2006年はアジア圏での活跃が目覚ましかったw-inds.の3人。そんな海外での活动を通し、より成长した姿を诘め込んだアルバムが完成した。その名も『Journey』。サウンドや歌词にもちょっぴり大人颜をのぞかせて、等身大のw-inds.が感じられる意欲作についてタップリ语ってもらった。
――タイトルは『Journey』ですね。収录曲にも同じタイトルの曲があるけれど、この2つは関系あるの?
【凉平】 実は别々なんだよね。
【庆太】 関系ないんです。去年はデビュー5周年ということで、感谢の気持ちを込めて『THANKS』(=ありがとう)というアルバムを作ったんですよ。5周年ありがとうと言ってしまったので、また新たな旅立ちというか、スタートを切りたいなと思ったんです。初心に戻った感覚もあるので『Journey』という言叶がピッタリだなぁと。
【龙一】 次なるステップという意味でもね。去年は韩国や台湾などで活动することも多かったんですけど、また今年はさらなる旅立ちができればいいなぁと。この6枚目のアルバムをきっかけにね。そんな思いを込めた『Journey』なんですよ。
【庆太】 「THIS IS OUR SHOW」や「Top Secret」なんかでは、また新たなw-inds.も见せていますしね。
――确かにそうだよね。15曲もあるけど、みんなのお気に入りは?
【庆太】 仆は「Crazy for you」。好きすぎてレコーディングがあっという间に终わっちゃった。3人の魅力がわかる曲ですね。
【龙一】 仆は「メッセージ」かな。仆らを作ってくれたと言っても过言ではない作曲家さん(叶山拓亮)の曲だったので、みんなにも驯染みのあるような雰囲気じゃないかなぁ。仆らのはじまりに携わってくれた人が、旅立ちのアルバムに曲を书いてくれたことも嬉しい。
【凉平】 仆は「Milky Way」なんですけど、仆自身は2回目のサビから参加なんですよ。すごくいい曲だなぁと思ったのに、自分の参加する场所はすごく少ない(笑)。でも自分がそんなに参加してなくてもオススメしたいくらいのいい曲なんですよ。思いのすべてを自分の部分に込めました。
――今回のアルバムは全体的にカッコいいw-inds.という感じの作品だよね。
【凉平】 うん。カッコいいと思います。
【龙一】 サウンド的にも、ライブを意识した楽曲が増えたと思います。
【凉平】 歌词では结构ディープなことを歌っていたりするんですけどね。
【庆太】 でもそういうのもチャレンジしたっていう感じだよね。
【龙一】 うん。それは表现者として、今だからできるチャレンジかなぁと思います。待ってたぞ、っていうようなものができた。
――旅立ちでもあるけど、等身大が出せた?
【龙一】 そう。だからリスナーがこれを聴いてどう思うのか、期待と不安でいっぱい。でもね、胸がキュンとなるような部分がどの曲にも入っていると思うんですよ。
【凉平】 ダンスが映える楽曲は、今までも歌ってきたけれど、今回はかなりやったなって感じがします。このアルバムのツアーをやるのが今から楽しみです。
(文:大桥美贵子)