「あなた」に会えたから・・・「わたし」になれた。
これは心理学でいう「関系性」を意図したセリフです。
今の时代、まわりを见廻せば・・・インターネットで悪口を书かれればカッとなったり、仲间がいれば自杀でもしかねない。「大切な自分」がまったく见受けられない「根无し草」のような事件が起きることが惊きに感じなくなっています。
こんな时代だからこそ、子供たちには「大切な本当の自分(自我)」を発见させてあげる手助けが必要なのではないでしょうか。
「あなた(他者)と出会って私(自我)を见つける」お手伝い・・・。
この物语の主人公・砂沙美(ささみ)はそんなお手伝いをしてくれる「素敌な友达」として、TVの前の子供たち、そして「砂沙美」を応援してくれる多くのファンのみなさんにお届けします。
砂沙美は「天地无用!」という作品ではじめて世の中に登场しています。树雷星の第2皇女という设定ですが、お料理上手で明るいキャラクターの砂沙美。そして、その魅力は多くの人に支持されてきました。
今回の「砂沙美」は、この天地无用!という作品から飞び出して、新たなキャラクターとして生まれ変わった「小学校5年生」の岩仓砂沙美の物语です。
バック・ストーリー
この世界には『魔女』と呼ばれる者达が、自らの力を隠して暮らしています。彼女达は独自のパイプを持ち、たまに集会を开いたり、お茶を饮んだり花见をしたり。地球の声を闻き、自然の思いを知る彼女达は、自分达が人とどう共存していけばいいか・・・・つねに话し合い、协力しあって生きてきました。
魔女が人间として生きた长い年月。今では、魔女の子孙达のほとんどが魔法の力を持たなくなりました。魔女の多くは、それを喜びました。人间社会で『特异』な力や际立った『个性』を持つことが、どんな结果を招くかを知っているからです。しかし・・・平和な日々は、ある事件から歪み始めました。
魔女达の圣地と呼ばれる场所には、あるモノがあります。そこに満ちた瘴気は、魔女达の秘められた力を増幅させると言われています。いにしえの魔女达は、人间社会で暮らすのに、无用な力(魔法)など足枷にしかならないと判断。厳重にあるモノに封印を施していたのですが・・・それが、何者かに解かれてしまったのです!この瘴気は世界各地に広がっていき、魔女の遗伝子を持つ子供达の力を、一斉に目覚めさせてしまいました・・・・!
最高干部と呼ばれる魔女达は、各地の小学校に特使を派遣することを决定します。今まで、魔法に触れたことすらない子供达。彼女らに人间社会で生きる术と、自卫のための魔法を教えねばならないと、世界各地から子供达が集められます。魔女の遗伝子を持つ子供达は、こう呼ばれました。次世代の魔女・・・魔法少女と。