概要
オリコン・週間アルバムチャートでは初動221万枚の記録を樹立し、累計売上400万枚を突破する大ヒットとなった。この記録は2000年当時において、宇多田ヒカルの『First Love』の202万枚を抜き、ファーストアルバムの初動売上最高記録であり、2017年現在でもその記録は破られていない。その後2週連続1位を獲得し、9週間TOP10入りを果たした。同年のオリコン年間アルバムチャートにおいても1位を記録。自身最高のセールスとなっている。また宇多田ヒカル以来となる、デビューシングル、デビューアルバム両方のミリオンセラーとなった。
ジャケット写真は16歳当時のものでモノクロ、スタイリストがついていないためノーメイクでの撮影となっている。
アルバム発売に先駆けて、通常では『COUNT DOWN TV』などの音楽専門番組でしか放送されないアルバム全曲紹介の映像が、当時の『めざましテレビ』の「メディア見たもん勝ち」のコーナーで6:30台、7:30台に共に放送されるなどの宣伝体制が敷かれた。特定アーティストの作品の全曲紹介映像が音楽番組以外で取り上げられたのは、日本放送史上初の例である。また、2000年7月1日放送の『COUNT DOWN TV』に出演し、当アルバムの全曲紹介の映像を紹介した。これが倉木麻衣初の音楽番組出演となった。
オフィシャルピアノ&ボーカルスコア『delicious way』が同時発売となった。
記録
2000年オリコン年間チャート1位
歴代アルバム売り上げ9位
歴代デビューアルバム売り上げ3位
デビューアルバムでの初動売り上げ歴代1位
収録曲
Delicious Way – 3:49
作詞:倉木麻衣、作曲:大野愛果、編曲:Cybersound
アルバム表題曲。リード曲としてTVスポットでも単独であるいは数曲の一部として放送された。
Love, Day After Tomorrow – 4:01
作詞:倉木麻衣、作曲:大野愛果、編曲:Cybersound
1stシングル。歌詞は「今日はダメでも、今度君に逢うときは、きちんと伝えられる自分でいたい」というテーマで作成された。
Secret of my heart – 4:23
作詞:倉木麻衣、作曲:大野愛果、編曲:Cybersound
3rdシングル。読売テレビ・日本テレビ系アニメ『名探偵コナン』エンディングテーマ。デビュー当時、自分が倉木麻衣であることを友人に打ち明けられずにいた時のことを歌った曲。
Stepping ∞ Out – 4:37
作詞:倉木麻衣、作・編曲:Yoko B. Stone
後に作曲者のYoko B. Stoneがセルフカバーをしている。
Baby Tonight 〜You & Me〜 – 4:00
作詞:倉木麻衣・M. Africk、作曲:Yoko B. Stone・笠原智緒、編曲:Yoko B. Stone
Can't get enough 〜gimme your love〜 – 3:41
作詞:倉木麻衣・Yoko B. Stone、作曲:Yoko B. Stone、編曲:Cybersound
NEVER GONNA GIVE YOU UP – 3:58
作詞:倉木麻衣・M. Africk、作曲:M. Africk・M. Pessoa・Perry Geyer、編曲:Cybersound
4thシングル。Michael Africkと初のラップを披露。
Stay by my side – 4:25
作詞:倉木麻衣、作曲:大野愛果、編曲:Cybersound
2ndシングル。倉木が自身の楽曲の中で最も気に入っていると話している。
Everything's All Right – 4:06
作詞:倉木麻衣、作曲:北浦正尚、編曲:Cybersound
1stシングル「Love, Day After Tomorrow」のカップリング曲。
happy days – 4:17
作詞:倉木麻衣、作曲:大野愛果、編曲:Cybersound
離れ離れになる友人を想って歌われた一曲。元々のタイトルは「memories」であった[1]。
君との時間 – 4:16
作詞:倉木麻衣、作曲:笠原智緒、編曲:Cybersound