復ビンタしておく。
       このバカのせい。
       この場で本気で殺し合って、本当にエドワードを殺して、どこが勇者の血筋なのか。
      「まっ、とりあえず蘇生ね。薄いけど障壁が出血を防いで循環させてるみたいだから、ほんっとゴキブリみたいな生命力」
       こいつの戦力は使える。
       ベリアルをも斬れる剣になる可能性を秘めていた。
       現状マリアナを守ることには同意するだろうから、蘇生しておいても損はないだろう。
      「ほんと、とことん悪魔に頼り切った王国」
       障壁の無くなった空を見ながらそう息つく。
       こんな国の人柱だなんて、古の聖女はどんな気持ちで障壁になったのかしら?
       無理やりなのが良い線よ。
       ベリアルの言葉から察するに、エドワードは古の賢者の生まれ変わりみたいな感じ?
      「気色悪い執着心ね?」
       古今東西、束縛男は嫌われるもの。
       どちらかと言えば、彦星と織姫に近いのかしら?
       ロマンスなメンヘラ男子は厄介過ぎて彼氏にもしたくないランキングナンバーワンじゃない?
      「クソクソクソ!」
       往復ビンタをすればするほど、どういうわけか障壁が厚さを増していた。
       もはや細胞レベルで刻まれている。
       ゴキブリじゃなくてプラナリアといっても過言じゃない。
      「この状態から戻すにはキスするしかないのが、釈然としないけど」
       ま、あれだけアリシアと一つ屋根の下で過ごしてるならば、別にキスの一つや二つ、どうってことないでしょう。


      IP属地:辽宁4楼2024-11-11 22:24
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