Gackt 対谈 vol.1
07年に放送されたNHK大河ドラマ『风林火山』の出演をきっかけに、今年初头、Gacktさんが制作したドキュメンタリーDVD『天翔ける龙の如く』で横内 正さんがナレーションを务め、お互いを「素敌すぎ」と賛辞しあう仲。今回はナレーションの収录以来、1年ぶりの再会を果たした2人。日本の武士道に精通、近づかんと穷める男たちが语った、男の美学、女性観とは…。
横内 昨年はずいぶん长く海外に行かれていたそうですね。
Gackt はい、长年の梦だった、ハリウッドから映画出演(09年公开予定『BUNRAKU』)のオファーがありまして、4月から7月までの间にファンクラブ旅行でフランス、カレンダー撮影でモロッコ、映画の撮影でルーマニア、と地狱のようなスケジュールと现场を経験してまいりました(笑)。
横内 それに、全国ツアーに、アルバムのレコーディングとお忙しいのでしょう。
Gackt そうですね、ツアー初日の本番前に、仆自身の歌のリハが一度もできないほど何もかも间に合わないなかで、全精力を尽くして制作に当たりました。正直、疲労がピークで热も下がらない中で毎日点滴を打ちながらやっている状态だったので。でも、なんか楽しいですよ、ギリギリの中で成し遂げることって。仆は自分のステージを“VISUALIVE(ビジュアライブ)”と呼んでいますけど、映像と舞台、そして音楽を融合しているものなので、観る方も面白いと思います。
横内 あなたは、何事もストイックに取り组まれるからな。
Gackt 人に感动を届けるということはどういうことなのか。それは『风林火山』の収录中も、その本质を见失うまいとつねに思っていました。后悔したくないし、男としてカッコ良くありたい。仆の信条で『微笑んで死ねたらそれでいい』と思っていて、少なくとも、死ぬとき笑って死にたいという想いがすごく强いんですよ。死の间际に、「あんなことやっとけば・・・」なんて言うのは男として无様。そういう意味でも、仆は绪形拳さんみたいに、死すらもクライマックスとして迎えられるような生き方を、仆も全うしたいと改めて思いました。つねに、自分がこの世に送り出すものは、世界でナンバーワンのもの、世界でオンリーワンのものを作っているという自负はあります。
本志 恩师のように慕われていた绪形拳さんへの思いもたくさんおありかと思いますが、大河に出られる前から绪形さんに関心があったのですか?
Gackt それまで直接交流もありませんでしたし、军师役が绪形さんに决まる前までは清水吉政役を演じられている横内さんをNHKのスタジオで拝见して、军师役には横内さんでお愿いします・・・ と言っていたんです。本当ですよ、この话(笑)。
横内 それは初めて闻きましたよ、光栄だなあ。でも、ひじょうに短い间であそこまで绪形拳さんの人柄にほれ込み、きちんとお付き合いができたのはあなたの集中力のすばらしさだと思いますよ。
Gackt 绪形拳という役者、仆の目にはひじょうに狂気的に映った反面、近寄って挨拶をしたときの优しいオーラ。この人は绝妙の不安定感の中で生きているんだなあと思いました。通し稽古中、急に空気が変わったことがあったんですが、いつの间にか绪形さんが立っていらしたんですよね。空気を一瞬にして変えられる役者に出会ったのは初めてでした。本読みをしていて、绪形さんが「このセリフおかしくないか?」って、纳得いかないみたいなことをポロッと言おうものなら、その场にいるスタッフも役者もみんな黙り込んでしまう。でも、仆一人、「绪形さん、この台词はこういうことだからだと仆は思うんですよ」と话すと、绪形さんが「あ、そうか」って。みんなは、“余计なこと言うな!”って颜をしてハラハラしてたみたいですけど(笑)。たしかに绪形さんは威圧的なオーラも持ってるけど、みんなが肿れ物に触るような接し方をしていたら良いものなんてできないと仆は思ったんです。
横内 その言叶はGacktさんにも言えるんじゃないですか(笑)。こうやって话していると、素颜はとてもチャーミングなのに。
GacKt アハハ、そうですか?(笑)
