小栗旬:「踊る大捜査线3」に出演 “ニュータイプ”のキャリア役で青岛と共演
「踊る大捜査线3」で青岛刑事の年下官僚・鸟饲管理补佐官を演じる小栗旬さん。(C)2010 フジテレビジョン 俳优の小栗旬さん(27)が、织田裕二さん(42)が演じる青岛刑事が活跃する7年ぶりのシリーズ3作目「踊る大捜査线THE MOVIE3」(本広克行监督)に、新キャラクターのキャリア官僚・鸟饲诚一役で出演することが18日、明らかになった。
小栗さんが演じる鸟饲は警视庁捜査1课管理补佐官で、本庁と所辖署の调整役「サーバントリーダー」としての役割を担う。シリーズ初の青岛より年下のキャリアで、青岛が湾岸署の引っ越しを一任され、作业に精を出している最中に、次々と事件が発生。捜査会议で本庁と所辖の捜査员が対立し、一触即発の雰囲気になったとき、鸟饲が登场し、穏やかな颜つきとソフトな物言いで、「管理补佐官の鸟饲です。みなさんの気持ちを酌まず、不用意な発言をして申し訳ありません。本部长、署长と协议して决めました。近隣所辖署は捜査に参加。湾岸署刑事课は引っ越しが済み次第、合流。本庁と所辖の捜査员が“バディー”を组んで捜査。どうでしょう? これでよろしいですね?」とその场を収める。本性が読めないクールなキャラクターの鸟饲は捜査で青岛とたびたび行动をともにする。
「踊る大捜査线3」で织田裕二さん演じる青岛刑事(左)の年下官僚・鸟饲管理补佐官を演じる小栗旬さん。(C)2010フジテレビジョン 小栗さんは出演依頼を受け、「子供のころから见ていて长く続いている作品なので、とにかく世界観を壊さないようにしようと思いました」といい、撮影に入ると「めちゃくちゃ紧张しました。かなり歴史のある作品なので。しかも撮影初日が、织田さんと车の中で2人のシーンだったのでありえないくらい紧张しました」と振り返る。撮影现场は「独特の空気なんですけど、最初から现场の空気が出来上がっているので、すんなり入っていけました。そして织田さんが新しく入ってくる仆らにすごく気を使ってくれて、助かっています」という。鸟饲については「今までの强気な本庁の人たちとは违ったキャラクターで、年齢的にも若い。违ったアプローチの(官僚である)鸟饲を楽しんでもらえればと思います」と绍介、「楽しい作品なので、自分も楽しみながら参加させてもらえればと思います」と意気込んでいる。
亀山千広プロデューサーは「12年たって、初めて青岛より年下の官僚を登场させたい思いから始まった。これまでの出世や、ステータス、组织论とは违った意味合いの思惑を抱いた人间を描きたかった」と鸟饲を诞生させたいきさつを语った。小栗さんの起用については「おなじみのメンバーでの安心感は必要ですが、『今』を持ち込める、まさに『旬』な役者が入ることによって、レギュラー阵にも、スタッフにも、映画を见ていただくお客さまにも、いい刺激になると思います。新しいエリート年下官僚をスタイリッシュに描くには、小栗くんがでなくてはいけないと思いました。撮影した様子を见ても、立ち姿の美しさは思わずつい伤つけたくなるような感じを抱きました(笑い)」と绝賛し、「全く新しい、『ニュータイプ』のキャラクターを楽しんでいただきたい」と呼びかけている。
「踊る大捜査线」は97年1月に连続ドラマがスタートし、その后3本のスペシャルドラマが作られた。98年に1作目の映画「踊る大捜査线THE MOVIE」が公开され、03年公开の2作目「踊る大捜査线THE MOVIE2 レインボーブリッジを封锁せよ!」は1260万人を动员、兴行収入は173亿5000万円と邦画(実写映画)の最高记录を树立。05年にはスピンオフ作品「交渉人 真下正义」と「容疑者 室井慎次」も公开されている。
7年ぶりとなる今作は、青岛が强行犯系の系长に升进し、新湾岸署への引っ越しを一任されて大张り切り。开署式まであと3日に迫った引っ越しの真っ最中に湾岸署管内で八つの事件が発生する……という物语。7月3日に全国の东宝系で公开予定。【细田尚子】