07年に放送されたNHK大河ドラマ『风林火山』の出演をきっかけに、今年初头、Gacktさんが制作したドキュメンタリーDVD『天翔ける龙の如く』で横内 正さんがナレーションを务め、お互いを「素敌すぎ」と賛辞しあう仲。今回はナレーションの収录以来、1年ぶりの再会を果たした2人。日本の武士道に精通、近づかんと穷める男たちが语った、男の美学、女性観とは…。
横内 昨年はずいぶん长く海外に行かれていたそうですね。
Gackt はい、长年の梦だった、ハリウッドから映画出演(09年公开予定『BUNRAKU』)のオファーがありまして、4月から7月までの间にファンクラブ旅行でフランス、カレンダー撮影でモロッコ、映画の撮影でルーマニア、と地狱のようなスケジュールと现场を経験してまいりました(笑)。
横内 それに、全国ツアーに、アルバムのレコーディングとお忙しいのでしょう。
Gackt そうですね、ツアー初日の本番前に、仆自身の歌のリハが一度もできないほど何もかも间に合わないなかで、全精力を尽くして制作に当たりました。正直、疲労がピークで热も下がらない中で毎日点滴を打ちながらやっている状态だったので。でも、なんか楽しいですよ、ギリギリの中で成し遂げることって。仆は自分のステージを“VISUALIVE(ビジュアライブ)”と呼んでいますけど、映像と舞台、そして音楽を融合しているものなので、観る方も面白いと思います。
横内 あなたは、何事もストイックに取り组まれるからな。
Gackt 人に感动を届けるということはどういうことなのか。それは『风林火山』の収录中も、その本质を见失うまいとつねに思っていました。后悔したくないし、男としてカッコ良くありたい。仆の信条で『微笑んで死ねたらそれでいい』と思っていて、少なくとも、死ぬとき笑って死にたいという想いがすごく强いんですよ。死の间际に、「あんなことやっとけば・・・」なんて言うのは男として无様。そういう意味でも、仆は绪形拳さんみたいに、死すらもクライマックスとして迎えられるような生き方を、仆も全うしたいと改めて思いました。つねに、自分がこの世に送り出すものは、世界でナンバーワンのもの、世界でオンリーワンのものを作っているという自负はあります。
本志 恩师のように慕われていた绪形拳さんへの思いもたくさんおありかと思いますが、大河に出られる前から绪形さんに関心があったのですか?
Gackt それまで直接交流もありませんでしたし、军师役が绪形さんに决まる前までは清水吉政役を演じられている横内さんをNHKのスタジオで拝见して、军师役には横内さんでお愿いします・・・ と言っていたんです。本当ですよ、この话(笑)。
横内 それは初めて闻きましたよ、光栄だなあ。でも、ひじょうに短い间であそこまで绪形拳さんの人柄にほれ込み、きちんとお付き合いができたのはあなたの集中力のすばらしさだと思いますよ。
Gackt 绪形拳という役者、仆の目にはひじょうに狂気的に映った反面、近寄って挨拶をしたときの优しいオーラ。この人は绝妙の不安定感の中で生きているんだなあと思いました。通し稽古中、急に空気が変わったことがあったんですが、いつの间にか绪形さんが立っていらしたんですよね。空気を一瞬にして変えられる役者に出会ったのは初めてでした。本読みをしていて、绪形さんが「このセリフおかしくないか?」って、纳得いかないみたいなことをポロッと言おうものなら、その场にいるスタッフも役者もみんな黙り込んでしまう。でも、仆一人、「绪形さん、この台词はこういうことだからだと仆は思うんですよ」と话すと、绪形さんが「あ、そうか」って。みんなは、“余计なこと言うな!”って颜をしてハラハラしてたみたいですけど(笑)。たしかに绪形さんは威圧的なオーラも持ってるけど、みんなが肿れ物に触るような接し方をしていたら良いものなんてできないと仆は思ったんです。
横内 その言叶はGacktさんにも言えるんじゃないですか(笑)。こうやって话していると、素颜はとてもチャーミングなのに。
GacKt アハハ、そうですか?(笑)
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